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72話 お城?に突入

長い間お待たせしました。活動報告にも書いていましたが、スタッフの骨折、春休みも終わり再開するめどが立ちました。まったりと書いていきたいと思います。


再開1回目、短いですがどうぞ。

 しばらく走り続け、ヒュージスライムが追って来ていない事を確認し一息入れる。すると突然脂汗が噴出してきた


「この世界に来てから何度か死にかけたこと在ったけど、それはすべてベルさんとか会話が成り立つ相手ばかりだったからかな...ステータス的にかなり強くなったと思っていたけどやっぱりまだまだ俺は弱いんだな...慢心しないよう注意して行こう」


 マサトは心を入れ替えミラの捜索を再開する。先ほどのヒュージスライムに溶かされているなんて言う最悪の展開は考えないようにし、中央のお城のような建物に向かう事にした。






「どこから入ればいいんだこれ?」


 周囲を警戒しながらやっとお城のような建物に到着したマサトは、入り口の見当たらないお城のような建物の前で入り方について悩んでいた。

 

 扉はなく、切れ込みなども無い完全な壁がありその壁の上にお城らしきものが建っているのだ。言い方を変えるとデパートやマンションの1階部分が完全にコンクリートの壁であり中に入りようが無いみたいなものと捉えてくれると想像しやすいだろうか?


「どこか別の所から入るのか、又は魔法的な仕掛けがあるのか...」


例えばミラが急に消えたような感じの転移装置的な物があって、それで中に入れるとしても起動方法が分からない...


 かと言って下手にこじ開けようにも扉らしきものがないし、さっきのスライムが近寄ってくるのも拙い...


 むむむ...と悩みマサトは決断をする


「よし!壁を壊そう。スライムは人が小走りするより早い程度の移動速度なんだ、最悪逃げ切ればそれでいいだろう。この施設?お城が何か知らないけど俺はミラを探さないといけないからな」


 マサトは全MPを注ぎ込むほどの勢いで火魔法を発動させる。マサトの目の前には圧縮に圧縮を繰り返し、サッカーボールほどの大きさの青白さを超えた真っ白な火の玉...いや炎の玉があった。


「これをぶっ放したら大変な事になるからな。これをうまく利用して城の外壁を溶かしながら進む!そうすれば大きな音もたたないしあのスライムも寄ってくる可能性も減るだらう...」


 そうしてマサトは城の外壁を壁を融解させながら、人が通れるほどのサイズの穴をあけ中に入っていった...


ストック...無いよ( ;∀;)

書く時間...少しずつでも書いていきます(´・ω・`)

次回!?...急展開予定(´◉◞౪◟◉)長くなりすぎたら分割します

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