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初心者講習と言う名の...

前話より、一部書き方変更してます


60話達成記念として本日中にもう1話投稿します


がははは。と笑うガタイの良いおじいさん。素敵な笑顔です。

それとこのシステムは俺としても賛成だ。と言うかこれって地球で言う所のコンピテンシー面接とほぼ一緒だな。

これを取り入れることにより一般的な面接...初心者講習よりハイレベルな人財を確保できるだろう。

ついでに人財>人材>人罪だ。よくある初心者に絡んでくるやつとか、ヒャッハー系とかは人罪だな。今日いたあの魔術学院の馬鹿田馬鹿蔵君...ああ、バカール?ペエール?まあいいや、あいつとかも人罪だな。


「なるほど、ありがとうございます。確かにそのシステムは必要ですね。ギルド自体の評価が下がれば依頼も減り、国としても運営が成り立たなくなってくるでしょうから


それとすみません。あなたはその事を知っていいるという事はSSSランカーの方ですか?」


ガタイの良いおじいさんは、おっと!そうだったな。的な顔をし自己紹介を始める


「そういえば自己紹介していなかったな。ワシがこの冒険者ギルドのギルドマスターだ、よろしくな。


それじゃあ戦闘能力の確認をするからそこの壁に立てかけられている武器の中で好きなものを取ってくれ。ワシはこの木剣で試験するからな」


ギルマスは腰に付けているロングソードをポンポンと叩きながらそう告げる。俺は何か良いものはないかと色々と物色していて、お!?っとなったものを見つける


これは中々の一品ですな。とりあえず鑑定!


====================


異国の木刀

遥か異国より伝えられし反りのある片手片刃の剣。その独特の形故、使いこなすのは非常に困難。使いこなすことが出来れば抜刀術等、応用範囲が広い(攻撃力・防御+5)


====================


やっぱり日本人なら刀だよね。西洋剣もいいけどやっぱりあこがれる!修学旅行のお土産にも木刀があるくらいだしやっぱりいいね木刀。BO・KU・TO・U!


は!一瞬変な気分になった。と言うか異世界物では定番の木刀は何故あるのだろう?考えられるとしたら、過去、俺と同じようにこの世界に来た者がいる。もしくは日本で日本刀が出来たかのように、この世界でも○○刀みたいな感じで自然に生まれたものかもしれないな。


マサトは木刀をブンブンと素振りしているとギルマスからお呼びがかかる


「武器は決まったか!決まったなら早くこちらに来い!」


おう、考え込んでたわ。早くギルマスの所に戻らないとね。


「お、それを選んだのか。それは使いこなせれば強いが中々扱いずらい代物だぞ?本当にそれでいいのか?」


「はい、問題ありません。それでは始めますか?」


俺は木刀を構えギルマスに剣先を向けると相手もこちらに剣をかざす


「それじゃ、マサト、お前さんの好きなタイミングでかかって来い。もしケガをしたら回復する奴もいるから遠慮せずに来ていいぞ」

「はい。胸をお借りするつもりでいかせてもらいます」


俺はまず何もスキルを使わずに戦ってみようと思い、剣を下手に構えそのまま走り出し3メートル程度の距離を詰める。そうしてギルマスに逆袈裟切りで一撃を与えようとするが軽くかわされた。


ステータスが高いため何もしていなくてもかなりの速度が出ているにも関わらず、ギルマスの様子を見ると少しだけ驚いた様子を見せたがすぐに反撃に出てきたため、体制を整えさせないつもりの様だった。


俺はその反撃を剣に対し刀を沿う様に合せ軌道を変える。そして手首を狙い刀を当てようとするがギルマスは片手を離し、手首の動きで剣をくるっと時計回しに回しこちらの腕を叩こうとしてくる。


俺はその攻撃を避けるため、一瞬の隙は大きくなるが、あえて地面を大きく踏み込み、側転するようにギルマスの頭の上を通り過ぎる。


そうして俺とギルマスは最初の立ち位置と、真逆になる位置にお互いがいる状態となった。


久しぶりの戦闘回。表現が難しい。


(*´ω`)

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