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And the truth that is told
「龍ヶ崎さんって昔から危険なことをしていたんですね」
風に揺られた髪を抑えながら遠くの日を見つめる内海に俺は依然として銃口を向け続ける。
「まぁな、その時には最善の方法だと思ってやっていることだから今から考えても仕方のないことだ」
記憶を思い起こしてみても突拍子もない作戦をやってきたと思うし実際、少しでも間違えれば負けていたかもしれない試合も何度もある。
「それで、これからは世界大会の話になるわけですか」
「ああ、そうだな俺が高校生に上がった頃になるとそれまで噂とされていた世界大会の話が現実になったんだ」
『AFW』が発売されてから3年が経った2041年、世界中の国々にある文章が公式から発表された。それが何を隠そう『AFW ClanWorld Cup』が2043年に行われる事が正式に決まったというものだった。
俺は思い出す、あの大会が発表された高校1年の夏の日を
「それじゃあ話すか、あの大会の真実を」




