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第2話:新魔法

話が落ち着くまで少し文章量多めが続きます。

 ――魔女の嫉妬――


 その言葉の響きが教室を一瞬にして静まり返らせた。誰もが言葉を失い、凍りついたような沈黙が広がる。

 その静寂を破ったのは、授業の終わりを告げるチャイムの音だった。


「……今日は、ここまでのようじゃな」


 ガスポールは居心地の悪そうな表情を浮かべた。“魔女の嫉妬”について何の説明もせずに授業を終えれば、生徒たちが納得しないことがわかりきっていたからだ。


 案の定、その言葉が終わると同時に教室内はざわめきに包まれた。


「え、ちょっと待ってよ……」

「ここまで言っておいて、それはないでしょ?」


 甲種・二期生クラスの生徒たちは、明らかに納得できない表情で互いに視線を交わし、不満を口々に漏らしていた。


「……すまんの。実は、“魔女の嫉妬”についてはまだ不明な点も多くての。簡単に話せるような内容ではないんじゃ。次回の授業で詳しく説明することにするの。それと――」


 ガスポールはそこで一呼吸おき、生徒たちをぐるりと見回してから、念を押すように付け加えた。


「三期生には、絶対に黙っておくのじゃよ」



――放課後――


「ヒカル帰ろうぜ!」

「ヒカル帰ろうぜ!」


 漫画でよく見るような、絶妙に息の合った掛け声をかけてきたのは、双子のカイトとミヤコだ。

 顔立ちはそっくりだが、カイトは短髪で、ミヤコは長髪。髪型にはそれぞれ好みがあるらしく、実際の双子は漫画のように全てが同じとはならないようだ。


 王血部隊では基本的に三人一組で一つの班を形成する。甲種・二期生クラスには三つの班があり、ヒカルは双子のカイトとミヤコと共に、栄誉ある『二期生・第一戦闘班』、通称『ニイチセン』を担っていた。


「あれ? お前らも取材もう終わったのかよ」

「そうなんだ! カイトが取材短くて拗ねちゃってさー。ヒカル、元気付けてやってよー」

「拗ねてねぇよ、バカ! 今回は属性解放済みの一期生がメインだって朝から言ってただろ! 最初から分かってることだろっ!」


 魔法と科学の力で王族の血から作られた『人工生産物』であるヒカルたちには、両親という存在がない。彼らは生まれた時から、魔女討伐を使命とする『王血部隊』の一員として育てられてきた。


 王血研究を推進したアモン国王は、彼らを『王族の新たなる子ら』と称し、貴族よりも格上の存在として扱った。そのためヒカルたちは一般街ではなく内城壁内の『王血館』での生活を許されている。王血館と王血専門学校を往復する日々――それが彼らの日常だった。


 帰り道、並んで歩くヒカルたちの間に少しの沈黙が落ちていた。


「……でもさ、今日のガスポール先生の話、ちょっと怖かったね」


 慎重な性格のミヤコがそう切り出したこと自体は、ヒカルにとって予想外ではなかった。しかし、いつも強気なカイトが何も言わず黙っていることには少し驚きを覚えた。そして、同時にそれが悔しかった。


 魔女の脅威に立ち向かうために生み出された“人工生産物”である王血部隊。彼らは近い将来、シングウ王国を恐怖に陥れた魔女との戦いに身を投じる運命にある。そのような王血部隊のなかで、ヒカルたちは、栄誉ある“ニイチセン”を任されているのだ。


 ヒカルの胸にも不安がよぎっていたが、それを認めるわけにはいかなかった。

 ちらりとカイトとミヤコの表情を見て、「そんな俺たちが怖気づくようなことは決して許されない」と強く思う。


 ヒカルは軽く肩をすくめ、できるだけ明るく口を開いた。


「怖くなんてないだろ! むしろ俺は、新魔法には魔女も嫉妬してるって聞いて安心したぜ。嫉妬するってことは、自分じゃ使えない新魔法を羨ましがってるってことだろ? 魔女も新魔法にはビビるみたいだし、勝てそうな気がしてくるじゃん」


 勢いで口にした言葉だったが、言い終える頃には本当にその通りだと感じ始めていた。


「ハハッ!! ヒカルが言うと確かにそんな感じしてきたわ!」


 カイトは大きく笑い、少し前までの重苦しい表情を吹き飛ばすように、軽く拳を握ってみせた。「俺はいつかデカいことをやってやる」というカイト特有の自信が戻ってきている。


 ミヤコはそっと胸元に手を当て、小さくうなずいてから、ヒカルの言葉を噛みしめるようにゆっくりと言葉を紡いだ。自分を奮い立たせているようにも見えた。


「たしかに……。嫉妬……、しちゃってるんだもんね!」


 そんな二人の反応を見て、ヒカルは、やっぱり自分が言ったことは正しかったのだと思った。


「それに、“ニイチセン”には光属性がいるんだから無敵だろ?」


 ヒカルが冗談交じりに胸を張ると、すかさずカイトがニヤリと笑って反応した。


「俺のことか?」

「いや俺だろ」


 ヒカルが即座に切り返すと、ミヤコがくすりと吹き出した。


「いやいや、光属性は二人もいないでしょ」


 その言葉で三人は顔を見合わせ、笑い声が重なった。三人の笑い声は、さっきまで心の奥にあった恐怖をきれいに追い払っていくようだった。

 ヒカルはふと、この時間がいつまでも続けばいいと心から願った。



 冗談まじりに語られていた『光属性』についてだが、実のところ、この光属性というのは未だ謎に包まれた存在だった。


 そもそも、この世界には水、火、土、風の四属性しか確認されておらず、それらの属性加護の強度を測定する技術も既に確立されている。しかし、大賢人が存在を予言した『光属性』については完全に未知の領域だ。技術的に検出する手段も存在していない。つまり、光属性がすでに存在していたとしても、その者を見つけ出したり、どれが光属性の魔法なのかを認定する方法すらなかった。


 そんな中、今、シングウ王国では「甲種クラスに『光属性』という特別な属性を持つ者がおり、その属性が魔女討伐の決め手になる」という噂が広まっている。おそらくは魔女の恐怖に国民が絶望しないよう、王室が非公式に情報を流しているのだろう。


 その真偽は定かではないが、王血部隊の中でも「光属性は本当にいるのか。いるとしたら、それは誰なのか」という話題で盛り上がっている。優秀な生徒として選抜された甲種の生徒ならば、自分こそが光属性だと秘かに信じている者も多い。特に名前が『ヒカル』という強烈な響きを持つ彼は、誰よりも自分が光属性だと信じるだけでなく、周囲からも有力候補の一人として注目されていた。



 三人が笑い合っていると、後ろの方から賑やかな足音が近づいてきた。振り返ると、甲・三期生クラスの女の子たちが手を振りながら元気よく駆け寄ってくるのが見えた。


「ヒカル先輩、こんにちは!」

「せんぱぁーい!」


 ヒカルたちのもとへ駆け寄ってきたのは、左からカノン、ノア、マナ、モネ。

 甲種・三期生専用の“赤の制服”は、どの子にもよく映えている。


 ノアはいつものように穏やかに微笑んでいるだけで控えめだが、マナは明らかに好奇心でいっぱいの瞳を輝かせ、モネは視線を泳がせながら少し恥ずかしそうに微笑んでいる。


「せんぱぁーい、何の話してるんですかぁ?」

「た、ただの世間話だよ……」

「ヒカル先輩たち、楽しそうにしてたじゃないですか。教えてくださいよぉ~!」


 カノンは「ヒカル先輩たち」と言いながらも、その視線は完全にヒカルだけを追いかけている。他の女の子たちも似たような感じだが、特にカノンはヒカルの袖をちょんちょんと引っ張り、上目づかいで覗き込んできた。

 “赤の制服”に合わせているのだろう。黒髪には小さな赤いリボンが二つ飾られていて、瞳はまるで小動物のように潤んでいる。


 ――これ、絶対わざとやってるだろ……。


 その仕草にはどこか計算された可愛らしさが漂っており、ヒカルは戸惑いつつも内心のニヤニヤを必死で抑えていた。


 ――でも困ったな。

   ガスポール先生からは、三期生には黙っておくように言われてるし……。


「んじゃ、俺らは先帰ってるわ!」


 カイトはそう言うなりミヤコを引き連れ、逃げるようにその場を去っていく。


「……お、おい!」


 ヒカルは思わず声を上げたが、カイトとミヤコはすでに遠くへ消えかけていた。

 大体、困った状況になったときは、三人の中でカイトの決断が最も早い。今回も例に漏れず、その決断の内容は、「ヒカルを犠牲にする」というものだった。


 ――逃げやがった!

   でもまぁ、多分、俺って光属性だし? モテちゃうのは俺の宿命だよね?


 ヒカルは袖を引っ張るカノンの視線を感じながら、小さく息をついた。


 ――はいはい、わかりましたよ! こんな可愛い目で見られたら、応えてあげないと紳士じゃないよな~!


 得意げに小さく鼻を鳴らしたその瞬間だった。


「鼻の下が伸びるような新魔法でも覚えたのかしら、ヒカル」


 ――!?


 突然背後から響いた冷ややかな声に、ヒカルの思考は吹き飛んだ。

 慌てて振り返ると、そこには腕を組んだエミリが立っていた。涼しげな瞳はヒカルを鋭く見据え、その奥には少し怒りの色が含まれているように見えた。


「……エ、エミリ!」


 ヒカルは思わず半歩後ずさり、乾いた笑いを浮かべた。


 ――エミリだ。

   なんか機嫌悪い……。もしかしてエミリの嫉妬?

   そっちの嫉妬なら歓迎だけど……いやいや、でもなんか魔女と戦うより勝てそうな気がしない……。


「あら、皆さまご機嫌よう」


 エミリは甲・三期生クラスの女の子たちがいることに今気づいたかのようなそぶりを見せると、いつも通りの完璧な笑顔を浮かべて挨拶をした。

 しかし、その笑顔の裏に潜む圧力を感じ取ったのか、女の子たちの肩が一瞬ピクリと震える。


「ご、ご機嫌よう、エミリお姉さま……」

「じゃあ、いこっか……」

「うん……」

「で、では、ヒカル先輩、私たちはこれで失礼いたします……」


 甲・三期生クラスの女の子たちは、言葉を置くや否や、蜘蛛の子を散らすように去っていった。


 ――恐ろしい挨拶だ……。

   なぜだろう、ただの挨拶のはずなのに大きな圧力を感じる……。エミリ君、これこそ新魔法なのではないのかね?


 ヒカルは内心で冷や汗をかきながら、無意識のうちに一歩、二歩と後ずさり、そっとエミリとの距離を広げた。ちらりと横目で見ると、エミリは微笑を崩さぬまま鋭い視線をヒカルに向けており、彼は思わず身体を硬直させた。


「お邪魔だったかしら?」

「エ、エミリなら、どんどん邪魔してもらって構わないさ、ハハ……」

「そう。じゃあ、私が邪魔だったということは認めるのね」

「……」


 ヒカルは、慌てて否定しようとしたが、エミリの冷静な視線にすべてを見透かされている気がして、言葉が喉の奥で詰まった。


 ――あああああああ、神様!

   間違えた、、カッコつけすぎて完全に地雷踏んだやつだ……!

   これは、なんとか挽回しなければばば。。。


「そ、そんなことないよ。そういえばエミリ、髪切ったでしょ。いつもより少し短いけど、すごくいいね」


 エミリは一瞬、意外そうに目を丸くした後、微かに頬を染めてそっと髪先を指で撫でた。


「……あら、そうかしら?私は、ちょっと切り過ぎたと思っていたのだけれど」


 その声には先ほどまでの威圧感はなく、どこか控えめで柔らかな響きが含まれていた。


「そうなんだ! 俺は全然良いっていうか、むしろ好きだけど……あーでも、肩に付かないくらいの長さが、俺は好きっていうだけかも。あ、いや、……でも、エミリは長い髪もすごく似合うよね!」


 エミリは少し驚いたようにまばたきをした後、頬をさらに赤らめながらも平静を装うように視線を逸らした。


「ふ、ふーん、そうなんだ。実は、ちょっと長い髪にも飽きてきたし、これから暖かくなるから、このくらいの長さに変えてみようかなーって、そう思っていたところだったの……」


 ――あらかわいい。

   ツンちゃん、さようなら。デレちゃん、ずっと待ってましたよ。今後とも、幾久しくよろしくお願い……


「そんなことより、ヒヨリお姉さまを見なかったかしら?」


 ――デレちゃん、一瞬で帰っていったぁぁぁあ!

   いや、ちょっと待て。さすがに早すぎるって! もう少しお慈悲をくれても良かったのでは!?


「み、見てないかな! あ、そういえば授業中になんか撮影してたよね」

「その件で、放課後に話があるって言われていたのだけれど……。どこにも見当たらないの」

「そっか。じゃあ、もし見かけたら、魔鳩を飛ばすよ」

「ええ、そうして頂戴。……いい? まっすぐ館まで帰るのよ」

「わ、わかった」


 エミリはそれだけ言うと、さっと身を翻して城内へと戻っていった。

 その後ろ姿は、心なしか軽やかに見えた。


 ――どうか、デレちゃんが帰ってきてくれますように・・・!


 ヒカルは、そう願いながら、シングウ城を後にし、王血館へと歩き始めた。

 内城壁内にある王血館までは、それほど距離があるわけではない。ただし、シングウ城と王血館の間にはちょっとした森があり、それを避けるように道が続いているため、歩くとなると、それなりの時間がかかる。


 ――カイトとミヤコはもうだいぶ先に行っちゃっただろうな。

   よし、森を通り抜けて、先回りしてやろう!


 ヒカルは、進路を、森へと変更した。

 森の中ほどまで差し掛かった時だった。


 ――なんか……話し声が聞こえる……。


 ヒカルは足音を殺し、静かに歩調を緩めて近くの木陰に身を隠した。

 目を凝らすと、森の向こうに人影が見える。


 ――“白の制服”でピンクの髪……あれってヒヨリさん??


 ヒカルはさらに耳を澄ませた。


「……よね?」

「うん。もうすぐ準備が終わるから……、これだけは、どうしてもお願い」

「まぁいいわ。でもヒヨリ、今日……というか、放課後になってからのあなたは少し変わっているわ。なんて言うか……、ヒヨリじゃないみたい」


 ――もう一人も“白の制服”……。

   あの長くて赤みがかった髪はハルナさんだ!


 ハルナは、ヒヨリと同じく、甲・一期生クラスに所属しており、ヒカルよりも一学年上である。二人とも“属性解放の儀”も一年前に受けている。


 しかも、ハルナは、二種類の属性加護を受けた者、すなわち“ダブル”である。“人工生産物”として生成された子供たちの中から真のエリートとしてさらに選抜された甲種クラスであっても“ダブル”は極めて希少な存在だ。ハルナは“一期生・第三戦闘班”、通称“イチサンセン”の班長を務めており、魔女戦での勝利に欠かせない重要な人材の一人として知られている。


 ――ちょうど、よかった。

   エミリが探していたことを伝えなくちゃ。


 ヒカルは木陰から一歩踏み出し、口を開こうと息を吸い込んだ。


 その瞬間――。


 背後に微かな気配を感じ、振り返る間もなく強烈な衝撃がヒカルを襲った。その体は空中に吹き飛ばされ、視界が一瞬で暗転する。近くの草むらへ引きずり込まれた。身動きが取れないまま地面に押さえつけられ、口を強く塞がれる。


「俺の邪魔をするな。もし声を出したら殺すぞ」

「くっ……」


 ヒカルは必死で声の正体を掴もうと視線を巡らせたが、相手の姿はまったく確認できなかった。しかし、この状況でこんな乱暴な言葉を吐き、容赦なく攻撃してくる人物には、一人だけ心当たりがあった。


 ――まさか……あいつか?


 同期の中で唯一、ヒカルを見下し、名前が強すぎるという理由だけでヒカルが『光属性の有力候補』とされることに強烈な嫉妬と嫌悪を示す人物――パオタロだ。


 彼の潜伏魔法の腕前は誰もが認めるほど凄く、常にどこか影をまとった冷たさを漂わせていた。

 その潜伏魔法がヒカルにもかけられた瞬間、自身が周囲から見えなくなる代わりに、それまでまったく見えなかったパオタロの姿が鮮明に視界に現れた。


 「ちょっと待てパオタロ。お前の潜伏魔法、やばすぎだろ」


 パオタロは短く鼻で笑った。


「お前如きが俺を語るな。この俺が、潜伏魔法で誰かに負けるわけがないだろ。声にも潜伏魔法をかけるから、黙ってろ雑魚が」


 声にまで潜伏魔法がかけられ、周囲に全く音が届かなくなったことを理解したヒカルは、皮肉交じりに問いかけた。


『で、こんなところで何やってんだよ』

『もういい。一回死んどけ!』


 パオタロの指が、蛇のように冷たく素早く、ヒカルの首筋に絡みつこうとした――その瞬間だった。


「ハルナ・ボルケイノォォォォオ!! 」


 空気を裂くような叫びが森に響き渡り、パオタロの手がヒカルの喉元寸前でピタリと止まった。


 森の静寂が乱され、驚いた鳥たちが騒がしく一斉に飛び立っていく。


 ヒカルは地面に押さえつけられたまま、心臓が激しく鼓動するのを感じながら、必死に声がした方向へと目を向けた。しかし、そこには木々が揺れているばかりで、人の気配は感じられない。


 パオタロはしばらく辺りを睨みつけていたが、やがて苛立ったように舌打ちすると、ヒカルの体を乱暴に放り出した。


 ヒカルは荒い息をつきながらすぐに身体を起こし、再び声が聞こえた方向を凝視する。だが、そこには静かに何かの作業を続けているヒヨリがいるだけだった。


 驚いた様子もなく、今の叫びがまるで聞こえていないかのように、淡々と手を動かし続けている。


 ハルナの姿は、どこにも見当たらなかった――。

第2話をお読みいただきありがとうございます。


序盤は物語についてじっくりと地固めしていき、徐々に謎が解き明かされ、核心に迫っていきます。

※第12話から物語が大きく動き出します。

少し長めではありますが、ぜひご一緒に追いかけていただけると嬉しいです。


今後ともどうぞよろしくお願いします。

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