17話 旅立ちの準備
気が付けばブクマが32件!
朝からテンション上がるね!
それでは本日分どうぞ!
3/9全体修正
2016/4/22 一部編集
「もう!マサトだけ強くなりすぎ!不公平!」
ぷんぷんとほっぺたを膨らませ怒り出すミラ、なんか可愛い...って違うぞ!俺はノーマルだ!
話の内容を変えようと俺はベルさんに語り掛けた
「所でベルさん、王様の所に顔を出すとか言っていませんでした?」
ハッ!とした表情でベルさんが慌てて動き出す。
「やばい!報告に戻らないと世界中のSSSランクたちが私を捕獲するために動き出しちゃう!」
そう不安な事を言いつつギルドカードにある時計機能を使い今は何時かと確認するベル
「もう時間がないわ!最悪間に合わなかったら私、半年の間は強制でギルドの依頼を受けて世界中飛び回らないといけなくなっちゃう!
今すぐ転移すればギリギリ間に合うけど最悪間に合わなかったらマサト!ミラの事お願いね!」
そう言って俺とミラを抱きしめながら顔を俺の横に付け、小声で話しかけてくる
『もう解っているとは思うけどSSSランクになるときに国を脅していて、ミラを下手に巻き込まないためにある程度は国に従うしかないの。だからよろしくね...』
「さあ!もう行くわね。それとマサト、合成スキルも使い手がほぼ居ないスキルだから人前では基本使わないようにね。隠蔽スキルで隠すものの隠し忘れも要注意よ!
ミラ、マサトと一緒に王都に向かってね。空間魔法での転移は最低lv7以上だからまだ出来ないしね。ゆっくりと来ればいいわ。後、一応お金を渡しておくわね」
ジャラジャラと心地のいい音を響かせながら、お金が入っているであろう袋を渡してくる
「その中に金貨10枚入っているから自由に使いなさい!元がないと合成スキルも宝の持ち腐れよ、良い装備を買ってね、って本気でやばい!じゃあ頼んだわよ!」
その瞬間、空間転移で姿を消すベル。ミラは見慣れているのか呑気に「いってらっしゃい~」と手を振っていた
「さて、ママも行った事だし私たちも出発しましょう?」
「あ、ちょっと待って。装備品の確認だけしておくね。」
(さて、せっかく合成を覚えたのだし、何か合成しておくかな。今手持ちにあるのは...ナイフ1つと先ほど合成で作った剣1本と、皮シリーズの胴・パンツ・籠手・ブーツと、紐で縛ったシリーズの道着・パンツ・手袋・ブーツか。
強くなったとはいえ、この装備で町に行けば馬鹿にされるのは必至だ、せめて見た目だけでも合成スキルで奇麗にならないかな?まあやってみよう)
「ミラ、ごめん。今からこの装備品たちを合成でいじるから待っててくれないかな?すぐ終わると思うから」
「うん分かった。横で見ていてもいいかな?」
「ああ、問題ないよ。一応あまり近くに寄りすぎないようにね」
(さて...前回やった時は身が夢中だったからちゃんと意識して合成するのはこれが初か。こう言うのはよくイメージが大切だっていうよな。
良し...決めた!こんな感じにしよう。)
気合を入れつつスキル名を唱える
「合成!!!」
|д゜)
誤字脱字ブックマーク・応援等のお返事待ってます。




