Side - 10 - 1 - とあるよるのかいわ -
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「・・・」
「・・・」
「・・・リゼちゃんの容体は?」
「まだ痛みで叫び続けてるよ」
「帝国が怪しいのは分かっているんだが・・・対応が後手後手になっている、すまん」
「放っておけば被害が拡大するだろう、潰さないのか?」
「もちろん舐められたままでいる気はない、もう証拠はいらん、潰してその後被害が出なくなれば帝国が黒だったって事だ」
「・・・うちの蛇が怒り狂っていてな、動くと言って譲らない」
「・・・そうか」
「娘を孫のように可愛がっていたからな」
「・・・王族の居場所が筒抜けになっていた、城の中にもどうやら内通者が居るようだ、情けない話だよ」
「かなり前から周到に計画されていたようだ・・・、まだ内通者が城に残っているなら確かに油断ならない、俺がやろう、準備もあるが・・・遅くとも3年で潰す、今後帝国内が荒れても問題ないか?」
「・・・任せる、好きにやってくれ、後の処理はうちでやる、王家からは蜘蛛を出そう」
「分かった、助かる、じゃぁ俺は帰るとするよ・・・」
コツッ・・・
「・・・そこに居るんだろ、珍しく殺気が漏れているな、・・・陛下の許可は取った、これから忙しくなるぞ・・・・」
読んでいただきありがとうございます。
初小説です。
諸事情により恋愛要素全くありません、女性は平たい胸の人しか出てきません、男性は筋肉モリモリマッチョマン多いです、パロディ要素あり、苦手な人は注意してくださいね。
趣味で空いた時間に書いている小説につき不定期投稿です、ストックがあるうちは頻繁に更新しますが、無くなれば週1〜月1投稿になる予定です。