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妹をVRMMOに誘ったら、目が離せなくなりました!  作者: 興静


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102/188

102.オーバーキル決定?

 カチャ!


 女工作員、いや女スパイ?さんが銃を構える。不用意に近づかず、遠距離から確実に仕留めるつもりか!妹は、しゃがみながらテーブルを盾にしつつ後ろに下がっている。状態異常が治るまで時間を稼ぎたいのだろう。


 「……」


 カシャ、カチン!


 無言で弾を交換した。な、なんか迫力あるなぁ……それより!今セットした弾丸って貫通弾じゃないか!?あのテーブルなら軽く貫くぞ!


 ダンッ、ダァァァンッ!


 二発撃った!弾丸はテーブルをたやすく――。


 カン、キィィン!


 「!?」


 ――テーブルはあっさりと弾丸を跳ね返した。そうか、闘気を纏わせていたのか!しかし、貫通弾を弾くとは……。

 女スパイさんも驚いたようだ、無表情が一瞬崩れていたぞ。


 「……エイヤッ!」


 妹は近くのイスを掴むと、投げつけた――惜しい!僅かに右にずれた。女スパイさんは外れるのがわかっていたのか、微動だにしなかった……本当に冷静だな。

 おそらく、銃声から相手の位置を予測して投げたのだろう。まだ視界は回復していないようだ。


 「……」


 女スパイさんがまた無言でぇぇぇ!?なんて武器出してんだ!?それ大型モンスターやボスすら一撃で倒せる特殊武器だろ!使えるのか!?弾丸一発で数百万超えるんじゃなかったか!?


 プレイヤーひとり倒す為に使うようなものじゃないだろう!?

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