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EPISODE6
ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴピぴぴぴピピ
とスマホからアラームがなる。
「ふうぁー、どうして朝が来るんだよ。死ねよ。」
朝に死ねよとかバカな事を言いながら俺は起きた。
「とりあえず、顔洗って歯磨こ。」
重い体を持ち上げて洗面所まで行き、色々してリビングのソファーに座る。すると「おはよう。」と台所から声が聞こえた。
「おはよう。実莉。何やってんの?」
「ご飯作ってる。修は弁当いる?」
「俺は学食行くから。」
「家見て思ったけど意外とリッチな生活してるのね。」
「パピーの稼ぎがいいからな。」
「あんたって家じゃ明るいのになんで学校じゃあんな暗いの?」
「うぅーん、自分のテリトリーじゃなきゃ本気出せないタイプだから。」
「何なのよ、それ。あと紗奈起こしてきて。」
「はーい。」
そして紗奈ちゃんの部屋に向かった。
「おぉーい、紗奈ちゃん朝だよ。」
「分かったよ。今行く。先に下行ってて。」
「分かった。」
その後ご飯を食べて色々して家を出ようとした時。
「あれ?紗奈ちゃんも同じ学校なの?」
「そだよー。1年3組。」
「そうなんだ。」
そして雑談をしながら学校に行った。