声だけ綺麗な令嬢は、王子の目となり光となる
ヴェリタス・オークターは、「声だけが綺麗」だと評される伯爵令嬢だった。
声、だけが……。
鏡の前に立てば、彼女はいやでも自覚する。
その身には、艶やかな金髪も、切れ長の瞳もない。貴族の令嬢であっても、華美な宝石のような美貌など、一つもないのだと。
法衣貴族オークター家は由緒こそあれど財は細い。ヴェリタスの纏うドレスも質素で、装飾は控えめ。
社交界で見栄えのする娘ではなかった。
だが、ひとたびヴェリタスが口を開けば、空気が変わる。
すっと伸びる澄んだ声は、冬の窓辺を打つ陽光のように柔らかく、胸の奥まで沁みわたる。
読み聞かせをすれば、子どもは眠り、老人は目を細め、喧騒の中にいた者まで、思わず手を止めて聞き入るほどだ。
教会の賛美歌隊には、何度も推薦された。
それでも、婚約の話は一向に来なかった。
「まあ、悪い娘ではないのだがね」
「声は良い。だが、見た目が地味では……」
「オークター家は学識はあっても、持参金がなあ」
そんな囁きを、社交の場で何度も耳にした。ヴェリタスは笑って受け流すことをとっくに覚えていた。
だが。痛みがない訳ではなかった。
彼女が十五歳になった春、父が少し困ったような顔で言った。
「ヴェリタス。お前には、王宮侍女見習いの話も考えていたのだが……別の話が来た」
「別の、話ですか」
「第二王子の教育係だ」
その名を聞いて、ヴェリタスは思わず息を呑んだ。
第二王子コルパラム。
王家の末子にして、利発で優しく、書物を好む聡明な王子だと聞いていた。
だが数年前、とある事故により視力の大半を失ったと噂されている。
以来、コルパラムは学ぶことも、剣を振るうことも難しくなり、今では宮廷の奥へ、引きこもっているという。
実際、ヴェリタスはコルパラムの姿を見たことがない。
「教育係と言っても、読み書きや作法のそれではなく……本を読んでくれる者を求めているそうだ」
父は付け加えた。
「王子は人の声に敏い。とくに、落ち着いた音の者がよいらしい。お前の声は評判だからな。まあ、断っても我が家に何ら、お咎めはないであろうが……」
ヴェリタスは、しばし黙った。
『声だけ綺麗』
その言葉は、ずっと胸に刺さっていた。けれど、今はそれが、唯一の武器になるかもしれない。
なにより――視えるものだけで、人は判断されるべきではない。
そう思ったとき、ヴェリタスの胸の奥に、はっきりした熱が灯った。
「お引き受けします」
父は目を丸くした。
「よいのか」
「はい。……少し、気になる方ですので」
本当は、少しどころではなかった。
ヴェリタスには、所謂前世の記憶があった。
日本という国の、どこかの学校の風景。
特別な配慮が必要な子どもたちへの、支援を行う学校だ。
特別支援学校の教室で、目の見えにくい子、音に敏い子、あるいは聞こえにくい子、言葉をうまく出せない子たちと向き合っていた記憶。
手を取るときの温度、声の出し方、環境の整え方、本人の尊厳を損なわない支え方。そうしたことが、体の奥に残っていた。
記憶の奥底にあるのは、子どもたちの笑顔だ。
あの世界で学んだことが、今の自分を呼んでいる気がした。
だから、ヴェリタスは王宮へ向かった。
第二王子の私室は、静かだった。
静かすぎる、と言った方が近い。
重い帳が閉められ、窓辺には柔らかな光だけが差し込んでいる。香炉の匂いは薄く、足音まで吸い込まれそうな空気の中、ひとりの少年が椅子に座っていた。
コルパラム王子だった。
年はヴェリタスより三つ下。まだ少年の面差しを残しながらも、まっすぐな鼻梁と薄い唇は、王族らしい気品を宿している。薄紫色の眼差しは、空を向いている。
ただ、空を見てはいない。
ヴェリタスはそっと膝を折った。
「ヴェリタス・オークターと申します。お声がけをいただき、本日より参りました」
返事はなかった。
侍従がひとつ咳払いをし、低い声で告げる。
「殿下。こちらが、本を読んでくださる令嬢です」
それでも、コルパラムは動かなかった。
しばらくして、ようやく彼は冷えた声音で言った。
「……また、私に哀れみを覚える者が来たのか」
鋭い言葉だった。
ヴェリタスは少しだけ目を伏せ、それから静かに答えた。
「哀れみではなく、お手伝いをしに参りました。殿下が読みたい本を、声でお届けするために」
「声で、か」
「はい」
「私を慰めるために?」
「慰める、というより……本の世界を、一緒に歩くためです」
その言い方に、コルパラムはわずかに顔を上げた。
「一緒に、歩く?」
「ええ。殿下の御目が見えていなくても、物語の中なら、いくらでも遠くへ行けます。私はその道のりを、読み上げるだけです」
それは、妙に軽くもなく、押しつけがましくもなかった。
コルパラムは黙ったまま、やがて小さく息を吐いた。
「……それなら、試してみる」
それが、ふたりの始まりだった。
最初の一週間、コルパラムはとにかく心を閉ざしていた。
読書をしても、返事は短い。
食事は淡々と、必要なことしか言わない。時折、何かを落とせば、苛立ちを隠さず舌打ちする。
ヴェリタスは焦らなかった。焦る必要もなかった。
彼女は本を読む前に、必ず今日の天気を伝えた。
窓辺に差す光の強さや空気の湿り気。
庭で鳴く鳥の声。
次に、これから読む章の長さを伝える。
途中で止めたくなったら止めてよいと告げる。
これは彼女が前世で学んだ、見通しを持たせるための支援だった。
そして、読み方も工夫した。
人物が入れ替わるときは、声の調子で区別できるようにする。
場面転換の前には間を置く。
難しい語には、言葉を選んで説明を添える。
物語の中の情景は、音や匂いまで想像できるように語る。
最初、コルパラムはそれを鬱陶しそうに聞いていた。だが、三日目の午後、ほんのわずかに体を傾けて言った。
「お前の声は……確かに、耳に残る」
「ありがとうございます」
「褒めたつもりはない」
「ええ。ですが嬉しいです」
その日、彼は初めて、少しだけ笑った。
それは、あまりに小さな変化で、侍従たちが気づくほどでもなかったが、ヴェリタスには十分だった。
やがて彼は、本の内容について口を挟むようになった。
「その騎士は愚かだ。なぜそこで背を向ける」
「殿下、それは物語ですから」
「物語なら、なおさら愚かでは困る」
「では、殿下ならどうなさいます?」
その問いに、彼は少し考えてから答えた。
「逃げる。見えぬ今の私は、剣を持つことができない。だから、別の手段を選ぶ」
「たとえば?」
「相手の足音を聞く」
ヴェリタスは、思わず目を細めた。
「いい考えです」
それから少しずつ、コルパラムは物語以外のことも話すようになった。
大半の視力は失っているが、明暗だけは感じ取れる。
だが、階段の段差が怖い。
人の視線が、気配として刺さる。
ヴェリタスは、そのたびに環境を整えた。
机の上の物は必ず同じ位置に置く。
部屋の中を歩くときは、床の質感や壁までの距離を言葉にする。
彼が自分で動きたいと言えば、すぐに手を貸さず、必要なときだけ支える。
「……お前は、奇妙な人間だな」
ある日、コルパラムがぽつりと言った。
「どこがですか」
「人は、私ができないことばかり見てくる。だが、お前は最初から、私にできることを探している」
ヴェリタスは本を閉じて、少し笑った。
「殿下は、できないことが増えただけです。でも元々の能力が全部、なくなったわけではありません」
「慰めか」
「事実です」
彼は何も言わなかった。
だが、その日以降、彼の声は少しだけ柔らかくなった。
数か月が過ぎるころ、ヴェリタスは王宮内で、奇妙な視線を感じるようになった。
振り返ればそれは、第一王子ローレンのものだった。
第一王子ローレンは、整った笑みを浮かべる男だった。コルパラムと顔の造形は似ているが、瞳の色は違う。青い眼だ。
礼儀正しく、人当たりもよい。
王宮内では既に『将来の王』として、高く評価されている。
だが。
ヴェリタスには、その目の奥に凍ったものが見えた。
彼は、たびたび弟の私室を訪れた。
「コルパラム、読書は進んでいるか」
「はい、兄上」
「それはよかった。お前が少しでも役に立てるよう頑張っていると、私は嬉しいぞ」
言葉だけは優しい。
けれど、ローレンが帰ったあとのコルパラムは、決まって無言になった。
ある夜、ヴェリタスが本を閉じると、コルパラムは突然言った。
「兄は、私を、私の目を、気にかけているように見えるか」
「見えます」
「では、実際は?」
ヴェリタスは少し考えた。
「心からかどうかは、わかりません。ただ……殿下を、弱いままにしておきたいように、自分の庇護下から抜け出さないように、囲いを作っている感じがします」
コルパラムの指先が、膝の上で強く握られた。
「やはり、お前もそう思うのか」
「お前、も?」
彼は唇を結んだあと、低く言った。
「事故の前、私が剣術で兄に勝ちかけたことがある。父上の前で。兄は、あのときだけ妙に穏やかだった」
その声は震えていなかった。だが、苦渋の色と静かな怒りが流れていた。
ヴェリタスの胸の奥で、何かがつながった。
事故と呼ばれた視力喪失。それは、本当に事故だったのか。
真実は、思ったより早く顔を出した。
ある日、王宮薬師の古い記録を見せてもらう機会があったのだ。
ヴェリタスは、以前コルパラムが頭痛を訴えた際、香料に敏感なのかもしれないと考え、薬草の種類を調べていた。すると、記録の端に、妙な注記を見つけた。
「瞳孔反応の異常、熱傷様症状、香煙吸引後に悪化」
香煙。
それは、コルパラムが事故に遭った日の、儀礼用の香と一致する。さらに、古い侍従が震える声で明かした。
「その日、香炉を替えたのは……第一王子付きの侍従でございました。ですが、誰も疑わず……」
証言は断片的だった。けれど、断片が重なれば、形を造る。
ヴェリタスはコルパラムにそれを伝えた。彼は長く黙っていたが、やがて静かに言った。
「……兄を、告発するつもりか」
「殿下が望まれるなら」
「望む、か」
彼はその言葉を噛みしめるように繰り返した。
「私は、兄を憎みたいわけではない。だが、何も知らぬふりで生きるのは、もう嫌だ」
「でしたら」
ヴェリタスは彼の前に、そっと手を差し出した。
「一緒に、確かめましょう」
コルパラムは、その手を見つめた。見えなくとも、そこにある温度を感じるように。
そして、彼は初めて、自分からその手を取った。
「……頼む、ヴェリタス」
その瞬間、彼の声は、子どもではなかった。
彼女の前世の記憶が、本当に役に立ったのはその頃だ。
視覚が不自由な人が、どうやって世界を把握するか。
音、触覚、空間の記憶。
本人の『できる』を増やすためには、周囲が支え方を誤ってはならない。
手を出しすぎれば依存を招くが、放っておけば孤立する。
ヴェリタスは、コルパラムのために歩行訓練を始めた。
中庭へ出る。
砂利の鳴る場所、芝の柔らかい場所、花壇の端。
彼に足元を言葉で示し、杖の持ち方を教え、階段の数を覚えてもらう。
遅々としたあゆみに、最初は少々苛立っていた彼も、やがて音の違いで場所を見分けられるようになった。
「右手の先に、噴水があります」
「水の音がする」
「はい。三歩進んだら、花壇の縁があります」
「……わかる」
「それから、殿下。今、少し肩に力が入りました」
「なぜそれを」
「声が、少し高くなりました」
彼は呆れたように笑い、それから、ほんの少し肩の力を抜いた。
ある日、中庭の芝の上で、彼は唐突に言った。
「私は、お前がいると安心する」
ヴェリタスの手が止まった。
「……それは、教育係として、でしょうか」
「違う!」
彼は即座に否定した。あまりにも迷いがなかったので、ヴェリタスの方がかえって息を呑む。
「お前の声が聞こえると、世界が輪郭を持つ。私がどこに立っていて、何を失ったのか、そして何がまだ残っているのかが、わかる」
ヴェリタスは、胸の奥が熱くなるのを感じた。
「殿下……」
「だから、離れるな」
あまりにも一直線な言葉がヴェリタスに届く。
けれど、その直後、彼は少しだけ言い淀んだ。
「……いや。離れるな、というのは、私の我がままだな」
ヴェリタスは、ゆっくり首を振った。
「我がままではありません。ですが、それなら、こちらも我がままを言います」
「何だ」
「私は、殿下が立ち上がるところ、歩くところを見たいのです。見えない世界の中でも、殿下がご自身の足で進むところを」
「……見えぬ者の行いを『見たい』とは」
彼の声には、かすかな笑みがあった。
「ええ。わたしが見ています。全身を使って」
その一言に、コルパラムはしばし沈黙し、それから、誰にも聞かれぬような小さな声で言った。
「ずるいな、お前は」
第一王子ローレンの企みが明らかになるのは、それから半年後だった。
王宮内で、第二王子の回復を願う名目の茶会が開かれた日。
ローレンは弟の手を取るように見せかけ、ひそかに侍従へ命じた。
ヴェリタスは、その動きを見逃さなかった。彼女は先に集めていた証言と薬師の記録を、王の前へ差し出した。
「第二王子の失明は事故ではなく、香煙に混ぜられた薬草による、毒性反応の可能性がございます」
会場が凍った。
ローレンの笑みが、ほんの一瞬だけ消えた。
「愚かなことを。証拠はあるのか」
「ございます」
ヴェリタスは、静かに答えた。
「当日使われた香の調合、侍従の証言、薬師記録の一致。さらに……殿下が視力を失われたあと、第一王子付きの者が何度も、治癒を妨げるような指示を出していた記録もあります」
「口先だけ、女の戯言だ」
ローレンが冷ややかに言ったそのとき、コルパラムが、ゆっくりと立ち上がった。
「口先だけ、ではない」
場が再び静まる。
彼は、見えないはずの目をまっすぐ前に向け、揺るがぬ声で言った。
「私は、彼女の声で学び、彼女の言葉で立ち直った。彼女は、私を哀れんだのではない。支えたのだ」
その言葉には、弟としてではなく、一人の男としての確かな意思があった。
王は長く黙したあと、調査を命じた。
結果、ローレンの周囲の者たちが次々と口を割った。
事故に見せかけた工作、医療記録の改ざん、香料の差し替え。
ローレンは拘束された。
「その色が嫌いだった。コルパラムの目の色が」
兄の呟きを拾ったコルパラムは、それでも前を向いていた。
視力を失くした紫の瞳が、僅かに濡れていた。
王宮内の塔で幽閉されたローレンは、最後まで言い張ったという。
「弟が、優秀すぎたからいけないのだ」
王宮の空気は、徐々に軽くなっていった。
コルパラムの失った視力は完全には戻らなかったが、彼の生活は大きく変わった。
彼は訓練と補助具を受け入れ、自分で歩き、書物を聞き、必要な助けを選べるようになった。
視える者にすべてを委ねるのではなく、自分の足で選ぶ王子へと、成長していった。
ヴェリタスは相変わらず彼の傍にいた。
だが、以前とは違う。
彼女はただの教育係ではなく、彼にとって最も信頼できる存在になっていた。
そして彼にとって、彼女は声だけ綺麗な伯爵令嬢ではない。知恵があり、観察眼があり、相手の尊厳を守る強さを持つ、誰よりも誠実な女性だった。
時は流れた。
十五歳だったヴェリタスは二十一歳に、十二歳だったコルパラムは十八歳になった。
その夜、王宮の庭園では、月明かりが白く花を照らしていた。
「……ここで待っていてほしいと言ったのは、殿下の方でしたね」
ヴェリタスが笑い混じりに言うと、コルパラムは少しだけ照れたように顔を背けた。
「大事な話がある」
「大事な話、ですか」
「そうだ」
彼は深く息を吸った。
以前の彼なら、言葉にするだけで何度も迷っただろう。だが今の彼は、迷っても逃げないと決めていた。
「私は、お前をただの教育係だと思ったことはない」
ヴェリタスの胸が鳴る。
「それは……」
「私にとって、お前は光だった。けれど今は、それだけでは足りない」
彼はそっと、彼女の手を取った。以前、初めてその手を握ったときのように、丁寧で、けれど今度は明らかな意志を伴っている。
「ヴェリタス。私の隣に立ってほしい。教育係としてではない。私が王となるなら、その隣で、世界を見てほしい」
ヴェリタスは、息を飲んだまま彼を見つめた。
長いあいだ、自分は『声だけ綺麗』だと思っていた。地味で、選ばれない令嬢。
けれど、この人は違った。
最初から、彼女の声の奥にあるものを聞いてくれていた。
前世で学んだ支援と、今世で積み重ねた努力が、一本の絆になった瞬間だった。
「……私は、ずっと殿下の世界を読んでいました」
ようやくそう返すと、コルパラムの肩がわずかに揺れた。
「なら、これからは」
「はい」
ヴェリタスは、笑った。今度は、胸を張って。
「これからは、一緒に読みましょう」
コルパラムは、そこでやっと、深く息を吐いた。
「……ああ。ぜひ、そうしてくれ」
彼は、そっと彼女の額に額を寄せた。触れるだけの、静かな口づけのような距離。
「私に、もう一つだけ教えてくれ」
「何をですか」
「恋は、どう始めればいい?」
ヴェリタスは少しだけ目を細めた。
「きっと、もう、始まっています」
彼は小さく笑った。
それは、王族の微笑みではなかった。
ひとりの青年の、素直で、あたたかな笑みだった。
数日後、王都には新しい噂が広まった。
第二王子コルパラムが、王宮侍女見習い出身の伯爵令嬢ヴェリタス・オークターを、正式な婚約者として迎えることになったというものだ。
「声だけ綺麗な娘」などと見下していた社交界は、今さら慌てたように彼女を褒めた。だが、ヴェリタスはもう気にしなかった。
支える力は、静かであってもいつしか世界を変える。
そして、誰かに選ばれるだけではない。誰かを選び、自分の足で未来へ進むことができる。
庭園の朝靄の中、コルパラムは彼女の声を聞きながら言った。
「今日の本は、何を読んでくれる」
ヴェリタスは、笑って答えた。
「未来の話です」
「それは長いか」
「ええ。きっと、何冊も必要です」
ヴェリタスは、そっと彼の手を握った。
その手は、もう迷っていなかった。
失った視界の先で、彼は確かに光を選び取った。そして彼女もまた、自分の声が誰かの世界を照らすことを知った。
ふたりは、ゆっくりと並んで歩き出す。
朝の陽はやわらかく、王都の空は澄んでいた。
ヴェリタスとコルパラムの、永遠の恋の始まりである。
お読みくださいまして、ありがとうございました!!
評価やブクマ、感想等々、全てに感謝いたします!!




