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同級生たちの目の前で…〜抜き打ち持ち物検査の不運〜

作者: Rain

中学2年生の二宮由奈は大人しくて真面目な美少女で、学校での成績は優秀、仲の良い女の子たちも皆真面目なタイプで先生たちからの信頼も厚く、断り切れずに学級委員を引き受けるような事も多かった。

美しいロングヘアーの艶やかな髪、透明感のある色白の肌、芸能界に居てもおかしくないような整った目鼻立ち、控え目ながらも華やかな笑顔に、実は由奈に思いを寄せている男子生徒も多かった。


底冷えのする冬のある日、由奈は隣のクラスの友人から借りた漫画本を返す為に、本来であれば学校に持ってくるのは禁止の筈の漫画本を持って登校してきていた。特に学校で読む訳でもなく、あくまで返却するだけなので問題ないだろうと由奈自身、さほど意識せずにいた。


その日の授業は全て終わり終礼が始まる頃、由奈はかなり強く尿意を感じていたが、いつものように終礼は数分で終わるだろうからと全く気にもせず彼女の席に着いた。


険しい顔で教室に入ってきた担任が「今から抜き打ちで持ち物検査を行う!全員、鞄の中の物を全て机の上に乗せろ!」と大きな声で叫んだ。

ざわざわと生徒たちが慌て出し、由奈も今日に限って漫画本を持ってきている事を悔やみながら机の上に漫画本を出した。

クラスの生徒の7割以上が、何かしら持ち込み禁止のアイテムを持ってきており、担任の怒りは激しく、また同時に中学2年の全クラスで持ち物検査が行われているようで、全クラスの違反者は体育館ホールに全員集められる事になってしまった。


由奈は我慢していた尿意に耐え切れず、担任の所に「あの…先生…」と話しかけに言ったが「言い訳は聞きたくない!違反者は全員体育館に集まれ!」と一蹴されてしまい、元々大人しいタイプの由奈はそれ以上何も言えず、うつむきながら体育館ホールへ向かった…。


どうしよう…凄くトイレに行きたいのに…由奈は内心酷く焦っていた。

周りのみんなに目をやっても、みんなどことなく楽しそうで、談笑しながら体育館ホールへ向かっていった。


体育館ホールへ着くと、底冷えのするホールへ全員体育座りをさせられ、長い長いお説教がはじまった。

由奈の隣には、隣のクラスの男子生徒で、由奈が密かに思いを寄せる浦瀧智也が座っていた。

「二宮、こんな時に呼ばれるなんて珍しいな」優しげでいたずらっぽい笑顔で智也が話しかけてきた。普段であれば嬉しさにドキドキと赤面する場面であったが、由奈の頭の中はお手洗いに行きたくて行きたくてたまらないという思いでいっぱいで、落ち着かない様子ではにかんだように微笑むのが精一杯であった。


20分経っても30分経ってもお説教は止まず、派手目な生徒は抗議で声を荒らげたり、まだまだ解放してもらえそうにない…。

由奈の頭の中はどんどん激しくなっていく尿意と、おしっこの事でいっぱいで、おしっこしたい…凄くおしっこしたい…それだけをぐるぐる考えていた。

智也の目があるのでおしっこの出口をあからさまに前押さえするような事も出来ず、体育座りの足を右に倒したり、左に倒したり、また制服のプリーツスカートを広げ、体育座りをしながら手を下側から回し、お尻の側から見えないようにおしっこの出口を押さえていたが、前側からでなく後ろ側からだと上手くおしっこの出口を押さえられず、由奈はこらえきれずに腰をくねらせ始めてしまった。

智也はそんな由奈の様子に気付いたが、気付いてしまった事を由奈が知ったら、とても恥ずかしい思いをさせてしまうだろうと、敢えて気付かない振りをしたまま、智也自身がトイレに行きたくなった振りを装い「先生〜!俺、ションベン漏れそうなんだけど!ちょっとトイレ休憩にしてくれねぇ?」と声を上げた。

由奈は内心、助かった!!と思い、先生の答えを待った。派手目の女子たちも「せんせーー!!私もオシッコ漏れちゃうーー!!」「私もーー!!」と声を上げたが、どの生徒もさほど切迫しているようには見えず、単に早くお説教から解放されたいと思っているだけなのだろうと見受けられた。

「ダメだ!!お前ら、何とか口実付けて逃げるつもりだろ!中学2年にもなってトイレが我慢出来ないなんてあるわけないだろ!!どれだけ反省の色が無いんだ!!」と、かえって火に油を注いでしまった。

由奈は智也の発言で「トイレに行ける!」と期待してしまい、無意識に膀胱がおしっこを出す準備を始めてしまったにも関わらず、そこから一気に絶望に叩き落され、呆然と顔色が真っ青になっていた。


あぁ…おしっこ…今すぐおしっこしたい…このままだとみんなの前でお漏らししちゃいそう…由奈は落ち着きなくもじもじと腰をくねらせ、あまりの尿意に身体の震えが止まらなくなっていた。

お説教はそれから30分しても全く終わる気配もなく、由奈はもうおしっこがしたくてしたくてたまらず、お漏らし寸前の状況でおしっこをお預けされ、とうとう耐え切れずに、思いを寄せる智也の目の前にも関わらず、前側から前押さえを始めてしまった。

智也だけでなく周りの生徒も由奈の異変に気付き、ひそひそと「あれ…二宮さん、おしっこ我慢してるんじゃない?」「うわ…可哀想…」とざわめき始めた。由奈はそんな周りの声すら耳に入らない程に限界が近く、今にもおちびりしてしまいそうで、ブルブルと身体を震わせながら、腰を前後に激しく動かすのを止められなくなってしまっていて、周りから見たらおしっこ我慢の限界が近いのが手に取るように明らかな状況だった。

由奈の小さな膀胱は大量のおしっこでパンパンに膨らみ、今にもお漏らしを始めてしまいそうで、可愛らしいおしっこの小さな出口もヒクヒクと痙攣をし始め、いよいよお漏らし寸前の状況になってしまっていた。


由奈は呼吸を荒くし始め、スカートがぐしゃぐしゃになるのも周りの目も構っていられず、両手で女の子の大切な所を前押さえしてしまっていて、ヒック…ヒック…と、とうとう涙を流し泣き出してしまった。

ちびる…おしっこちびるぅ…もう漏れちゃうよぉ…由奈の頭の中はおしっこの事でいっぱいで、気が狂いそうな程の尿意の強さに乙女座りでお尻を突き出し上半身を前傾させたまま、ひっきりなしに腰を前後に激しく動かしてしまっていた。

次の瞬間「うぅっ…!」と由奈が小さな呻き声をあげ、じゅっ…とおちびりをしてしまった。元々お手洗いが近く膀胱の小さな由奈はいよいよ我慢が出来なくなり、ビクンッ…ビクンッ…と身体を震わせながら、じゅっ…じゅわっ…ジョロッ…ジョロッ…ジョロロッ…と、大量のおちびりを止められなくなってしまった。

制服のグレーのプリーツスカートのお尻の部分が黒く変色し始め、由奈は意を決して立ち上がり、ホールの前の方に居る先生の方に向かって歩き始めた。


情けなくお尻を後ろに突き出した「くの字」の姿勢で両手前押さえをしながら、みっともなく膝を曲げ内股でよろよろと歩幅も狭く前に向かって歩みを進める由奈。誰の目にもスカートのお尻の部分の変色はおしっこだと明らかな状況で、歩みを進める度に、ジョッ…ジョッ…ジョロッ…ジョロロッ…とおちびりを止められず、由奈の太ももにはおしっこの筋が幾筋も滴り、由奈は歩いた所の床にポタポタとおしっこをこぼしてしまっていた。

「うわ…二宮さん、お漏らししてる…!」「え、この床が濡れてるの、おしっこ??」「え…見て見て!ヤバイって!太もも、おしっこが…」「何?何?二宮、お漏らししちゃってんの??」「二宮さん、ちびってる!」「スカートのお尻の所、濡れちゃってるじゃん…!」生徒たちは思わぬ事態にざわめいていた。「せんせぇ〜私、オシッコ漏れちゃう〜!!オシッコオシッコ〜!!オシッコ出ちゃうよぉ~!!出ちゃう出ちゃう〜!!」等と由奈の気持ちを勝手に代弁して茶化す意地悪な生徒も居て、クスクスと意地悪な笑いも起きていた。

由奈は最後の力を振り絞って先生の所に辿り着き、くの字で前押さえの姿勢で「せ…先生…お手洗いに…」とまで伝えた瞬間、「あっ…!!」と小さく叫び、小刻みにバタタッとステップを踏み、両足をピンッ!!と伸ばした直後、じゅっ…じゅわっ…じゅっ…じゅーーーーーーっっ!!!とお漏らしを始めてしまった。

周りの生徒たちが大騒ぎを始める。「うわっ!!コイツ漏らしたーーっっ!!」「二宮、ションベン漏らしてる!!」「えっ…えっ…嘘!!二宮さん、おしっこお漏らし!!??」「可哀想〜」「なんでお漏らしするまで言わないんだろ…」「うわっ…すごい量!!床ヤバイ!!こっちに流れてきてるし!!」「おい!前の方でオシッコ漏らしてる奴が居るって!!見に行こうぜ!!」

そんな騒ぎの渦中でも由奈はお漏らしを止められず、両手であそこをギュッ…!ときつく押さえて俯き、ピンッとまっすぐ伸ばしたまま硬直した両足をピッタリと閉じて立ち尽くし、じゅーーーーーーーーっっっ…!!じゅーーーーーーーーっっっ…!!と大量のおしっこを床に垂れ流し、床には信じられない程の大きな水溜りが広がり、近くの生徒は立ち上がって避け始めた。

直前まで説教をしていた教師もあまりの事態に目を丸くし、「みんな!静かに!!」と生徒たちを落ち着かせ、すぐに保健室の教員を呼びに向かった。それからしばらくの間、俯きながら両手で股間を押さえたまま硬直し、晒し者のようにみんなの目の前でおしっこを漏らし続ける由奈。「見て見て…まだおしっこ止められないみたい…ジャージャー聞こえてるし…漏らす音、エグくない…??」「この年でおしっこ漏らす人、初めて見た…」「最悪〜恥ずかしくないのかな??」「まだ漏らしてんの??」「可哀想だから見るのやめてあげようよ!」「やっべーー!!勢い凄過ぎて、もはや滝みてぇじゃね???二宮の滝!!」「でも二宮さんのお陰でこのまま解散になりそうじゃない?あはは、ラッキー!!私だったら明日からもう学校来れないけどねー!」由奈は悔しくて情けなくて涙が止まらず、俯いておしっこをお漏らししながら、心無い声の飛び交う中、肩を震わせて泣き続けていた。

「お前ら、いい加減にしろよ!!!」智也がホール後方から由奈の所に駆け寄り、ブレサーを脱いで幕のように広げて由奈を同級生たちから隠し、「逆の立場だったらどんな気持ちになるかちょっとは考えろよ!!ガキか!!」と叫ぶと、一部は「うっわ、ヒーロー気取り?」「二宮さんの事好きなんじゃないのぉ〜?」等と茶化したが、大半の生徒はさすがに悪かったなと思ったのか、気まずそうに黙った。


由奈の膀胱の中のおしっこもようやくある程度排出され、大量のお漏らしの後もしばらく続いたシューーーーー…シューーー…という排出音も落ち着き、まだポタポタと雫が滴ってはいるものの、長い長いお漏らしが済んだタイミングで「二宮、行くぞ」と智也がブレザーを由奈に羽織らせ、身体の力が抜けてフラフラの由奈を抱き抱えるようにしながら、体育館ホールを足早に出て保健室に向かおうとした。

生徒たちはヒューヒューと囃し立てたが、智也は完全に無視して脇目も振らず体育館ホールを後にした。


「ごめんね…私のせいで浦瀧くんまで馬鹿にされちゃう…」由奈はひっくひっくと泣きじゃくりながら智也に謝った。「俺の方こそごめん…何もしてやれなくて、辛かったよな…助けてやれなくて、本当にごめんな…」優しい智也の言葉に由奈は耐え切れず堰を切ったようにしゃくりあげ、泣き始めた。「終礼前からずっと…ずっと我慢してたの…辛かった…お漏らしなんてしたくなかった…でも…限界で…どうしても我慢出来なかったの…」「そうだよな…辛かったよな…俺、二宮が辛そうなの気付いてたのに、何もしてやれなかった…本当にごめんな…」智也は由奈の頭を優しく撫でながら保健室に連れて行ってくれた。由奈はその時、ああ、彼が途中でトイレに行きたいと言ってくれたのは私の為だったんだ…と悟って、どこか救われたような気持ちになった。


こんな形ではあったが、この出来事をきっかけに、その後由奈は智也と以前より頻繁に話をするようになり、由奈の表情にも笑顔が戻った。もしも誰かが辛い時は、自分も智也のように庇える人になりたいと由奈は思った。

中学生時代の抜き打ち荷物検査からのお漏らしは私自身の実体験が元になっています…(>_<)

好きな男の子も居てそれはとても嬉しかったのですが、どうしてもおしっこが我慢出来ず、ホールでお漏らししてしまいました…。

当時は引っ込み思案だったので、由奈のように先生に言いに行くことも出来ず、ホールに座ったまま限界を迎えてお漏らししてしまいました(T T)

制服は黒に近い紺色だったので、スカートに吸わせて何とかバレないように誤魔化してみましたが、当然、バレました。。(~_~;)

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