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野に咲く  作者: 緋咲ツバメ
個性
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出会い<1>

彼女との出会いは別の配信サイトで知り合ったある人(※その人の説明は後日します)がきっかけだった。

初めて見た彼女は無料イベントの控え室?とも言えない川の隣に設置されたテーブルで何かを一生懸命見てた。

第一印象は……<あっ、この子……多分、苦手なタイプだな。>であった。

この時はまださっきの知り合いも加入は発表されてはいたが、デビュー前であった。

更に前日、突然に一人が脱退する事が発表された。

三人組が二人組になった初めてのイベント。

正直、このグループに入る知り合いは大丈夫なのかと心配した。


残りの一人・濱崎ハンナとは数日前に配信サイトで何度か少し交流した程度。

非リア充にとっては予定もない一日の暇つぶし感覚で参加したイベントであった。

あれが有料だったら、きっと行ってなかったと思う。

イベントを川を隔てた場所で何となく眺めていた。

正直、アイドルにもそんなに興味はなかったし、近くで湧くヲタクを見ながら、何処か違和感があった。

それよりもビックリしたのは観客の少なさであった。

よくテレビで見るアイドルのライブとかと違い、本当に数えれる程度しか居なかった。

観光地の中にある会場の為、遠巻きに見てる人はそれなりに居たが、それは何かやってるな程度の関心でしかないのは誰でも分かった。

15分程度の持ち時間を終え、物販と言われるモノがあるらしく、前日にも配信サイトで行くと言った手前、濱崎さんには会おうとその場所へ向かった。

そこには簡易なテーブルがあり、しばらくすると、衣装姿の二人がやってきた。

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