9話 これからについて
本日分です。
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2015/12/12 「マサト」が一部「タクト」になっていたのを修正しました
2016/2/15 全体編集
「そう、そのまま消えてくれても良かったのだけど、その時はミラが助かっていなかったかもしれないから素直には喜べないわね。
それより30歳か、今は7歳とはいえミラに手を出さないで!手を出したらどうなるか分かっているでしょうね?」
その瞬間、初めて出会ったときと同じかそれ以上の殺気をぶつけてきた
「はいぃぃ!十分承知しておりますぅぅ!」
「分かっていいるならいい!」
そういうとスッと殺気を消すベル
「ママ!今マサトに脅迫まがいの事したでしょ!」
突如、バーン!と勢いよく扉を開け部屋に入ってくるミラ、ベルは急に優しい声を出してミラの相手をしだした
「そんなことないよー。ミラを助けてくれた恩人の人だもんねー。ママがそんな事するわけないでしょー?」
(急に態度が変わるなこの人。それに今さらっとこの人、俺の事死んでれば良かったのに発言したよ。
だけどミラの事をとても大事にしているんだな。愛情があふれているのが伝わってくる)
ニマニマしながら見ているとミラがこちらの様子を見て何故か顔を赤らめながら話しかけてきた
「タクトもう大丈夫?ママに何かされたりしていない?」
「ああ、大丈夫だよ。」
そう言ってミラの頭をポンポンと軽く撫でる
「『手を出したらどうなるか分かっているのでしょうね』?とさっき言ったわよね?マサトく~ん?」
(は!やばい!今度こそ命が...)
「ママ!そうじゃなくてマサトに伝えたい事あったんでしょ!もう伝えたい事は伝えたの?」
ミラに言われ、今更ながら話の途中だったことを思い出したようだ
「マサト、これからどうするかは決まっていいるの?
ミラには私からあなたが異世界人だと改めて説明はしているけど、身寄りもないのでしょう?今は子供になっているのだから、もしまだ特に決まっていないのなら私があなたの保証人になるわよ?
なんせ今のまま外に放り出したらミラが悲しむだけでなく、いい所で貴族に見つかり飼い殺しになるか、悪くて奴隷か野垂れ死にだろうしね。
これはミラを助けてくれたお礼として受け取ってくれて構わないわ。後、私の前では特に敬語を使わなくていいわよ。」
「ありがとうございます。そうですね、完全に敬語を使わなくていいのも難しいですから一部くだけて言いますね。
俺としましては、ベルさんの申し出をありがたく頂戴したいですね。このスキルの隠し方とか、世界についての情報も知っておきたいのでよろしくお願いします」
そういうとミラがとても嬉しそうに俺の両手を取って歓迎してくれた
「ようこそマサト!この世界、ピアネータへ!」
(*´ω`)
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