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女の子/男の子

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

察しが良いのは女子の方。

目標決めたら一直線は男子の方。

という、『生物学の観点』から。


※男女差別じゃないですよ!! 違いますよ!!

という必死の逃げ腰。


それはそれとして、女の子関係なくメンヘラになりました( '-' ) 何故( '-' )

あの子の面倒を見ようと思ったのは、私が思っている以上に昔なのかも知れない。まぁ今となっては些細な事。気に掛けると決めたのだからその信念を貫き通すだけの話。

今日も若草に目をやりながら、ぼんやりとしていると女の子が一人。少し頬を膨らませて、不貞腐れた様な表情はどうやら悩みを抱えているらしい。

手招きする。隣に座る様に隣を叩くと、大股で此方に近付いて、どすんと腰を下ろした。

「梅香の君、私は貴方様が思っている以上に物凄い寂しがり屋ですし、物凄い依存性なのです」

「うーん……。それは寂しさを埋める為に物書きで発散させる、書くのを止めたら発狂してしまいそうな事を差しているのかな?」

とろとろと流れこんで来るのは彼女の思い。本当は此処に来たかった。でも明日の事を考えると無茶をする訳にはいかない。だから断腸の思いでその場を後にした。でもどうやら心は満たされなかったらしく、寂しさの余りに私の事を思った書物を一筆認めたらしい。まぁ態々、思いだけに留まらせずに一筆認めたのは、書けなくなる自分への恐怖かも知れない。変化、嫌いだ物ね。

その思いを大変可愛いと思う。大切に思われて、扱われて、嫌がる神々など居やしない。自分の子供同然に可愛がってしまいそうな程、愛おしい。

隣を見やると罰が悪そうな顔をして、耳まで赤くしていた。照れて居るらしい。

「……」

「可愛い反応をするね。とても。忠告さえきちんと耳にしてくれれば、も一つ可愛いのだけど」

つい小言を言ってしまう。忠告をきちんと聞き届けてくれれば平穏無事な毎日が送れるのに、いつも悪戯心に惑わされて、道を違えるから。色事にかまけて自らを弄ぶのは、やはり彼女の不安定な精神状態が影響しているのかも知れない。

軽くお説教紛いの言葉が口を付きかけた途端、彼女は頬袋を膨らませて、横目で此方を見やる。

「『可愛い』という言葉は私には似合いません。それはそれとして……重くないです……?」

え? 感情の重さを気にしているの? この子は? じゃあ思い出させてあげようね。

「お忘れかい? 感情と執念で神になった事を。可愛いものさ。とても」

「梅香の君……。可愛いと言うのは……」

君のそれはまだまだ序の口。少なくとも私に悪い影響を与える程じゃない。寧ろ嬉しい限り。何ならもっと大きな感情を向けて、大切に思ってくれて構わない。

やはり可愛いと称されるのは苦手であるらしい。けれども嫌がっては居ない。困った顔で罰が悪そうな顔が良い証拠。んー……でも。

「女の子に対して『可愛い』という言葉は褒め言葉だと思っているのだけど、違うの?」

「よもや女の子扱いされるとは……」

「女の子だと思ってるよ。私だけじゃなく、他の神々も」

人の反応に移ろい易くて、繊細で、些細な事で一喜一憂する。典型的な女の子じゃないか。

「可愛いものだね。私に向ける愛情も、好意も、不安さえも、大変愛おしい」

「梅香の君の懐のデカさに感服する毎日ですよ……。まぁでも……重くないなら……良いです」

最終的に何かを諦めた顔で溜息を着いた。

現実では会えなかったけど、君のその想いが夢の旅路を繋いだんだよ。その一途さは男の子らしいね。


オマケ

この子の事を女の子だと思います?


三狐神様

「お女子じゃなければ男体化なんかしないっつーの!! 顔の良い奴好きだろ? ほれほれ、もっと崇めよ」


飆靡様

「女の子ぉ? もうそんな歳じゃねーだろ。女だよ。女」


白羽様

「そんなの、初めて来た時から女子だろ? ん? それともあの扱い、気に入らなかったか? 男子の扱いなら、遠くから手招きの方が良いか……」

『千回可愛いと言えば、可愛くなるんだよ!!』

という、昔見たバラエティ番組、動物番組の格言から可愛がってます。私も!! 梅香の君も!!

え、何時かって? 恐らく私が小学生の時。

うちの子は皆可愛いんだ!! ただの親バカ!!


生物学上的には、

女子は様々な事に目が行くから察しが良い。

男子は目標達成決めたら一直線。

らしくて。

勿論、性格にも寄るのですけど。一般的に。

前から書こうと思って尺が足りなくて断念していた話。

男の子と女の子の違いが書きたくて。

下手すると男女差別に繋がるので、必死に生物学持ち出した作者です。



保護者感あるなぁ、梅香の君。

口の悪さを注意したり、出来うる限り忠告したり。

元ネタは私が何となくの経験と引いた御籤ですね。

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