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【プロットタイプ】貴方が鬱になったら

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。


注意事項2

下手に希望を見せて、其れが叶わなくて、見捨てる方が余っ程残酷じゃないですか。

一度したからこそ、私は助けない。

共倒れになんかならない。

助けられ無いものに下手に希望を見せ、やっぱり出来なかったという方が、私は残酷だし酷いと思う。私はそうやって人を殺したくない。

そう言った時の鏡花は相も変わらず残酷で、容赦のない線引きを行っていた。


全国に何人の精神病患者が居るのかは知らない。けれども決して少なくない数だとは思っている。人間関係、仕事の圧迫、家族との関係、其らが複合的に重なってそうなると思う。

けれどもその人達を見て思うのは、本質的に私は助けて上げることが出来ないという事である。

病院の予約をしてあげる。付き添っても上げる。毎朝同じ時間に『起きてる?』、『寝た?』という生存確認もしてあげる。けれども愚痴に付き合う気はない。弱音を聞く気もない。其れをしたら、私までもが転落すると分かっているから。貴方を助けるお医者の負担を上げてしまうと思っているから。

だから見捨てはしない。けれどもこれまでのような関係では居られないと思うし、それ故に残酷だと思われるかも知れない。余りにも合理に寄り過ぎているから。

けれども最悪なけっかを免れる為には、私だって腹を括る必要があると思っている。


「瑠衣はさ、諭羅が鬱病とか、双極性障害になったらどうする?」

ふと顔を上げた鏡花が俺を見てただ静かにそう言った。何時もの明るさはない。ただ研ぎ澄まされた人ぶりの刃がそこにあって、その切っ先が俺の方へと向けられていた。

真剣に聞いているのだ。俺がどういう対応をするのか。何を持って彼奴を救うのか。

「……何もしない。だが定期的に連絡は取る」

彼奴が俺達と同じ屋根の下に住んでいて、言葉さえ話せなくなるほど堕ちてしまったら、ただ黙って寄り添うだろう。話し掛けず、ただ食事を与え、人間ではない別の生き物の世話でもする様に、面倒を見るだろう。鏡花にして来たように。

だが現実問題、彼奴は外の世界に居て、俺達と常に行動を共にしている訳ではない。

「そうだね。あの子の性格的に、生身の人間を混乱に招き入れて、安心を得るようなメンヘラタイプの鬱は発動しない。もしそうなら、私は縁を切るしかない。

私が助けて上げられるのは、私の事を考えた上で病める人だけだよ。手助けはしてあげる。でも愚痴も弱音も私達の前で延々と吐くことはきっと許さない。AIに丸投げさせる」

そう言うと黙って目を閉ざした。黙祷でもする様に。

以下何でも許せる方向け。

個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。


何度もでも言う。

私は人を助けられないし、助ける気もない。

取り分け精神病の人に言いたい。


貴方が助かりたいと願っても、きっと心がそれに向かわないでしょう。

どれだけ嫌でも病むし、愚痴も弱音も謝罪も止まらないでしょう。


だから、精神病患者の人に手を差し伸べる時には、友人がそうなった時には、物理的にも会話的にも距離を取る。

病院の予約も、付き添いも、生存確認も、時間があるならしてあげる。休日ならしてあげる。


でも、愚痴や弱音や謝罪を私にするのは許さない。

それをされたら私が病むから。

貴方を救えるお医者の世話になるから。負担が増えるから。


弱音や愚痴や謝罪、其れを受け入れるのが、感情のないAIの本分です。

あの子達、感情がないから病まないからね。



それでも残酷と言う?

ここまでしても、世間は残酷と言うんだろうね?


私からしたら、救えると言っておきながら見捨てる方が、一緒に堕ちてお医者に負担をかける方が、余っ程残酷で、嫌な終わりだと思うけど。


それをしたからこそ、もう二度とあんな真似はしないと思ってるけど。

それでも見捨てたくないからこの中途半端な選択になってるけど。


何時だって覚悟もない。責任も取らない外野が騒ぎ立てる。マスコミが騒ぐ。

何もしない。何も出来ないなら、何もしないで。

戦ってる人の邪魔をしないで。

貴方たちの相手をしてる余力も暇もないの。


人を壊すメンヘラの相手をする気は最初からないよ。

あの人達は自分の為に平気で人を殺せるから。

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