23話 閑話 もしもシリーズ① クリスマス特別編2
もしマサトが雷に撃たれなくて、代わりにベル・ミラ親子が日本へ来てしまったパターンのクリスマス版。昨日の続き。
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二人で船に乗り込み陸へと向かう途中、ベルは何故か異様に驚いているようだった
「これはどんな原理で動いているの?魔法?でもマナの力も弱いし...。」
「ああ、これはエンジンと言うもので動いていて、この船だと時速120kmはでるね」
「すごい、これは革命だわ...」
そんなやり取りをしていると雅人は妙なものが浮いているのを見つけた。
「ん?なんだあれ...って人だ!おぼれたのか?死んでいるのか?とにかく行かないと!」
そう言い、船を止め、錨を海に投げ込み急いで泳いでいく雅人。そこにはとても可愛らしい女の子が浅い息をしながら呻いていた
(やばい、これは低体温症か、早く船に戻って体を温めないと)
女の子を引っ張りながら、船へと移動する雅人。女の子を勇気付けながら移動する
「もうすぐ船につくから!もう大丈夫だから!気をしっかり持って」
船に残されていたベルはマサトが何も言わず飛び込んでいった事に、何事かと思ってみていたら人命救助をしていたと分かり、タオルを用意してくれていた。だが女の子を見たと同時に様子が変わる
「ミラ?ミラ!!大丈夫!?雅人、早く船の上へ!」
「任せた!」
そう言い、ミラを船上へと渡す雅人。受け取ったベルはミラの服をすべて脱がせ、自分の服も脱ぎ、体を抱きしめ温めだした
(ぶっ!人命救助で人肌で温めるのは分かるけど自分がやるのと人がやっているのを見るのは全然違うな...)
二人抱きしめあうのを見ながら上からバスタオルをかぶせる。ここで船を動かしてもいいが、風が体温を余計に奪うであろうことから、あえてその場にとどまる。
その時、こちらが風下だったからか不穏な言葉が聞こえてきた
「ふへへへ...ミラの裸体...すべすべ...じゅるり...」
緊急事態と言うのに何を言っているのだか...うん何も聞こえなかった。俺は何も聞いていない...
ミラが意識を取り戻したときのために、インスタントのコーンポタージュを3人分準備し、お湯を沸かしまっていると、ミラは意識を取り戻す
「ん...あったかい...ママ?ママだー」
「ミラ...良かった...ミラに何かあったら私どうしていいか分からなくなるところだった...
雅人ありがとう。ミラを助けてくれて」
「おじさんが助けてくれたの?ありがとう!」
「ああダイバーとして当然の事をしただけだから気にしないでくれ。後、確かに君から見ればおじさんだが、雅人と言ってくれたありがたいんだがまあいい。
それよりそろそろ二人とも服を着てくれないか?目のやり場に困るんだが...」
そういうとベルはニヤリと笑いこちらをからかいだす
「ミラの裸はダメだけど私の裸なら見てもいいわよ?自分で言うのも何だけどいい体しているでしょ?」
ぐいぐいと胸を強調するベル。ありがとうございます!!!
「いいからこれでも飲んで温まれ!」
「ビシッ」っと頭をチョップしコーンポタージュを渡す。暖かそうに飲みながら親子は幸せそうな顔をしていた
「これから二人どうするんだ?よくある異世界からこの世界に来たパターンだろう?良ければ出会ったのも何かの縁だし俺の家に来るか?」
「確かに私たちはこの世界の事何も知らないし、しばらくの間厄介になろうかしら。ミラもそれでいいかな?」
「うん、雅人もいい人そうだし私は良いよ!ママともどもよろしくね!」
そうして、服を着た二人(まだ服は濡れているが)を連れて我が家へと船を走らせるのであった。
その時、船の上でワイワイと楽しそうな、これから何が待っているのであろうか?と言った事を話しているベルとミラを見ながら雅人は思っていた
(家族以外で過ごす初のクリスマスか。まあこんなにぎやかなクリスマスも悪くないかな...)
(*'ω'*)
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