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78.突入!
「では突撃!と行きたいですが、何の準備もなく入るのは危険ですね。ここは兄さんを尋問して情報を入手しましょう」
「そんなことしなくても聞けば教えるから!俺が嘘を言うと思っているのか!?」
「聞かれなければ黙っているとは思っています」
鋭い!強い上に慎重とは、なんて嫌な奴なんだ。
「さすが、我が宿敵、か……」
「いや妹ですから」
即否定してきたぞ。現実逃避も許さないとは……ここゲームの中だけど。
「それで、必要なアイテムや買っておくべき物はあるんですか?」
「どんなモンスターがいるのかも、地形や罠もわからないんだ。できるだけ多く持って行くしかない……でも、お前アイテムほとんど使っていないよな?」
「回復アイテムではなく、ロープや鍵とか、持っていないと進めなくなる場合とか、手に入れられない宝箱とか、それを心配しています」
「あー、そういう意味か。進めなくなることはないが、遠回りになる場合はあるからなぁ……近くに売っている店、あるか?」
この近くの道具屋で、売っている品物は…………よし、ここだな。所持金は十分あるし、急ごう。
――五分後。
買い物を終えた俺達は、ダンジョンに突入するのだった。




