ガチがノンケを押し倒す話(若干エロ)
この話結構エロいですよ〜!!
百合ですよ〜!!
良いですねー?!?!
「恋は駆け引き」と言ってる人がいるみたいだけど、そんなの馬鹿らしいよ!
ハッキリ言うと、そんな事してる暇があるならあえて突っ走った方が相手もドキドキするもんよ。
そんな事を思いながら、ベットの横で腰掛けている彼女を見る。
「本当にするんですか? 女の子同士なのに…」
きっと彼女は、学校で学んだ道徳を大人しく守る様なお嬢様なのだろう。
しかし、ここはもうホテルだ。
ここまで来て何もしないなんて、ナンセンスにも程があるよ。
答える代わりにベットに押し倒す。
白い首筋に口づけると、たちまちそこが紅くなる。
予想通り、いやそれ以上に綺麗だ。
男とか女なんて忘れさせてあげたい…
彼女の甘い匂いが私を段々と犯していく。
私のやわな理性をぶち壊していく。
「ねぇ、ちゅうしよ?」
最早私は、彼女を食べる悪い狼さんだ。
嫌と言ってもキスしちゃう。
そう思っていたら、意外な答えが返ってきた。
「貴女なら、私を幸せにしてくれますよね?」
そう期待の眼差しで真っ直ぐ見られると、答えづらいものであるけど…
「勿論。 きっかけがナンパだろうが、最後まで責任を取るから…ね?」
女の子を幸せに出来ない奴が快楽を享受する権利なんて、あってたまるものか!
そう言うと、彼女は泣き出して私に抱き着いてきた。
「嬉しい!嬉しいよ…」
涙混じりにひとしきり嬉しいと呟いている。
この子、多分男に目茶苦茶にされたんだろうな。
全ての奴がそうという訳では無いが、自分が良ければそれで良いと言う奴がいる。
そんな奴がいるから、男嫌いが増えるんだろうな…
そう考えると、目の前の彼女がもっと愛おしく見えてきた。
悲しみや恐怖を癒したいと無茶な願いを抱く程だ。
ふと、彼女の涙で濡れている頬を舐めてみる。
「わ、ぐずぐっだいでず!」
さっきから頬が硬直してたが、少し緩んだみたいだ。
…涙は塩辛いのに何故かほんのり甘い。
これが彼女の味なのか。
匂いだけでなく、味までもがあたしを誘惑してくる。
違う、彼女の全てが不思議なフェロモンとなっているんだ。
魅惑の虜になったあたしは涙が既に流れていないのにも気付かず、舐めていたみたいだ。
ようやく、彼女の色っぽい視線に気付いた。
「あの…、良ければちゅう…したいです。」
まさか、自分から言うとは思わなかった。
私が頬を舐めている時、恐らく最後の方は焦れていたのだろう。
彼女の魅力的な唇を見る。
気がついたら、目と目がかちあう迄に近づいていた。
「
目つむって」と命じると、彼女は大人しく目を閉じた。
長い睫毛は下を向き、整った鼻筋が美しく映っている。
彼女とのキスは初めてだから、いきなり激しくするつもりは無い。
ちゅっ。
触れるか触れないかの軽いキスを一つ。
別にファーストキスでは無いのに、妙に緊張してしまう。
直ぐに唇を離そうとすると、彼女が頬を押さえてきた。
ま、まだ足りませんか?
予想外に積極的だなぁ…じゃあ、大人のキスをさせてもらおう。
少し強い力で、彼女の口をこじ開ける。
彼女の舌に自分の舌を絡めてみる。
何かしら感じているのか、彼女の爪があたしの頬に食い込んでいく。
正直痛いが、その抵抗がむしろ欲望を掻き立てられる。
更に深く舌を絡めて、わざとらしく音を立てて唇を吸う。
爪の力が次第に弱くなっていくのと同時に、混ざり合った唾液が唇から漏れだす。
舌を絡め合う速度が心なしか早くなってる。
あたしと同じ様に彼女も夢中なのかな?
唾液が段々泡立ち、キスの激しさを物語る。
唾液が邪魔なので、口内にある唾液をゴクリと飲み干す。
ふと、彼女と視線が絡み合う。
どうやら彼女も相当感じているようだ。
何処か焦点の定まらない熱い視線を頂戴してくれる。
随
分と夢中になりすぎて、息が苦しくなってるのも忘れていた。
彼女も少し苦しそうだ。
ようやく我を取り戻して、舌を絡めるのを止め唇を離した。
唾液が糸を引いてるのがいやらしい。
彼女が大丈夫か気になるので、声を掛けてみた。
「苦しくない? つい夢中になった、ゴメン…」
すると、彼女は健気に笑った。
しかし、彼女の声、言葉共に非常に色気のあるものだった。
「すごく激しかったです…でも」と一度息を吸って
「もっと凄い事をされるんでしょう? 貴方にならされてもいい、違う、よく分からないけど貴方にされたいの。」
ほぅ、よく分からないと言いつつも瞳は期待で輝いている。
女同士でやった事が無いんだろうな・・・
あたしが彼女の初めてだなんてちょっと緊張するけど、まぁいつも通りやらせていただきましょう。
空の光がカーテンから漏れ出すまで・・・