31話 王都に到着
あけましておめでとうございます。
拙い文章ですが、今年もよろしくお願いします
ついに2章スタートです
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「ついたぁぁぁぁ!」
あの後30分ほど歩いてやっと到着しました。意外と距離があってびっくりだね。城の周りは草原になっているせいで距離感がつかめませんでした
「さて俺たちはこのままギルドに報告しに行くがお前たちはどうするんだ?」
キュアンさんたちと門の手続き待ちの列に並んでいたときに急に問いかけてきた
「そうですね。とりあえずはギルド登録をして、8歳になったら学院に通う予定ですね。」
「そうか、じゃあ手続きが終わったら一緒にギルドに行くか?
」
「いえ、申し出は有り難いですが、ミラと一緒に街中を見ても回りたいので...」
「お?デートか?そうだな!なら邪魔しちゃ無粋ってもんだな!」
ハハハと笑うキュアンさん。そんな事を言うとミラが...
ほら...顔を真っ赤にしてクネクネしているじゃないか...
「そろそろ俺たちの順番みたいですよ。ほら、ミラもクネクネしないで戻ってきて。それを見て、恍惚とした表情をしているイオさんもですよ」
そういうと二人とも再起動したかのように動き出す。 二人ともに、よだれが出ていたのは気のせいだろう。うん...気の...せ...い...
「次の人!身分証の提示を!」
おっと...気を取りなさないとな。俺以外のみんなは冒険者ギルドのギルドカードの提出が終わったみたいだ。次は俺の番か
「すみません。まだギルドカードを持っていないので、身分証の発行をお願いしたいのですが...」
俺がそういうと横に控えていた兵が「こちらへ」と言い、列の横に並べさせられる。
「では申し訳ありませんが規則ですので、犯罪履歴の確認をさせていただきます。この石板に両手を当ててください。
この石板は真実の石板と言い、人殺しや窃盗、犯罪にあたる事をしていればそのまま両手を拘束するようになっております。もし両手を置くのを拒んだ場合は犯罪をしたことがあるとし、拘束させていただきます」
そう言ってくる兵士の誘導に従い石板に手を置く。そうして5秒ほどたち何も起きなかったので兵士に聞く
「これってどれくらい手を置いておけば良いのでしょう?特に変化はありませんが?」
「あ、もう大丈夫ですよ。1秒以上置いて反応がなければ問題ありません」
早よ言えよ!無駄にドキドキしたじゃねえか!
「ドキドキしました?偶にこうして時間が変更しているんだよと周囲にアピールする為なので申し訳ないです」
そう言う事か、犯罪者が手を少しだけ浮かしていたり、毎回同じチェックで犯罪者をスルーさせないための工夫か。
現代で言うと週に1回のペースでログインパスワードとかが変わる感じか。
「いえ、気になさらないで下さい。俺みたいな子供にも丁寧な対応して下さりありがとうございます。それで、身分証の発行の料金ですがどこで渡せばいいですか?」
俺がそういうと兵士はニッコリとしながら答えてくれた
「この場で結構ですよ。
身分証の発行の料金について知っているという事は、その後各ギルドで登録すれば、借の身分証の返却時、通行料も帰ってくることもご存知ですか?」
「はい、連れに聞きました。では鉄貨1枚お渡しいたしますね」
兵士に鉄貨1枚を渡し、身分証を受け取る。
「ありがとう。では...ようこそコメット城下町へ!」
(*´ω`)
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