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第1話 「俺、女学園を追放されるの巻」 (イラストあり)




 英雄戦勝を記念する祝宴。

 王国史上最大の英雄を称えるための盛大なパーティが、その夜に催されていた。

 燦然とその栄光が刻まれし俺ことアルタイル・アルコルは、多くの賛美を受けている。


 グラス同士が合わさる硬質な音よりも、この身を称える言葉は社交の場にて多く。

 神様チート転生の恩恵を、これ以上ないほどに受けていた。

 女も力も金も地位も名誉も手に入れ、人生の絶頂にあったのだ。




「英雄殿! 此度の戦勝、誠におめでとうございます! 英雄殿すら四肢断裂する程の、激戦であったとのこと。臣民として心より御礼申し上げます!」


「陛下もお喜びですぞ! 領地経営すら巧みにこなされるとは! 獣人どもの慰撫政策も大変ご評価されておられました。私どもは感服するばかりでございます!!!」


「いえ。私など若輩の身。今後とも皆様に学ばせて頂ければ幸いです」


 今回の戦争も激しい戦いであったが、有史にて他に類を見ないような俺の魔法スキルで勝利することができた。

 獣人との対立も段々と鳴りを潜めたし、喜んでくれてよかったぜ!

 景気もいいし、懸念だったあいつらたちとの共存もうまくいってるし万々歳だ!




「ご謙遜を! なんとご立派なことか! 英雄殿は貧民救済のみならず、叛徒が紛れ込んでいるだろう獣人まで慈悲をかけるとは、実に素晴らしきお方でございます!」


「英雄という過分な評価を賜り、模範とならねばと一心に邁進しただけのことです」


 謙虚に返答するが、自尊心は満たされる。

 偉大な人格者としても名高い俺は、様々な分野でも賞賛を受けるのだ。

 大貴族のお歴々ですら、俺は尋常でない数の貸しがあるのだから。





「幼少の身から学園にも通わず戦争に従事して、我らを守って頂き……叛徒に毒を盛られ生死の境を彷徨って尚、獣人慰撫政策に努められるとは、なんと偉大なるお方なのでしょうか!」


「全く同感です。先日は私の娘を治療して下さり、感謝に堪えません」


「それが臣民の義務でありますので、皆様に、そして人類に少しでも貢献できればと。お気になさらず。私も幼き日は、生きる望みすら断たれた病の数々に苦しんでおりました。その苦痛を思えば労苦など厭いません」


 赤ん坊のころから戦争に持病にテロに、いや前世からいじめに貧乏に虐待にと苦難の連続であった。

 散々の苦労ばかりしてきた人生であったが、ここでひとまず安息の時は訪れたのだ。


 だが邪知暴虐の輩は、牙を剥いたのであった。

 小人を放置すれば、自殺行為レベルの暴挙に出てしまうものなのだ。











「――――――――――アルタイル・アルコルさん! あなたは神聖な学園に女装して潜り込み、女生徒に不埒な真似をするという大罪を犯しました! あなたはこの学園から追放します!!!」




 公爵令嬢ローズマリーは高らかに宣言する。

 突然の事態に何事かと一瞬呆けるが、彼女の言葉を時間をかけて咀嚼し状況を把握する。


 俺の周りからさっと人が失せていく。

 突然の事件に、ほとんどの者が怪訝な顔をしつつも、事の推移を見守っている。




「あなた……いつもわたくしの胸を卑猥な視線を送り付けて……本当に気持ち悪かったんですのよ!?!?!?」



 公爵令嬢ローズマリーは紫のドレスに覆われた胸を自分の腕で隠すが、あまりにも大きな胸は隠しきれていない。

 しかも胸がきつく締めた腕で押し潰されて、形を大きく変えている。


 あ~~~生で見た時は感動した。

 マジで詰め物なしだったわ。もはや芸術品だよ。




 おっさん貴族共は鼻を伸ばし、その様子を眺めていた。

 くそがっ! 他人事だとのんきにしやがって……ぶち殺すぞ?

 何回恩を着せてやったと思ってやがる!


 まぁでも気持ちはわかるよ?

 ふひっ! とてもエッチですねぇ……




「……っ!」


 胸を見ていることが分かったのか、公爵令嬢は唇をキュッと固く結び。

 嫌悪感の籠った表情で、キッと俺を睨む。


 いいよぉ~~~その表情♡ 

 アルタイル興奮ポイント100点満点。


 でも……え?わかっちゃってました……?






「そうなの……?」


「そうなの……?ではありませんっ!!! 女性は体への視線は敏感ですのよ!? いつもいつもニヤニヤといやらしい目つきでわたくしを……! 何度身の危険を感じたことかっ! 悍ましいっ!」


 そうだったのか……

 怖い思いをさせてしまったな。謝らなければ。




「ごめんね……?」


「ごめんね……?ではありませんっっっ!!! この下劣な犯罪者っ!!! 恥を知りなさいっ!!!」


 公爵令嬢ローズマリーはヒステリックに叫ぶ。

 犯罪者扱いはひどいよ~~~? 心外だぁ?


 何か嫌なことでもあったのだろうか?

 俺はクールに紳士に対応するぜ。




「本当に申し訳ないと思っているよ……こんなことになってしまったけど、今までのように仲良くしてほしいな」



「~~~っっっ!!! ……とにかくっ!!! あなたは退学決定です! 二度とその顔を見せないことですわねっ!!! あなたみたいな変態は国外追放ですわ! 処刑されないだけありがたいと思いなさいっ!!!」



 なっ……!? 国外追放はやりすぎだろう!

 くそじじい! あいつ俺の処分を軽くするとか言ってたじゃねーか!!!

 まさかアイツ、孫の俺を切り捨てやがったのか!?


 愚民どもがぁ! 誰のおかげでこの国をここまで守ってこれたと思ってやがる!

 俺無しで国防が成り立つとでも思ってんのか!? 勘違いすさまじいぞ!?




 クソっむかついてきた……!

 このアマぁ! 人が甘い顔していれば舐め腐りやがって!!!






「国外追放だと……!? ふざけんなぁぁぁっっっ!!! 魔王との戦いはどうすんだ! 魔王とはよぉ―――!!! 人類滅亡の危機に、この英雄の俺様なしで対抗できると!? どう考えても対抗できるの俺しかいないってお前自身言ってただろうがー――!!! つーか俺がいないとそれ以外にも諸々ヤバいじゃん!? 革命軍に、外交問題に、医療問題に、人口問題に、誰が解決のため走り回ってやったと!?」



「あなたが残した魔道具諸々がありますし、他にも手はありますわ。それに加えて勇者様たちもいることですしね。おかげさまで大分目途がつきそうです。それに関しては御礼申し上げますわ」



 嫌味たらしく対応策を告げた金髪縦ロール女。

 こいつの魂胆が読めた。

 女学園潜入を口実として、政敵である俺を蹴り落とそうとしているのだ。


 その証拠に彼女の派閥の貴族たちの口角は喜悦に持ち上げられ、目元は半月状に歪められている。

 我欲に満ちた小物たちの頭には国家の未来などという考えなどなく、ただ利己心だけが存在するのだろう。




「もうあなたがいなくても解決する問題ですわ。ご苦労でしたわね」


 何度俺は心も体も痛い思いをしたと思っていやがる!

 遺言を残して死んでいく戦友。

 激闘の中で何度ももげた手足。


 こいつは安穏と暮らしていた分際で、常に国家防衛に身を捧げていた俺を追放すると嘯くのだ。

 俺の拳は怒りに震える。

 この乳にしか栄養の行っていないクソアマを糾弾したのだ。






「全部俺のおかげじゃねぇかー!? 散々俺のことを邪魔した分際で、正義面してんじゃねぇよ犯罪者女が! 減刑しろ―! 超法規的措置を取れー! 司法取引の用意ならできているぞー!!! 反省しろー――!! 弁解の余地はまだ残してやるぞー――! 反倫理的行動は今すぐやめろ――――! 人道に背いたお前でもそれが間違って居ったと知ったならば、今カラデモ遅クナイカラ正道ヘ帰レ。オ前ノ父母兄弟ハ国賊トナルノデ皆泣イテオルゾ」


「あなたが言う事ではないですわよっ! どの口で言いますのっ! あなたみたいなのがいるだけで公共の福祉が侵害されるんですわよ!」


「生き恥そのものが恥を語ってんじゃねぇよ! 態度と乳ばかりデカい図太く底気味わるい奇怪存在が、まとも面しやがって! 今だってお前より俺の方が学園で支持が高い自信があるね!」


 この性根のさもしい悪役令嬢。

 今までの自分の愚行を差し置いて、厚顔無恥なる欲望に穢れた女である。

 こいつは世の悪徳を放置して、正義の英雄を陥れようとしている悪女なのだ。


 自分の利益ばかりを貪り、気に食わない者を排除する。

 これぞ悪役令嬢といった所業である。




 この場において政治的に孤立無援の俺は、せめて慈悲に縋りつこうとする。

 情に訴えれば、冷徹非情なるこの女も溜飲を下げてくれるかも。


 プライドを捨て、今までのように可愛くお願いして温情を引きずり出すのだ。

 事ここに至っては俺以外の人々のためにも、全力で懇願しなければならない。

 本当にコイツは俺のみならず追放で不幸になるだろう下々の人間を、何だと思っているのだ?




「ローズマリーお姉ちゃん♡ 俺には守るべき子たちがいるんだよぉぉぉお願いお願い見逃してよぉぉぉ!!! 何でもするからどうかお慈悲をください~~~!!!」


「うっ…………! ……だったら人としての責任を果たして、罪を償いなさい! そもそもそんなことをするのではありませんからねっ!」


「ギッッックゥゥゥ!? ロジハラはやめろや素っ頓狂女が! カァーッ気分わるっ! 俺だってやりたくてやりたかったわけじゃねぇんだよ! 潜入中はぶっちゃけ完全に脳死でやってたけど、涙なしには語れない事情があんの! つーか誰が命張ってお前ら守ってやったと思ってるんだガキがぁぁぁぁぁ」


 一瞬グラついたようだが、彼女の決心は固いようで。

 甘い声でオネダリしても許してくれない。

 

 ここまで人格に非の打ちどころしかない、頑迷極まりない人間だったとは。

 悪逆の女郎、許すまじ。






「ふざけやがって……! 俺がこの国に舞い戻ったら速攻でお前はぶちのめして俺の女にしてやるからなっ!?!!!?!!!」



「……それがあなたの本性ですか。もはや失望しかありませんわ……連れて行きなさい」



 悪役令嬢ローズマリーの号令の下、兵士たちが俺を拘束し連行し始める。

 まるで囚人だな? ふざけんなよ???




「離しやがれぇぇぇぇえ!!!!! 公僕の横暴はんたーーーーい!!! 国家の不当な権力行使に屈しなーい!!! 罪のない国民への迫害を許すなーーーーーー!!!!!」



 国家権力による専横は、破壊的な域まで及んでいる。

 権力者たちの私利私欲の弾圧を止めるため、僕たちは声を上げないといけないんだ。

 罪なき叫びをかき消すように、兵士たちが怒号をあげた。




「黙りやがれ変態野郎が!!!」



「女装の何が悪い!?!?!? 性的少数者への暴力はんたーーーい!!! ジェンダー差別に屈しなーーーい!!! もしかしてそれヘイトスピーチか??????????」



 俺の基本的人権は侵害されている。

 法律は何をしてるんだ!

 国家が一個人を迫害していいものかよっっっ!!!


 ほら人権団体!

 今ここに不当な扱いを受け、傷ついている学生がいるんですよっ!?!?!?






「法的根拠なき強制拘束を許していいのかーーーー!?!?!? 教育委員会―――! 教育委員会は何をやってるんだ!!!」



「意味不明なことをわめくな。王国では国王専制ノールールだこの糞オカマ野郎が」



「は? 差別かよ。てめーツラ覚えたぞ?」



 高潔な人間には理解不能な言語をのたまう、度し難き権威主義の走狗。

 俺が『凄み』を効かせてやると公僕どもは硬直し、俺の体から手を放し後ずさりする。




「ひっ……」


「お……! おい!!! ちゃんと捕まえておけ!!!」


「む……無茶ですよぉ……!!! 相手は魔王直属の最高幹部『魔将』を倒したやつですよ!? 殺されます!!!!」


 兵士たちは俺の周りをうろちょろしているが、ビビッて俺に触れようともしない。

 無様な姿をせせら笑い、圧制から勝ち取った自由を誇示する。




「はっ! ざまぁないぜ。こんな法の精神のかけらもない三流国家、こっちからオサラバしてやるよ! こいつらより俺の方が道徳的優位にあるし、実質無罪だな!!!」




 最後に俺は辺りを見回す。

 この国の矛盾に満ちた光景を拝み、常に憎しみを思い出し反逆への誓いとするために。


 第二王子は愛くるしい顔を不安そうにして、俺と自らの婚約者である小憎たらしい悪役令嬢ローズマリーを交互に見つめている。

 第一王子は無言で事の推移を見守っている。




 仲が良かった同級生たちや戦友たちも俺の事を失望や諦め、悲しみ、絶望の表情で見るだけで近寄ってこようとすらしない。

 クソッ! なんでこんな惨めな思いをしなくちゃなんねーんだ!


 その他大勢は俺のことを、侮蔑と嘲笑の表情で見ている。

 くそっ! 今まで媚び諂って来たくせに生意気だぞ!!!

 お前たちの方が犯罪に汚職にやっているだろうが!?






「全く……王国史上最高の英雄だか何だか知らないが、こんな変態がもてはやされていたとは……世も末ですな」



「陛下や軍部の者たちも、やっと目を覚ましてくれますな。奸臣をここで排除できてよかったと思いましょう……あの者を今も慕っている者たちは速やかに排除して、我々忠臣が選んだ清廉潔白な人物をポストにつけねばなりませんなぁ」



「男の娘か……挿れたり挿れられたりできるのか………………ありだな……」



 醜く肥え太り、脂ぎったジジイども。

 どの禿げ上がった頭の下には、欲望に彩られた醜悪な表情がいくつも。


 これがこの国の縮図。

 救国の志士たる俺が打倒しなくてはならない封建制度の象徴たちなのだ。


 これより階級闘争を挑む俺は、万民が望む人倫に基づいた正義執行の台詞を宣言した。

 いずれ歴史の教科書に載る事であろう。




「ゴミがっっっ!!! 英雄である俺を目の前にしていい度胸じゃねぇかっ! ブルジョワ共は全員処刑台で後悔させてやるからなっっっ!!! 俺が奪われたものすべて、貴様らの命ごと奪いかえしてやるわい!!!」



 死ね権力の犬共。

 国民様の血税どころか、俺様の慈悲も無駄にしやがって。

 心清らかなるアルタイル様の情けで守られていた事実すら忘却の彼方なのか、どうやら自分の首すら惜しくないらしい。


 だから革命なんぞ起こされてるんだ。

 不遜にも権威ある座に就く忘恩の輩は、反体制派へのエサにくらいしかならないので命をもって代償を払わせようと固く心に誓った。

 貴族は革命で死ぬためにいるんだよ!






「学園どころか国家からも追放されし敗北者! それ即ち人生の敗北者! 即刻この世からも追放されよ敗北者!」




「うるせぇぇぇぇぇ!?!?!? 自殺アピールせんでも断頭台から地獄に葬り去ってやるから、売国奴どもは高貴な血の噴水に加工されるの覚悟しとけや!!! 貴様らの迫害してきた大衆からリンチされた末、死に際の自己批判だけは聞いてやるよ!!!」




 捨て台詞を吐いてパーティ会場に背を向けるも、心無き禽獣どもより罵詈雑言は浴びせかけられる。

 人面獣心の者どもは、恥というものを知らないらしい。


 あぁクソっ……どうしてこうなってしまったんだ。

 爺さんの口車に乗って、女学院に女装して入学なんてするんじゃなかった。


 国のため人のためと身を粉にして、屈辱的な女装行為に身をやつして働いていたのに……!

 哀れな俺の苦しみも知らぬ恩知らずどもがっっっ!!!




「…………」



 ローズマリーは去り際にこちらを悲し気な視線を送ってきたが、首を振り踵を返していった。

 多くの元同級生たちや、重鎮のおっさんが群がっていく。

 第二王子が近寄ると皆が道を開け、ローズマリーと話し込む。






「(なんで俺はこんなことになっているんだ……)」



 俺はいったいどこから間違ってしまったんだ。

 俺は生まれた時から、いや生まれる前の記憶から思い返していた。










挿絵(By みてみん)



イラスト:玄恵実雨様 @funny_kuroe


公爵令嬢ローズマリーの美麗イラストを、素晴らしい実力のイラストレーターさんに描いて頂きました。

この場を借りて、厚く御礼申し上げます。


※イラストの無断使用はお控えください。







 新作投下しました。


 タイトルは 「間が悪いオッサン、追放されまくる。外れ職業自宅警備員とバカにされたが、魔法で自宅を建てて最強に。僕を信じて着いてきてくれた彼女たちのおかげで成功者へ。僕を追放したやつらは皆ヒドイ目に遭いました。」

 追放物の弱点を完全補完した、連続主人公追放系です。




 完結保証&毎日投稿の約30万字200話。

 2023年10月24日、第2章終了40話まで連続投稿します。



 喜ばしいことに、≪2023.10.25 日間ハイファンタジー〔ファンタジー〕ランキング 53位≫

≪2023.10.25 日間総合ランキング 257位≫ を獲得しました。


 活動報告に画像載せました。


 応援してくださった読者の皆様、誠にありがとうございます。




読みたいと思った方は、

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 『間が悪いオッサン、追放されまくる。外れ職業自宅警備員とバカにされたが、魔法で自宅を建てて最強に。僕を信じて着いてきてくれた彼女たちのおかげで成功者へ。僕を追放したやつらは皆ヒドイ目に遭いました。』

追放物の弱点を完全補完した、連続主人公追放テンプレ成り上がり系です。
 完結保証&毎日投稿の200話30万字。 2023年10月24日、第2章終了40話まで連続投稿します。



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― 新着の感想 ―
[良い点] ぶっ飛びすぎて1週2週程度じゃ頭が慣れんくて新鮮に読める笑笑 毎回爆食してしまう笑笑
[良い点] どうなるのかわからない作品でした。 [気になる点] 文章と文章の謎の空白が少し気になってしまいました。 [一言] 面白いです。
[一言] 読ませていただきました! ローズマリー〜〜!かわい!イラストもすんごい素敵! 「男の娘か……挿れたり挿れられたりできるのか………………ありだな……」という意味深なセリフもあり 個人的にはニヤ…
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