78話 封印準備3
いせてん子供!
と最近呼ぶようになった...
もう一作である「そのうち手に入る武器たちです~決してチートではありません~」はしばらくお待ちください。
ガスマンさんは呆れたような顔をし答えてくれる
「お前本当に合成が使えるのか?あまり使い手が居ないとはいえ基本的に合成にはその使った質量に対する同等の重さの物が必要だろうが!」
ん?俺の合成って今まで色々な武器を一纏めにして新しい物作ったりとかしてたよな?たまたまその使った質量に対する同等の重さだったのか?いやいや、そんな事はないだろう?まあいいか、今回合成してみたらわかる事だしな
「わかりました。とりあえず合成してみますね。『合成!』」
俺がそう言うと目の前のロングソードが急に「ピカーーーーーーー!!!!」と光り輝き、段々とその光が収まってくる。するとそこには伝説の剣?と言えるほどの光を纏ったロングソードがあった。
「出来ましたよ。やっぱり金貨は余っちゃいましたね。これで合成が出来るって信じてもらえましたか?」
隊長さんとガスマンさんはしばらく固まっていたが段々と現実に戻って来たのか、肩を震わせゆっくりと伝説の剣っぽい物に歩み寄りその性能を確認しているようだった
「マサト!流石だ!まさかここまで強化されているとは思いもしなかったぞ!さらに金貨を余らせて作れるなんて聞いたこともない!はは!これならヒュージスライムの討伐も夢じゃないかもしれんな!」
喜んでもらえて何よりだがガスマンさんが未だに伝説の剣っぽい物を凝視していた。そんなに見ても変わりはしないよ?
「お前...いやマサト...すまなかった。正直言って馬鹿にしていた所が在った、作業が追われていたこともあるが、こんな子供が忙しい時にしゃしゃり出てきて!って思う所があってな...遅くなったが自己紹介をしていなかったな。俺がここの工房の全責任者のガスマンだ。今更だが俺たちに協力してもらえないか?」
「はい!もとよりそのつもりでここまで来てます。連続で合成も可能ですからドンドンと持ってきてください!」
「ああ!各貨幣はそっちの棚に、とりあえず生産が完了している武器たちはこっちだ!片っ端から頼むぞ!」
俺は合成をドンドンと繰り返し、素材が足りなくなったらガストンさんに言い出来上がったものと合成素材をドンドンと入れ替えて行く。そうして7時間ぐらいが建ちひと段落着いたところでお茶を飲んでいたら何か忘れていることに気が付いた。
「あ!ミラの事忘れてた!」
その頃
「マサトどこーーーーーーーーーーーーー!!!!」
目覚めたミラが城の中を徘徊していたそうな...
まったり速度ですみません




