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第八輪世界における武術の構え【2021/04/30】

 無構え(無形の位)

 構えたところでオーガ等に殴られたら死ぬので最初から構えない。

 適当に剣をぶら下げるように片手で軽く持つ。持ち手は左右どちらでも構わない。

 全身の筋・骨・筋で武装の重量は適度に分散する。

 盾も同じように扱う。

 慈愛神殿のレフトハンドソード術では利き腕を開けてそこらじゅうの物や環境を使うので重視される。

 邪神ゲームマスターこと自由神の信徒も好んで使う。



 正眼の構え、人の構え、水の構えなど(※剣道の中段)

 バランスは良いが正面を向くので的になりやすい。また大型武器を持つときは横構になる。

 剣道では中段の構えの者が上段を相手にする際は、剣先を上げて右にずらし、相手の左小手に合わせる平正眼の構えが基本。

 応用となる技も構えも多い。

 正義神殿伝来の『十字剣』の基本の構え。



 天の構え、火の構え(※剣道の上段)

 居合だのなんだの言うより上から殴った方が早いし強い。異世界だとジャイアントキリング狙いが基本なので現実の剣道と違い別段『無礼』と取られることはない。

 戦神神殿では好んで用いられる。


 地の構え、土の構え(※剣道の下段)

 この世界には腕利きの『子供たち』など小柄な種族が多くいる。

 そういった使い手たちに下手に蹴り等はなてば股間に入られて背中で飛ばされて首の骨を折ることになる。剣を下げることで力を使わずに済んだりスペースを取らずに構えたり視界外から攻めたり応用が高い。

 ロー・アースの妹、エフィー=ネイの使う『魔狼剣』は地を這うように高速移動する剣技なので厳密にいえばこの構えではない。

 戦闘よりその他の実用性を重視する幸運神殿では足元のトラップを探しながら出来るとして重視するが、『金を拾うためだろう』と心なき非難を受けている。


 余談だがこの世界では『格闘技』と呼べる対人戦闘技能を発達させている者は少ない。(※古文や異世界の書物を研究した結果習得したロー・アースや種族伝来の活殺術を操るファルコ・ミスリル等の例外もいる)



 陰の構え、木の構え(※剣道の八双)

 最初から剣を体に沿わせているので体力の損耗を防げる。兜に飾りものをつけているとき引っ掛からない。抜剣時に走る時にも使う。

 知識神殿における宗教儀式にて飾り戦槌を捧げるときのポーズに酷似している。

 信徒以外からは『知かハンマー(※永遠の無知)か』と揶揄される。



 陽の構え、金の構え、風の構え(※剣道の脇構え)

 刀剣の長さを悟られないための構えとされるが、残念なことにこの世界では火の使用、飛び道具や大型武器の使用と集団戦による対抗が基本であり、好んで剣を使うのは携帯性を重視する冒険者たちくらいである。隠し武器やポーション類の取り出し時にも使われることはある。

 精霊信仰者や異種族に好まれるがもちろん人間(※冒険者)も使う。背後からの攻撃に対応しやすい。



 無手

 繚乱

 足は平行もしくは逆八の字(※便宜上日本の言葉を使う)。

 半身を相手に向け、膝を内股気味にして股間を守る。

 両手の甲を軽く合わせ、少し指を開く。此の際若干顎を守るようにする。

 相手側の肘は肋骨に、もう片側の肘は鳩尾に心持ち添えて防御する。


 船の揺れから態勢を守ったり、現実世界の日本における空手で云う十字受けに移行したり、両の手の甲で白刃を取って次の攻撃に備えたり、両手を振り回して回し受けでブレス攻撃を防いだり、足底(※そくてい。土踏まず)で敵の脚を掬う等の応用がある。

 慈愛神殿のジェシカ曰く、『車輪の王国』建国伝説に登場する『桃花の構え』から防御側に発達したとのこと。

 適当に追加予定。当然ながら実用性はありません。ビジュアルと設定重視。

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