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異世界TS社会主義革命戦記  作者: 赤緒衛
第01章・建国編
23/32

オマケコーナー 0002 社会主義ができるまでの歴史

§社会主義ができるまでの歴史


 ●狩猟採集時代

  ・食べ物は自然から取るしかない。しかも取れる量は一日の起きている大半を費やしてやっと飢え死にしなくて済む程度しか取れない。獣を狩ろうとすれば返り討ちの可能性があり、植物には毒があるかもしれない。食べ物を長期間保存する技術が無い。この時代は"物を貯蓄する"ことが出来ないので所有物による差が無い。

  ・一カ所に留まると取り尽くして無くなるので、移動を余儀なくされる。この時代は"土地を所有する"という概念が無かった。

・よってまだ人類が獣を狩ったり木の実を採集していた時代は、貧富の差が無かった。


 ●農業の始まり~封建時代

  ・農業が始まると上記の状況が一変する。

  ・農業は狩猟採集より食料獲得にかける時間が短くて済む。また、狩猟採集より大量に獲得できる。これらの効能は立地次第でさらに良くなる。これにより、農地、つまり"土地を所有する"という概念が生まれる。

  ・農業で生産される食料は狩猟採集より多い為、9割が農業に従事すれば全員が食べていけるようになる。残りの1割から"戦いを専門とする者"や"商売を専門とする者"が現れる。

  ・これらが時代を経て"戦士階級である騎士が支配階級として土地を所有する。労働者階級である農民は騎士の支配下になって農地を耕して作物を納める。商人が支配階級相手に商売をする。いわゆる封建時代になる。


 ●資本主義時代

  ・戦士階級の収入は農民が納める作物が殆どである。戦士階級が商人から何かを買う時は作物と引き換えになる。

  ・貨幣経済が発達すると戦士階級が商人から買う時は貨幣で払うが、戦士階級が貨幣を獲得するには作物を売るしかない。商人は戦士階級から作物を買う時は安く買いたたく。戦士階級がその埋め合わせをするには農民から取り立てる税を高くするしかないが、そうすると農民は土地を捨てて逃げ出すので、結果として戦士階級は収入が減って没落する。

  ・結果、商人が力を持つようになる。

  ・商人は機械設備や工場といったお金を生み出すもの"資本"を作り所有する。農地から逃げてきた者を工場労働者として雇う。商人は資本家となり儲けて勢力を拡大するが、労働者生きるのにギリギリの給料しか貰えない。

  ・この状態を打破するための思想として社会主義か生まれる。

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