36話 冒険者ギルド キュアンとイオの報告1
昨日投稿でき無かったため本日2話投稿しています。
すみません
キュアンとイオの報告1と報告2に分かれます
「マスター!ギルドマスターはいるか!大ニュースだ!」
ギルドに入るなりキュアンは大急ぎで受付に行き、大声で受付嬢に確認を取る
「はい、マスターは上の階にいますがキュアンさん何があったのですか?」
不思議そうに受付嬢は聞いてくるがキュアンはそれどころではないため早くマスターに会わせろという。
「落ち着きなさいな」
脳天チョップを繰り出しキュアンを止めるイオ。そうして落ち着いたのかキュアンは受付嬢に事のあらましを受付嬢だけに聞こえるように伝える
「クエスト帰りにとんでもなくすごい奴らに会って、あいつらとは敵対しない方がいいって話と、取り込めるなら取り込むべきだって話なんだ。悪いが早くマスターを呼んできてくれ」
受付嬢は事の深刻さが分かったのか顔色を変え、2階へと飛ぶように駆けて行った
「お待たせしました。マスターがお呼びです。2階へどうぞ」
「すまない」
キュアンとイオは駆け足でギルドマスターの待つ部屋の前へときた
「マスター入るぞ」
急いで入るが一応コンコンとノックをすると中からマスターの声が聞こえる
「入れ」
ガチャリと扉を開け、マスターに報告するキュアン
「受付嬢からある程度の事は聞いたと思うからその辺りは飛ばして言うが、俺とイオが出会ったやつらについての報告だ。
一人はマサト、もう一人はミラと言う少年少女たちなんだが、特にマサトと言うやつがヤバイ。
俺たちが到着したときにはすでに戦闘が終わっていたのでミラについては分からないが、20人もの盗賊をケガもなく一撃で殺していたんだ。
更に盗賊のお頭って言う奴の手足の腱だけを切り、生きたまま無力化してやがった!
はっきり言ってありえねぇ、ランクCの俺とイオでも20人なんて盗賊に襲われたら生きるか死ぬか、それこそ無傷で倒すなんて不可能だし、無力化なんて絶対無理だ!
マサトはまだどこのギルドにも所属していないみたいだから早めに仲間に引き込んだ方がいい!」
一息に報告したキュアンはイオが異空間から水を取り出しコップに入れてくれていたものを飲み干し一息つく
(*´ω`)
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