第152話 「…………ぴらん♪」
俺がお願いすると、押しに弱いこの黒髪ツーサイドアップの女の子は、不承不承ながらも受け入れた。
はいチョロ~~~(笑)
上半身と下半身を隠すように腕をかざしているが、とても隠しきれるものではない。
俺は後ろに回り込み、エーデルワイスの周りをぐるぐるとまわる。
「へぇ~~~~~…………こんなの着ちゃったんだぁ…………どんな気持ちでこれ着たのかなぁ…………何に使うのか知ってるのかなぁ……エッチな子は知ってるよねぇ……ならわかって当然かなぁ…………エーデルのことはわかっちゃうよぉ……心も体もぜーんぶねぇ……」
「ゎ、わたし……わかんなぃもん……」
反射からかエーデルワイスは両手で口元を覆い、両目をぎゅっと瞑った。
それはつまり体を隠していた手が外され、無防備を晒したという事……
――――――チャンス…………!!!
「…………ぴらん♪」
「――――――やぁぁぁぁぁっっっっっ!?!?!?」
「むっひょひょひょー――――♡♡♡♡♡ フォフォフォフォフォー――――ウ!!!!! ウィッッッヒヒィィィィィー――――!!!!!」
その服の構造をよく見てみると、しっかり胸部の輪郭が見えるよう薄めの生地の素材が選ばれている。
アメスクで強調された脂肪の塊。
だが白ブラウスの生地がパンパンに張り詰める分だけ、上着越しにド派手な見せブラが透けるスペシャルクオリティとなっている。
いい出来だ。褒めて遣わそう。
そして観察を続けると、次のことが判明する。
その盛り上がった二つのエロ胸筋の陰になっていただけで、衣服の小ささから持ち上げられた南半球部分は露出されている。
ここに指を引っかけてペロン♡すると、すぐに出来上がり♡だ。
いや上も下も、もうしたんだけどねブヘヘ。
またこれはそのままにしていても、立派なパイ擦り穴としても使用できる。
使用者の性癖に合わせて対応することができ、効率よくチンイラ誘導ができるのだ。
一石二鳥どころではないな。
ふむ。やるじゃないか。
一連の研究を果たした俺だが、致死量の萌えを浴びて死にそうになった。
代償に脳ミソは爆散したかもしれない。
「えっち!? えっちち!? えっちえっち!!! えちちちちっっっ!!! えちぃっ!!! えっちっちぃー――――っっっっっ!!!!!!!!!!!」
「えっち以外にも……ぃい加減……ボキャブラリー増やしなさいっ…………!」
エーデルたんはイケないね♡
えっちっちすぎる♡
最高のぉ!!!!! 恍惚だぁ!!!!!!!!!!
床にぺたんと女の子座りするエーデルワイス。
半泣きで小さな手を、その体に巻き付けていた。
愉快を満喫した俺は、大きく鼻息で深呼吸する。
今日は存分に性的満足を得ることができた。
余は満足じゃ♡
「ハーーーーーッハッハッハッハッハァァァァァーーーーー!!!!! シャアッッッッッオラァッッッッッ!!!!!」
勝利宣言をして、高笑いする俺。
その背後からゆっくりと立ち上がり、エーデルワイスは店の奥へと消えた。
少しの間をおいて普段着に着替えたエーデルワイスはアメスクを手にして、俺にずいと向けてきた。
絶対に根に持っている。
無表情で俺に無言の意思を示したが、何を言いたいのかわからない。
「………………」
「………………?」
それは彼女に着させたものだが…………
俺が気づかなかったからか、放たれたこの婚約者の言葉を聞くと血の気が消えた。
失念していたのだ。
己の言い放った言葉を。
過ちを――――――――――
「――――――――――それじゃお兄ちゃんもこれ着てね? 約束なんでしょ」
「あぁぁぁぁぁぁぁあぁああぁぁぁぁそうだったぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁ」
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