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異世界転移で子供になった!?30歳独身が行く異世界生活  作者: ハートさん
第1章 これってやっぱり異世界転移?
29/78

29話 閑話 もしもシリーズ② 年末編 各視点

もしマサトが雷に撃たれなくて、代わりにベル・ミラ親子が日本へ来てしまったパターンの続き。年末編!


今日中にもう一度UPします。(´◉◞౪◟◉)


3/9全体修正

「はあ...二人がこちらの世界に来てだいぶたったな...」


 俺はコーヒーを飲みながら窓から顔を出し外の景色を見ていた。クリスマスも過ぎとうとう明日で新年だ。12/25日に出会ったからもう1週間が立つのか...この1週間は怒涛の毎日だったな...


 思いにふけっているその時、部屋のドアが開かれミラが入ってきた


「雅人にーちゃん。ママが呼んでいたよ?今日大晦日だから晩御飯何にする?って」


「ああ、ありがとう。ミラも一緒に行くか?」


「うん!行くー!」


 ミラの手を取り一緒に行こうとしたが、肩車をお望みのようだったので肩車をしてあげる。


 その時楽しそうなミラをみてついつい言ってしまう


「肩車位いつでもしてやるからな」


「うん!ありがとう!」


 二人で仲良く階段を下りていくとベルさんが待っていた


「雅人、今日の晩御飯はスキヤキで良いかし...ら...」


 台所から振り向きながら此方を見たベルさん。相変わらず美人だ。

美人なんだが...


「雅人!またミラにベタベタして!ほら~ミラ私の胸に飛び込んでおいで!柔らかくて大きいよ~」


 そう、ベルさんはミラの事になるとトコトンダメになる。まあそこが可愛らしいのだけどね


「いや!雅人にーちゃんはパパみたいであったかいんだもん!いくらママの頼みでも今は嫌!」


 その瞬間ベルはこの世の終わりみたいな顔をし、へなへなと崩れ落ちる


「ミラに...嫌われ...た...」


 しくしくと泣いているとミラが降ろしてくれと言うので降ろしてあげる。そうするとベルの横に行き何かつぶやいていた


 その瞬間ベルがとってもにこやかな顔になりミラに抱き着く


「いやーん。ミラ~ミラ~なんて優しいの~だから私はあなたの事が大好きなの~!」


 腰をクネクネしながら抱き着いているベル。


「所でベルさん、晩御飯のお話でしたよね?晩御飯はスキヤキで大丈夫ですよ。」


 クネクネしていたベルが止まりちらりと此方を見てくる


「あと30分は堪能させて!」


 あ、はい、そうでございますですか


「ミラ...がんばれ!」


 俺はサムズアップしながらニヒルな笑みを浮かべその場を後にするのだった。決して後ろからミラの助け声など聞こえない。聞こえないったら聞こえない


 そんなこんなでその後色々あり、今年1年が終わっていった




---------------------------------------------------




 ミラです。

 この地球とは違う世界からこの世界にママと一緒に飛ばされてきました。

近所で評判のママの娘で、雅人にーちゃんに命を救われました。


 雅人にーちゃんはめちゃくちゃイケメンってほどではないですが、街中を歩いていたら10人中8人は振り返る感じの顔です。


 ついでに髪の毛をセットしていなく、服も適当なものを着ているときは10人中1人も振り返りません。オンオフが激しいです。


 だけどどちらのにーちゃんも中身は変わらないからとっても優しいです。ついついお父さんがいたらこんな感じなのかな?って甘えちゃいます


 今からママに言われたミッションを達成するため、にーちゃんの部屋へと行く途中です


 部屋の前に到着し言われたことを思い出し、扉を開ける


「雅人にーちゃん。ママが呼んでいたよ?『今日大晦日だから晩御飯何にする?』って」


 よし!言えた!と満足感に浸りながらにーちゃんの返事を待つとすぐに返ってきた


「ああ、ありがとう。ミラも一緒に行くか?」


「うん!行くー!」


 うれしいな!ちゃんと言えたこともそうだけど、にーちゃんの笑顔が私もうれしいんだ!


 にーちゃんが私の手を取り一緒に行こうとするが私は肩車をしてほしかった。目線が高くなって面白いし、にーちゃんは暖かいから心がポカポカするのです


 私がニコニコしているとにーちゃんは「肩車位いつでもしてやるからな」って言ってくれたの。とっても嬉しくて元気よく返事しちゃった


 二人で仲良く階段を下りていくとママがいて、私のおやつを作ってくれていたの。


 ママは私たちに気が付いたのか振り返ってにーちゃんに聞いてきたのです


「雅人、今日の晩御飯はスキヤキで良いかし...ら...」


 やっぱり固まってしまった。このパターンはいつものが来るのです


「雅人!またミラにベタベタして!ほら~ミラ私の胸に飛び込んでおいで!柔らかくて大きいよ~」


 ママが私の事を愛してくれているのは分かるけど過保護すぎる気がするのです。私もママの事大好きだけど今は雅人にーちゃんと一緒にいたいのです


「いや!雅人にーちゃんはパパみたいであったかいんだもん!いくらママの頼みでも今は嫌!」


 言ってしまったのです。でも後悔はないのです。でもその瞬間ママはこの世の終わりみたいな顔をし、へなへなと崩れ落ちちゃいました


「ミラに...嫌われ...た...」


 しくしくと泣いているママを見るのはとっても辛いです。私はにーちゃんに降ろしてくれと頼み床に降り立ちママのもとに行きます。


初の予約投稿。上手く出来ているかな?

12/31日の8時と20時でセットしてます。


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