28話 そういえば
24000PV 4400ユニーク ブクマ80件突破!
初感想貰ってニマニマしたハートです。
書き始めた当初、ここまで閲覧してくださる方がいて下さるとは思ってもみませんでした。ありがとうございます!
3/9全体修正
2016/4/22 一部編集
「そうだ、キュアンさん、イオさん。ただ移動しているだけも暇なので、ちょっと聞きたい事があるのですが良いでしょうか?」
「ん?どうしたの?。」
「はい、実は城下町に入る際の事なのですが、今まで森の奥で暮らしていたため、詳しく知らないのですよ。町に入るのに通行料とか取られるのですか?」
「ああ、そうだったのね。ご両親は教えてくれなかったの?」
「ええ、私の両親はもうこの世界にはいなく、ミラのお母さんに教わったのですが、ざっっくりとした説明しか聞いておらず...」
そう言うとイオさんはまずいことを聞いてしまった!と言った顔で慌てて話を進めようとする
「えーとね!城下町の門を通るためにはギルド登録をしていなければ、犯罪履歴の確認と通行料として鉄貨1枚で借の身分証の発行になり、その後、冒険者ギルドか商人ギルド、魔法ギルドのうちどれかで登録すれば、借の身分証をその時返して、通行料も帰ってくる仕組みよ。私たちの所属は冒険者ギルドね」
(ほう...ベルさんの説明の時は冒険者ギルドのみの説明だったが他にも商人ギルドと魔法ギルドがあるのか...)
「すみません。冒険者ギルドは分かるのですが、商人ギルドと魔法ギルドについて詳しく聞いてもいいですか?」
まっかせなさーい!といった感じでイオがどんと胸を叩く。
ぷるるんと揺れる胸を見守っていると横からミラが足を蹴ってきた。すみません、おっぱいの魔力に勝てませんでした
「はは!彼女さんに怒られちゃったね。まだマサト君は子供だからいいけど大人になっってもそんなに分かりやすいとだめだよ?」
男のチラ見は女のガン見と言いますものね。はい、すみません
「まあ話は戻すけど、商人ギルドと魔法ギルドについてだよね?
まず商人ギルドはその名のごとく商人、販売関係をメインとした組織だね。食事や武器防具、様々なアイテムの販売買取が主だね。
次は魔法ギルドだけど、新しい魔法の開発やケガをした人たちの回復、魔法に関する道具の発売だよ!例えば各家などにある明かりの魔道具など等がそうだね。後は回復系ポーションとか意外とあるねー。」
「ふむふむ。では冒険者ギルドはその両方を兼ね備えた感じですかね?アイテムの買い取りから販売、依頼、受諾とありますし」
「そだねー。冒険者ギルドは確かに両方を兼ね備えて入るけどその分、手数料がかかるから、安く、もしくは高く販売したければ各ギルドへ行ったほうが利益は大きくなるね。ただ、面倒だから大体の人は冒険者ギルドですましちゃうのだけどね。
簡単に別けると
冒険者ギルド → 何でも屋
商人ギルド → 生活関係(食事~戦闘・生活系便利アイテム作成等の販売)
魔法ギルド → 生活関係(魔法系戦闘・生活系便利アイテム作成~回復等)
この3つのギルド事態協力関係にあるから
魔法ギルド → 魔法アイテムの材料依頼 → 冒険者ギルド又は商人ギルド
商人ギルド → 食事やアイテム等の素材集め → 冒険者ギルド又は魔法ギルド
冒険者ギルド → 戦闘や情報管理、人材派遣 → 商人ギルド又は魔法ギルド
てな感じかな。分かりにくいよね。まあこの3つのギルドがあるから経済が周り、豊かな生活が出来るって考えてもらえればいいかな」
わかったかな?ねえ?わかったかな?と言った感じで此方を見てくるイオさん。
(なるほど説明してもらったら何となくわかったぞ。要は需要と供給ってことだな。丁寧に教えてくれようとしてくれるのは有り難いが、回りまわってよく分からなくなるな)
「ありがとうございます。理解できました。所で城下町はまだ先ですかね?モンスターも全然出てこないし...」
「あーもう大分近いからモンスターも定期的に始末しているし、この辺りは初心者たちの狩場にもなっているから見かけないんだろう。
お!言ってるそばから見えてきたぞ。ほら、あそこだ」
キュアンさんが森の出口を指さし教えてくれる
「あれがコメット城下町とコメット城か...」
(*´ω`)
誤字脱字ブックマーク・評価・応援等のお返事待ってます。




