東方殺人機 第0話 後編
ようお前ら、俺はレッドだぜ('ω')ノ
前回から読んでくれてる人はありがとよ
まだだって人は是非読んでくれ
それでは本編スタート!
レ「おうおう、嬢ちゃん、えらく殺気がすごいが、何でそんな怒ってんだ?」
フ「あなたの顔を見ると何かもやもやするの、嫌な感じがするの」
レ「んなこと言われましてもねぇ。なんも覚えてねぇし」
フ「そうそう、思い出したわ、あなたと私は昔に会ったことあるの」
レ「ほう、何か手掛かりになるかな」
フ「そんなことどうでもいいわ、早く遊びましょ」
レ「何をして?」
フ「簡単よ・・・どっちかが・・・・・」
フ『死んだら負けよ!』
フランが急に目の前に現れた
瞬間移動的なものだろうか
俺はギョッとしてすぐに距離をとった
と、見せかけすぐに距離を詰め蹴りを一発腹にぶち込んでやった
彼女は吹き飛んだ
フ「あなた、とてもずるい戦い方をするようになったわね」
レ「だから、昔のこと言われてもなんも覚えてないっつってるだろうが」
フ「でも昔のことだって言うのはわかるんだ」
レ「そりゃ、昔会ったことあるならそういう話ってのは誰でもわかるだろ」
フ「そういえば、お姉さまがあなたのことは全力で壊していいって言ってたわ」
レ「レミリアもこえぇこと言ってくれるねぇ」
フ「それじゃ、全力で行くね《お人形さん》」
禁忌「スターボウブレイク」
色鮮やかな弾幕が宙に舞う
それを見た俺の中で
『何かが切れた音がした』
レ「・・・ふふふ」
フ「・・・狂っちゃったのかしら?」
レ「あはははははははははは」
フ「何よ、気味悪いわね、あなた今、絶体絶命なのよ?」
レ「それがどうした、残念だが、おめぇは俺には勝てねぇよ」
フ「あんた何言ってんのy・・・!?」
俺は体の制御が利かなくなった
フランを本気で殺しにかかった
何が起こったか全くわからなかった
フ「な、何よあんた、いい力持ってんじゃないのよ」
フランも俺の状況はわかっていないようで
まだ戦いを続行しようとしている
だが、彼女はかなり危険なことをしようとしているような気がした
意識がもうろうとしている中でもそれがわかった
そして数秒後・・・
決着がついた、勝者は俺だった
戦いが終わった時には、意識が戻っていた
レ「・・・今、何があった」
フランが倒れていた
しかし、彼女は何もなかったかのように起き上がった
フ「あなた、とっても強いのね‼」
「とっても楽しかったわ、ありがとう」
フランは、戦う前のことはあまり覚えていなかったようだった
俺も、あまり覚えていない
あれは本当に何だったのか、いまだにわからない
場所が変わって紅魔館ロビー
機嫌のよいフランと、体がフラフラの俺が戻ってきた
レミ「ああ、お帰り、あなた生きてたのね」
笑いながらレミリアが言った
レッ「まぁな」
フ「あなた本当にとっても強いのね」
レ「ああ、そうみたいだな」
レ「・・・っう!?」
またあの感覚が襲い掛かってきた
その瞬間俺は気を失った
あれかなどれだけの時間が経ったかわからないが
フ「どう? 咲夜、治りそう?」
咲「まだ時間がかかりそうです、色々な方法を試しましたが、未だに・・・」
俺は気が付いた
フ「あ、目を覚ましたわよ」
咲「レッドさん、大丈夫ですか? ご気分はいかがですか?」
レッ「すまん、ありがとう咲夜、もう大丈夫だ」
「悪いが、今日は帰らせてくれ」
レミ「一人で帰れるの?」
レッ「多分な、最悪その辺に小さい拠点でも建てるよ」
レミ「わかったわ」
フ「ごめんね、何か」
レッ「お前が謝ることじゃねぇよ」
「それじゃ、また来るぜ」
その場では心配させないために笑って言ったが
あの感覚は収まっていない
また何か、『狂いそうな感覚』が襲い掛かってくる
レ「・・・ハァ・・・ハァ・・・何なんだよこれ」
何とか帰ってくることが出来た
レ「魂だけ・・・これに移せないかな?」
それができるような気がした
実際やってみたら、それができた
レ「ふぅ、OKだ」
「あの感覚ももうなくなった、これでまた暴れれるぜ~」
と調子に乗っていた俺だが、あることに気付いた
前の体がない
この家のどこを探してもない
どこに行ってしまったのか
レ「まさかとは思うが・・・紅魔館に行きやがったか?」
あの感覚は明らかに狂っている
殺人欲がものすごいく沸いてくる
とても恐ろしいものだった
その狂気がもし、今フランに向けられたものだったら・・・
レ「やべぇな、助けに行かねぇと」
速攻紅魔館に向かった
案の定、俺が暴れているのが見えた
レ「あはははははははは、死ね死ね~ははははははは」
フ「何よ、何なんの!?」
ク「フラン‼ 大丈夫か‼」
フ「え・・・ええ!? 何であなたが二人も!?」
ク「理由は後で話す、とにかくここは危険だ、避難するぞ」
フ「でも紅魔館のみんなが」
パチンッ
俺は指パッチンをして瞬間移動し、全員を救出した
ク「もう全員救出済みだ」
フ「もう何が何だかわかんないよ!」
ク「いいから、行くぞ」
パチンッ
もう一度指を鳴らす
フラン事俺の家にテレポートさせた
フ「え、ここは・・・」
ク「俺の家だ、大丈夫か?」
フ「みんなは?」
ク「霊夢に事情を言って一旦博麗神社に避難させた」
「あそこは結界が貼ってあるから幻想郷で一番安全だ」
フ「私はこれからどうすればいい?」
ク「協力してくれないか? あいつを止めるのを」
「おっと、自己紹介が遅れたな」
「俺の名前はクロ、まぁ、あの暴れてる体に入ってた魂が違う体に移っただけだから
実質同一人物がな」
フ「う、うん わ、わかったわ」
ク「今はわからなくても大丈夫、後でわかってくるから」
フ「それで、何か作戦でもあるの?」
ク「ん? 作戦? 何それおいしいの?」
フ「こいつ・・・大丈夫かしらこいつの組んで」
ク「冗談だ」
「もうすぐあいつは俺らを追ってくる、そこを奇襲してぶち殺す」
「あ~い、(作戦)オワオワリ」
フ「とっても不安なんだけど?」
ク「俺に任しとけって」
と、フランを説得(強制)して協力してもらうことにした
これであいつを止めるのが少し楽になった
まぁ勝てる未来は見えないが・・・
言ってるまに近くにテレポートした音が聞こえた
コンッコンッ
ノックの音が聞こえる
訪問者を装っているのだろう
ク「(フラン聞こえるか)」
フ「え!?」
ク「シッ」
フランの脳内に直接話しかけた
フランはギョッとして声をあげてしまった
急いで口をふさいだ
ク「(これからはこっちで話す、お前も、言いたいことは頭の中で言ってくれればいい)」
フ「(わかったわ)」
ク「(俺は今からドアを開ける
お前はドアのドアノブが回り切るか切らないかくらいで攻撃を仕掛けてくれ)」
フ「(わかった)」
作戦道理にフランは屋根へ俺は玄関へ向かった
作戦結構の時間だ
俺はドアノブを、フランはレーヴァテインを握った
俺がドアノブを勢いよく音を立てて回した
とともに外では火の粉が舞っているのが見えた
戦いの始まりだ
フランはレーヴァテイン、俺は自分で剣を作り出し、戦った
レッドも自分で剣を作り出し戦った
戦いはとても激しい
フランの時とは比べ物にならないほどに激しい
フランと俺は交互に攻撃を繰り出し
レッドを翻弄させる
しかし、レッドは冷静に対処する
何か決め手はないだろうかというところに
禁忌「禁じられた遊び」
フランがスペルカードを放った
レッドは弾幕をよけるために体制が崩れた
それを逃さず俺が
斬った
決着が着いた
周りはかなり崩壊的になっている
ク「はぁ・・・はぁ・・・終わったな」
フ「やったー!! 勝ったー!!」
フランが喜んでいる
すると、何事かと博麗神社からみんながこっちに向かってきていた
ク「残念だったなお前ら、もう戦いは終わったよ」
霊「そうみたいね、ってかあんた大丈夫なの、傷だらけよ?」
ク「これくらいすぐ治せる」
魔「すげぇことになってんな~、どうする? これ」
ク「後で直すよ、多分大丈夫」
レ「フラン‼ 大丈夫?」
フ「お姉さま!! 私は大丈夫だよ、クロが守ってくれたもの」
レ「クロって?」
ク「俺だ、レッドのクローンのクロだぜ、しくよろ~」
レ「妹を守ってくれて、ありがと」
ク「お安い御用さ」
咲「クロ様、傷の治療は本当に大丈夫なのですか?」
ク「ああ、一段落したら自分で治せるぜ」
と、みんなが話していると
レッドに異変が起きた
何かが体から飛び出した
一同「!?」
何かが宙を舞い、着地した
レッドと同じ体形の少年で髪は真っ赤な色をしていた
?「いや~負けちまったな~」
笑いながら言っている、何かゲームで負けた時のような感じだった
?「でも楽しかったぜ~、ありがとよ、お前ら」
ク「おめぇ誰だ?」
?「おおっと、俺としたことが、自己紹介を忘れていた」
「っつっても、今は名前は言えないんだがな」
「だが名前がないと呼びずらいだろ? だから今は狂ったレッドっていうことで
狂レッド、略して狂なんていかがかな?」
ク「お、おう・・・お前、結局だれ?」
狂「ん? ただ、遊びに来ただけだぜ、この世界では異変が挨拶変わりだろ?」
霊「迷惑だからやめてちょうだい!」
ク「まぁ、今回は俺が解決したがな」
狂「じゃ、俺は帰りますわ~それでは~(スタコラサッサ~)」
ガシッ
ク「おい・・・何逃げようとしてんだ?」
狂「な、なんでござんしょう」
ク「お前も手伝えゴrrアアアアアアアア」
狂「すいませんでした~~~(震え)」
こうしてレッド、クロ、フランの幻想郷生活が始まった
これから、恐ろしい相手が待ち構えているとも知れずに・・・
どうも皆さん、後のクロでございます
私共の小説を読んでいただき誠にありがとうございます
これからもうp主には頑張らせますので是非次回もお待ちください
ありがとうございました!