プロローグ
初投稿です
R-15は保険です
ミスってたので編集しました。
とても綺麗な青空の下
俺は乗りなれているバイクでサイドカーに愛犬、ニコラを乗せ
異世界を走っていた。
事の始めは1時間ほど前に遡る…
一人暮らしそして犬を飼っている。老後の様な暮らしをしている俺、田中直也は現在とても
暇だった
「連休っていっても、なにするかなぁ。」
んー家でゴロゴロしてても良いし
けどなんか勿体ないし
ドライブでも行くか
彼女乗せてドライブしたい!
と思い立って買ってしまったサイドカーつきのバイク
レンタルすれば良かっただけの話だが、その時は頭がおかしかったのかそこまで脳が回っていなかった。
彼女もいないし、そもそもデートでサイドカーってどうなのよ。
と思った時にはもう遅く
犬を乗せて走るだけのサイドカーになってしまった
「そうと決めたら!ニコラ!行くぞ!」
「ワンワン!!」
独り言を言いつつ愛犬のニコラをサイドカーに乗せ
調べた観光地に出発!!
したは良いものの
「ここどこ。」
辺り一面の暗闇のなか歩いていた
「いやいやいや、周りのビルは!車は!?そして俺達のバイクは!?おかしい!なぁ!ニコラ!?」
「ワンっ!!!」
さっきまで都会に居たのに真っ暗な空間で現実を受け入れられず
ニコラに向かって問いかけていた。
「そうだ!後ろに戻れば!」
振り返ってみたらやはり辺り一面の暗闇
「マジかよ・・・」
「ワン!ワン!ワン!!!!」
「どうした、ニコラ」
『あの~「何奴!」ひゃっ!!』
前を見てみると中学生位の見るからに格好が女神っぽそうな人が立っていた。
「驚かせてしまって『いえいえいえ、こちらこそ申し訳ありません』
食い気味に謝ってきたと思いつつ恐る恐る
「あの、ここどこですか。
っていうかあなたは」
『私は所謂女神と言う奴でして
あっ!見習いですけど!!』
突拍子も無いことを言い出したけど、この空間を見れば納得はしてないが理解はした。
「あ、はいそしてここは」
『えへへ、あの~女神マニュアル見ながらお仕事してたんですけど、えへへ
死んだ人を転生させたり転移させたりするこの部屋に間違えて直也さんを呼んじゃいまして。。』
「間違えたということは?死んでないのに呼ばれてるっていうことですか?」
どうでもいいけど、この人えへへ口癖だな
『えへへへ、あの~直也さん。』
「はい」
女神がゆっくり膝をつき
『申し訳ございませんでしたァァ!!!!!!』
土下座をしていた。
「わんっ!わんっ!!!!」
『あー!ごめんなさい!!ごめんなさい!!驚かせてしまいましたね』
声にニコラがビビって吠えていた
そして中学生を土下座させている社会人と犬という図が出来上がってしまっていた。
「いやいやいや!なんで土下座!元の場所に返していただければ。」
『えへへ、あの世界から消えたことになっちゃったんで帰すことが出来ないんです。』
土下座をしながら言う女神
「えっ、じゃあどうすれば。」
『多分異世界転移して頂く形になるかと・・多分・・』
マニュアルと書かれてる紙を見ながら確信を得ずに話している女神
そんなこと有り得ないと思っていた女神が間違えてしまってからの異世界転移、いざ自分の立場になると色々心配だ。
この新人女神が間違えずに異世界転移させてくれるだろうか
それは神すら知らない