30話 もしもシリーズ② 年末編 各視点2
年末編の続き。なんだかんだでみんな仲がよろしい様子。
意外と長くなった...
それでは皆様良いお年を!
2016年1/1の31話から2章スタートです。
ですが仕事忙しく毎日投稿厳しいかも。出来る限り頑張ります。
「今そう思ったやつで出来なさい」→「今そう思ったやつ出てきなさい」に変更しました。ご指摘ありがとうございます。2016/2/10
3/9全体修正
「ママさっき言った事は本当だけどママの方が大~好きだよ。元気出して?ね?」
その瞬間ママががとってもにこやかな顔になり私に抱き着いてきたのです
「いやーん。ミラ~ミラ~なんて優しいの~だから私はあなたの事が大好きなの~!」
腰をクネクネしながら抱き着いているママ。
別にいいですけど結構体が揺さぶられるので酔いそうになるのが欠点です。その時、にーちゃんが助け舟を出してくれました
「所でベルさん、晩御飯のお話でしたよね?晩御飯はスキヤキで大丈夫ですよ。」
クネクネしていたママが止まりちらりとにーちゃんを見て「あと30分は堪能させて!」と言いました。30分後には私はグロッキー状態確定です。これは何としてでも止めないと。
にーちゃん頑張れ!
「ミラ...がんばれ!」
裏切られました...助けの言葉を言いましたがきっと無駄でしょう...にーちゃんはママに逆らえません。
そしてその後10分ほどは耐えていましたが頭がくらくらして意識を失いました
気が付いた時には新年でした...
---------------------------------------------------
みんなのアイドル、ベルよ。
え?もういい歳なのにアイドルだって!?今そう思ったやつ出てきなさい!今なら四肢を切り取ってコンクリにつめて海に沈めるだけで許してあげる!もちろんミラに手を出す奴もね!
海で思い出したけど私たち親子はこの世界の住人じゃないの。
村で変なものが出てきたっていうから私のもとに持って来られ、それを見ていたら急に光ってこの世界に来たわ。
その後、雅人に海で出会って娘のミラを助けてもらい住む場所も提供してもらって、この世界の常識もたくさん教えてもらったわ。
今はマサトの家で年末の晩御飯の準備をするため、冷蔵庫を確認していたのだけど、雅人に何が食べたいか聞くべきよね
「ミラ?今いいかしら?」
「うん!大丈夫だよ!どうしたのママ?」
ああ!可愛いわー!流石私の娘!ママは今日もご機嫌よー!
「ちょっと『今日大晦日だから晩御飯何にする?』って聞いてきてもらえないかしら?聞いてきてくれている間におやつの準備しておくから」
「おやつ!はーい。聞いてくるねー」
そんなに喜んでくれたら私としても作り甲斐があるわ。
何を食べるか分からないけど、冷蔵庫の中でも確認しておきましょう
「えーと、お肉に、卵、ネギに、豆腐と、春菊、シイタケと糸こんにゃく...うーんスキヤキかしら?」
どうやらミラが階段を下りてきているみたいね。ミラの大好きなプリンでもだして~
そうこうしている内に台所まで来たみたいだ
「雅人、今日の晩御飯はスキヤキで良いかし...ら...」
台所から振り向きながら雅人の方を見るとミラを肩車していた。最近私ですらしていないのに!うらめしい...
あの柔肌の太ももが首筋から頬の方に向けて伸びるあの感覚は私だけの物よ!そう思ってついつい私は言ってしまう
「雅人!またミラにベタベタして!ほら~ミラ私の胸に飛び込んでおいで!柔らかくて大きいよ~」
「いや!雅人にーちゃんはパパみたいであったかいんだもん!いくらママの頼みでも今は嫌!」
その瞬間私はこの世の終わりだと思っい、へなへなと崩れ落ちる。
あの可愛かったミラが...これが反抗期なのね...
「ミラに...嫌われ...た...」
しくしくと泣いているとミラ私の横にきて「ママさっき言った事は本当だけどママの方が大~好きだよ。元気出して?ね?」と言ってくれた
私はとても嬉しくなりミラに抱き着いて匂いを嗅ぎながら体全体を使い愛情表現をする
「いやーん。ミラ~ミラ~なんて優しいの~だから私はあなたの事が大好きなの~!」
そうしてミラをクンカクンカすりすりしていたら、空気の読めない雅人が言ってくる
「所でベルさん、晩御飯のお話でしたよね?晩御飯はスキヤキで大丈夫ですよ。」
私は一度止まりちらりと雅人を見て「あと30分は堪能させて!」と言ったら雅人は応援してくれたわ
「ミラ...がんばれ!」
ってね!
その後ミラが10分ほどで眠っちゃったからベットに連れて行き、2時間ほど堪能していたら晩御飯の支度をしている途中だったのを思い出し、急いで晩御飯の準備をしていたら除夜の鐘が鳴ったわ...
これが私たち3人の新年のスタートになったのよ
(*´ω`) _旦~~ ドゾ (*´▽`*)アリガトウ
誤字脱字ブックマーク・応援等のお返事待ってます。




