27話 二人の真意とは4 キュアンとイオ視点
昨日睡眠時間削りまくってストック何個か仕上げました。
年内は毎日投稿行けそうです
それでは本日分です、どうぞ。
3/9 全体修正
2016/4/22 一部編集
マサトと言うのかこの少年は。後隣の少女はミラか。マサトはやけに落ち着いているがなぜだ。普通、この年の子供なら防衛のためとはいえ、人を殺せば吐き気を催すはずだが...
ミラと言う少女は少し首を倒して疑問形であいさつをするのを見ていると、とても可愛らしい。イオと結婚出来たらこんな可愛らしい子供がほしいな。
こんなに可愛らしいとイオがやばいだろうな...「しまった!」と思ったがすでに遅く、それを見たイオがプルプルし始めた。やばい!
「はふぅーーん!可愛いーー!何この子!天使?ねえ天使なの?お姉さんとっても今幸せよ」
やってしまった...イオは可愛いものが大好きすぎて暴走してしまう癖がある。とりあえずチョップをし、現実へと戻し話を進める
「マサトは何だかやけに大人っぽいがまあそれは良い。返り血って言ってたがこの盗賊たちをすべて倒したのはマサトでいいのか?」
「はい。間違いないです。一応ミラに聞いたら正当防衛になるとの事で、容赦なくいかせてもらいました」
やはりか、対応も落ち着いているし身のこなしも素人とは思えない、これは一応ギルドマスターに報告しておくべきだな。味方になるなら心強いが敵に回すのはよくなさそうだ
「そうか、無事ならそれでいいんだ。これから二人はどうするんだ?王都の城下町に行くなら俺たちもちょうど戻るところだし一緒に行くか?」
「そうなのですか?ではお邪魔かもしれませんが道中よろしくお願いいたします」
よし、自然と一緒に行動できそうだぞ。このまま一応マサトとミラを監視させてもらい、ありのままを報告させてもらうとしよう
「それじゃ向かう前に盗賊たちのプレートを回収していこうか。それが討伐照明になるし、上手くいけば懸賞金がかけられている奴もいるからお金を貰えるかもしれないぞ」
「そうなのですか。ありがとうございます。それではプレートを集めていきましょうか」
「一応お頭と呼ばれていたやつは生きたままそこに座ってますけどどうしましょう?あ、手足の腱を切っているので這いずることは出来ても歩いたり、物を持ったりできない状態なので安心してください」
おいおい...お頭って...生きているのは知っていたが、お頭だったのかのよ!
手足の腱を切っているだなんて、どれほどの技術があれば出来る芸当なんだ?生死をかけた戦闘の中でそんな余裕普通無いから!
「でかしたぞ!ボスを生かしたまま捉えたなら報奨は上がるし、情報も色々と聞き出せる。今からロープで縛るからちょっと待ってろ」
お頭を簀巻きにしながらこれからどうするか考えていると、イオの方にマサトとミラが近寄り何かを聞いているようだった。
簀巻きにしたお頭を連れてみんなと合流すると話は終わりかけだったようで
「...状態にしないといけないしね。お、キュアンもどうやら縛り終えたようだね。じゃあレッツらシュッパーツ!」
この元気よさにいつも助けられているなと思いながら、キュアンはイオの後を付いて行くのだった
( *´艸`)
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