12話 特訓に向けて
気が付けば4719pv 1092ユニーク!
皆様!ありがとうございます。
本日分です。どうぞ!
「スキル習得率が上がっていいるようだから」→「スキル習得率が上がっているようだから」に修正しました。ご指摘ありがとうございます!2016/2/10
3/9全体修正
「さて食事中に何だけど、明日私は一度王に顔を出しに行かなくてはならないの。そこでマサトにはスキルである「隠蔽」を覚えてもらう必要があるわね。理由は言わずとも分かっているだろうけどマサト、あなたの称号を隠す必要があるわ。だからご飯を食べ終わったら明日の朝まで付き合ってもらうわよ」
「はい、よろしくお願いします。所でどこで訓練するのですか?」
「それは私のスキルで作り上げる異空間よ」
そういいつつ、スッっと右手を上げるとベルさんの横に巨大なゲートらしきものが開く
「この中で訓練するの。もちろん称号効果でスキル習得率が上がっているようだから時間があるようなら戦闘訓練もするわよ」
(なぜ舌なめずりしながらこっち見ているのですかーーー!ご飯食べているからですよね?決して俺をいたぶりたいからでは無いですよねーーーー!)
「オ...オテヤワラカニオネガイシマス」
「大丈夫!この中では現実時間の1/4でしか時がたたないから!今が大体19時だから...よかったな。日の出まで11時間もあるぞ!さあ、私がいない間にミラを守れるくらい強くなってもらおうか!」
ベルさん?口調変わってますけど?
「ママ!マサトが強くなるのはうれしいけど、だったら私も特訓して!もう怯えるだけはは嫌なの!マサトと一緒に戦いたい!」
ミラは真剣な様子でベルに言う。それを見たベルは同じく真剣な目でミラに返した
「そうね。ミラ、貴方の事を愛しているからこそ今まで貴方を守ってきたけど、もうミラも7歳だし8歳からは学園に通うことになるわ。
そうなれば私もおいそれとは口出しできないし、馬鹿な貴族が可愛い貴方に何をするか分からないわね。
了解したわ、最低限身を守れるだけ強くしてあげる。
そしてマサト、貴方はミラの隣に常にいなさい。あなたが私の代わりにミラを守るの」
「ママ、それって私とマサトのお付き合いを認めるって...」
モジモジしながら顔を赤らめているミラ。そのセリフに被せるように、ニコニコしながらベルが切り出してきた
「マサトは分かっていると思うけどもし手を出したりしたら...」
ゴゴゴゴっと背景で文字が見えるかのように笑いながら威圧するベル
「ハイワカッテイマス、私はアナタの同志デスヨ」
「さあ無駄話はこの辺りにしてご飯食べきるわよー」
(このご飯を食べ終わったら約44時間の訓練か...
俺は生きて帰ってこれるのかな...ミラ様、ベルのコントロールをよろしくお願いいたします)
そう思いながら格段に食べる速度が落ちたタクトであった
(*´ω`)
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