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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

愛の詩

なにかしらの感情を抱いたらリアクションをお願いします。

ボクはキミのことが大好きなんだ。

世界で一番愛してる。

本当の本当に大好きなんだ。

こんなボクを好きになってくれたんだ。

いつもキミのことを考えている。

24時間いつもキミを想ってる。


好きなところはいくつでも言える。

100個、200個、300個。

アタマのてっぺんから足の先まで全部好きだ。

心も好きだ。

キミのその性格がいいところが好きだ。

性格が悪いところも全て好きだ。

キミの気持ちがこちらを向いている限り。

キミのことを決して嫌うことはない。


もしもキミが世界中から嫌われてもボクのこの気持ちは変わらない。

だからキミが世界中から本当の本当に嫌われてしまえば良い。

そうしたらキミはボクのモノになる。


例えばキミがすごく肥ったとしよう。

そうしたらすごく嬉しい。

キミに〇〇する人がいなくなる。

そうしたらキミの側にいるのはきっとボクだ。

キミはきっと苦しむだろうか。

そうしたら慰めてあげるのはボクだ。


もしもキミがおかしくなったとしよう。

そうしたらすごくすごく嬉しい。

キミに〇〇する人がいなくなるから。

そうしたらキミの側にいるのはボクだけだ。

キミはきっとボクを求めるだろう。

そうしたら応じるのはボクだけだ。


キミだけがいれば他はいらない。

キミだけいればいい。





キミはボクのことが好きなのだろうか。

愛してくれているのだろうか。

そもそも愛とは何なのか。

キミの言葉は本当なのだろうか。

あれはウソではないのだろうか。


あの態度はなんだったんだろうか。

もう会えなくなるのではないのだろうか。

キミは嫌がってるんじゃないだろうか。


キミはボクの好きなことを10も言えない。

キミはボクになにがしたいの?と言うと、

自分で何がしたいのかもわからない。

本当にわからない。

自分自身がわかっていない。

キミがよろこぶことをしたい。

それはキミの愛がほしいから。

好かれたいからだ。


ボクはキミに全てを差し出すというのにキミは何もくれない。




キミはボクがキライなんだ。

きっとそうに違いない。

ボクはキミの態度に恐怖する。

キミがよろこぶとボクは嬉しい。

キミが泣くととても嬉しい。

ボクのことを思って泣いてくれる。

それはすごく欲情する。

キミが悲しそうにするとどうしたらいいかわからない。

だから〇〇をする。キミを離さないため。

キミが怒るととてもこわいと感じる。

キミの表情を観察する。

キミの行動を観察する。

キミの言葉を反芻し、後で思い出して悲しくなる。


どれが正解なのかわからない。


どうしたらキミがよろこぶのかわからない。

どういう態度を取ればいいのかどうしてもわからない。




キミがボクを好きになるために、あらゆることをする。


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