8話 泉は神域でした
ステータス表記方法変えました
鑑定時の記載を変えました
初期の方に書いたステータス・鑑定時表記方法は、時間があるときに修正します。
2016/1/8 ベルさんの言葉使いが男口調になっていたため修正
2016/2/15 全体編集
2016/4/22 一部編集
「う...ん...ここは?」
(しまった!ここは王道の「知らない天井だ」だったかな?って意外と余裕あるな俺。)
「気が付いたか!この変態め!」
いきなり声をかけられたかと思うと罵しられた。なんだこの超展開。
「貴方は確かミラのお母さんでしたよね?ここは一体どこですか?」
「誰がお義母さんだ!ミラは渡さないからな!...じゃない!悔しいけどミラを助けたくれた事に関しては感謝するわ。
そしてここは私が森に狩りに行くときに一時的に利用する山小屋よ。一応自己紹介をしておくわね、私はベル・フローレンス冒険者ランクSSSよ」
そう言ってキラリと光るクレジットカードを見せるベル。
「それと話は変わるけどあなたのことは勝手に調べさせてもらったよマサト・キララ君。異世界からの転移者だそうだね。詳しく聞かせてもらおうかしら」
そう言ったと同時に先ほどのギルドカードとは違うプレートをこちらに投げ渡すベル。それを見ると俺のステータスが起債されていた
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ステータス
名前 マサト・キララLv3
年齢 7歳
状態 健康
HP 504/504
MP 14/14
攻撃力 43
守備力 20
魔法攻撃力 14
魔法防御力 14
敏捷 43
幸運 14
称号 異世界からの転移者
商人
泉の加護
スキル 異世界言語
取引 lv7
鑑定 lv6
水泳 lv8
雷耐性 lv2
刀剣 lv1
鈍器 lv1
威圧耐性 lv1
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(見たことのない称号とスキルが増えているな。と言うよりこの世界には鑑定と同じ内容が見れるアイテムがあるのか。
そういえば鑑定と言うスキルがあったのを忘れていたな。今までスキルとは縁のない暮らしをしていたせいだな。今後は戦闘の時や気になることがあれば迷わず使っていこう。
早速新しい称号とスキルに鑑定を)
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泉の加護
神々が現世に降り立つ時に利用しているゲート。自然と湧き出てきた泉の周辺を結界にて覆い、神以外の者の侵入を拒む機能がある。そのため、泉には特殊な特性が付加されるようになった。
(lvUP時、ステータス1.5倍)
(若返りの効果)
(スキル所得効果1.5倍)
※一度以上の睡眠を取った時からこの称号が適応される
刀剣 lv1
刃物を使用し、戦闘を行ったものが確率で習得可能。
鈍器 lv1
物を使用し、戦闘を行ったものが確率で習得可能。
威圧耐性 lv1
生命の危機を感じる相手と敵対したとき、確率で習得可能。
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(なるほど。称号が最初の鑑定時に現れていなかったのは、一度以上の睡眠を取った時からこの称号が適応されるからか。
と言う事は今から常時1.5倍等が適応か...ってどれくらいすごいんだ?この世界の常識知らないからすごいのやら、すごく無いのやら。普通テンプレ転移物なら2倍とかじゃないの?
後は戦闘時に手に入れたみたいだな。威圧耐性だけはきっとベルさんに気絶させられたのが原因のような気がする
LvUPはシルバーウルフを倒したからだな。ミラはすごいって言ってたけど2LvUPと言う事はそこまでの強敵ではなかったのかな?子供からしたら強いけど、大人からしたら初心者用とかか?)
「気がすんだかしら?」
そう言われると、ベルさんに事情聴取?されていたのを思い出す
「はい。すみません、もう大丈夫です。まさか鑑定と同じ機能を持ったものがあったのかと言う事と、Lvが上がっていて知らない称号とかが増えていたので鑑定で調べていました。
そうですね、もうこのプレートを見たら分かったと思いますが私はこの世界から言うところの異世界、地球と言う惑星で生まれ、日本と言う島国で育ちました。
そしてその世界の海と言うところで仕事をしていてその時に雷が落ち、気が付くとこの世界へと来ていました。
泉の加護と言う称号を見てみると、神がこの世界に来る時に利用しているゲートに紛れ込んだみたいですね。」
「そう...、この世界のどこかに神々が集う泉があると聞いたことがあったけど、まさかあの森にあったとはね。まあ知った所で近寄る事も出来ないので何もできないけどね。
所で仕事と言ったがお前は一体何歳なの?私が鑑定をしたところで7歳としか見えなかっけど、泉の効果で若返りとあるでしょう?
さらに商人の称号も持っているし、5年以上の商売経験がないと持てないはずよ。」
「本当の年齢ですか...私の本当の年齢は30歳です。海から泉の中に移動してしまったためか、陸にたどり着くまでにどんどんと小さくなってしまったわけですね。
もう少し陸に上るのが遅ければ動くこともできなくなり、餓死か溺死か、存在自体が消えていたかのどれかだったでしょうね」
そう自分で言っておきながら今更ながら転移した瞬間から命の危険があったのを自覚するマサトであった。
(*´ω`)
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