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コミュ障、異世界転生で存在消失す ~透明人間はスローなライフも思いのままでした~  作者: 好きな言葉はタナボタ


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第10話 「神の誤算」

その後1週間にわたり、エリカはラットリングを倒し続けた。 この1週間でエリカが稼いだ報奨金は100万ゴールドを超す。


生活費に余裕ができたエリカは、この世界に到着した当初に万引した各店に商品の代金を支払って回った。 盗んだ商品の代金をキャッシャーに入れていったのだ。 正確な金額は覚えていないし釣り銭の問題もあるので、どの店にも多めの金額を置いてきた。 ただ、武器屋だけは金額が大き過ぎるため、もう少し支払いを待ってもらうことにした。


寝泊まりの場所も宿屋から借家に移った。 町の中心部からそう遠くない閑静な住宅地に、月額20万ゴールドの家賃で一軒家を借りた。 不動産屋もファントムさんのことは知っており、賃貸契約はそれなりにスムーズに完了した。


エリカの新しい家は4LDK。 小さいけれど芝生の生えた庭が付いていて、窓からはカーテン越しに柔らかい日差しが差し込む。 宿屋と違ってプライバシーもばっちりで、誰かに平穏を邪魔される心配もない。 エリカは異世界に来てから初めて、心の底からホッとした。


新しい家には魔法で稼働するランプやコンロなどの魔道具も備え付けられている。 どの魔道具も地下室に描かれているマナ集積魔法陣から供給されるマナで稼働すると不動産屋に説明されたが、エリカには良く理解できなかった。


自分の居場所を手に入れたエリカは、彼女を異世界に送り込んだ神の意図からますます離れていった。人恋しさなど欠片(かけら)も感じず、ただ孤独を楽しんでいたのである。

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