8/8
告げるは終わりのⅩⅢ~白き始まりの0~
曖昧で自身すら認識が出来ない白い世界
自由気ままに彷徨う愚者
死すらを騙り大衆を驚かせ神をも欺いた
舞台に捕らわれし魔術師
手に入らぬ頂きへの叛逆の偶像
三日月の冠を戴く女教皇
椅子に座し夢現を揺蕩う女神
豊穣なる地を治める女帝
まるき星を見通す偉大なる理想
試練を乗り越えし皇帝
素晴らしき生命と新しき法
祝福と寛恕をする教皇
心は揺れ動く恋と愛に
選んでしまった原罪の恋愛
かつて見た栄光への凱旋
止まること無き戦車
ララバイは響く公正なる裁きの場に
純粋なる天秤と貫く正義
明日を見失った道しるべ
昨日を伝え教える隠者
名を指し示す時計の針
回る回る運命の輪
他者を抑えつける重圧
弱きを憎む強さとは力
得たのは知識で失ったのは時
嘲り嗤うは吊された男
永久に続くものは無い
ヲワリを告げる死神




