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EPISODE1

俺の名前、遠藤 修。16才、好きな物は漫画やアニメ、静かな所。嫌いな物は不良やギャル。

教室の端に居るような、陰キャだ。

と漫画などが好きな人なら1度はした事のある、自己紹介を心の中で800回程していたらいつの間にか最後の授業が終わっていた。

少し話を戻すが俺の嫌いな物は不良ギャルだ。

この世界で2番目に嫌いな奴がこの教室にいる。そいつの名前は春菜木 実莉。

春菜木はやたら俺に突っかかって来る。

とか思っていたら、「キーンコーンカーンコーン」とチャイムがなり、みんな自分の席に戻る。

もちろんみんなに俺は含まれては居ない。だって話す相手は居ない、トイレにも行かない、ならば立つ必要はない。

「ガラガラ」と扉が開き、ハゲ(担任)が入って来る。もちろん、ハゲの話など聞かず帰ったら何しようか。とだけ考えていた。

長い長いハゲの話が終わり、学校から歩いて5分の家に着いた。

「ただいま」

と可愛い可愛い息子が言ったのに親父は何も返してくれなかった。

母親は小さい頃に出ていった。

「親父どこにいるんだ?今日は休みって言ってたろ」

そう言いながら家中探したがいなかった。

「もういいや」

どっかに行っているのだろうと思い、自室にあるベッドにダイビングした。

その途端俺の携帯が「ビロディバジベ」となった。

「電話か」

そしてスマホの画面を見る。

「親父か」

仕方なく出ることにした。

「もっしもーし」

「修か」

「そうですよー。親父から1番愛されてる修でーす」

「ごめんな。お前は1番じゃないんだ」

「じゃ誰が1番なんですか?」

「歩美さんだ」

「いや、誰だよ」

「再婚相手」

と返され戸惑う俺

「えっ!えっ!どゆこと」

「俺、再婚した」

「what」

「だからお前にお母さんと妹ができるぞ」

「いや、聞いてない」

「言ってない。と言う分けで、5時30分ぐらいに来ると思うから、部屋片付けといて。それに俺と歩美さんは今日から3日間ハワイ旅行だから後は頼んだ」

そして電話が終わった。

「クソッ、面倒事だけ押し付けやがって、俺も………俺も…………ハワイ行きたかったぁーーーー」

と叫び、掃除を開始した。




4時頃に掃除が終わった。

「なんで家ってこんなに広いんだ?使わない部屋が5室をあるとか」

その後はベッドでゴロゴロしていた。

「てか今思ったけど何このアニメ展開」そう思うとなんかドキドキしてきた。

そして5時30分になり「ピーンポーン」とインターホンがなった。

家のやつはカメラ付きじゃないから実際会うまで分からないと言う欠点があるのだ。

そして受話器をとり言った

「はーい」

「母が再婚した春菜木の子供です」

一瞬変な事が聞こえたが空耳だと信じた。「今行きますので」

そして玄関の扉を開けた。

そこには俺が嫌いな春菜木 実莉がいた。

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