3話:試練の始まり
「よろしかったのですか?」
「仕方ないだろ? あれは絶対に諦めない目をしていた」
フェレグスの疑問に対して、スカハサは、溜め息混じりに答えを返した。
「ラグナは歳不相応に聡い子供だ。同時に、自分とわし達の間にある大きな壁の存在に目を背けられない。不器用──とも言える」
「しかしそれは、未だ幼い事に加えて、私達との違いゆえ仕方の無い事ではないでしょうか?」
「普通はそう考えるさ。だが、そう割り切れなかったのだろうな。わし等の弟子にふさわしくいられているか? そう自問自答し続けて……変な道に迷った結果だと思うぞ」
そう言ってスカハサは、カップの中の紅茶を一口含んだ。湯気の立つ紅茶の水面に幾つもの波紋が生じる。それが収まると、水面には神妙な面持ちをした彼女の顔が映る。
(我ながら、随分とあの子には甘くなったものだな……)
スカハサは、自嘲にも似た笑みを浮かべ、フェレグスのほうへと視線を向ける。従表情も決して晴れやかなものではない。鉄仮面のような無表情で彼はスカハサを見つめる。
「では、本当にラグナ様が外に出るのをお許しになるというのですか? あんな場所に──」
「自分が生まれ育った場所でもある地の事を、そんな風に呼ぶのは止めておけ」
「…………失礼いたしました」
「お前がラグナを案じる気持ちは分かるさ……何といっても、あいつの命を拾ったのは、他でもないこのわし自身なのだからな」
そして、その理由を自覚しているからこそ──出来るのなら、ラグナには外への思いなど捨てていて欲しかったと、彼女は心の中で付け足す。
「もしも、試練をこなす事ができなければ、わしはラグナに対して、外への思いはきっぱり切り捨てるように言おう」
「ならば、もしも成し遂げた暁には、お許しになると言う事ですね」
「……わしは、嘘は嫌いだ。それに、無理難題を押し付けるのも嫌だ。そんな幼稚なことをしてラグナに嫌われたくはない。フェレグス……お前も片棒を担いだのだから、責任は取れ」
「分かっております」
「さて、決まってしまったのなら、わしもいい加減腹をくくるかな」
スカハサは、気持ちを切り替えラグナに与える試練をどうするかを考える。
彼女から見ても、ラグナはとても聡い子供だ。本人は実力不足だと常々思っているようだがそれは、彼自身が比較対象にしている相手が悪いだけで、当人の実力は、雑多に生息する人間の大人相手にも負けない腕があると踏んでいる。
『できるのならば、ラグナの願いを叶えたい。』と言うのが、スカハサの本心だ。
それでも、彼女がラグナに対して厳しい態度を取ったのは、我が子同然に育てて来たラグナの事が心配だからだ。
スカハサも、フェレグスも、ラグナが森に捨てられた理由を知っている。それは酷く理不尽な理由で、ラグナがその理由を知ればきっと彼の抱いていたものを粉々に打ち砕いてしまう。それだけ酷なものだ。
もしかしたらラグナの心を大きく歪めてしまうかもしれない。出来るなら向き合わせたくなど無い。だが、そんなスカハサの思いを押し退ける様に、ラグナの目には強い意志が宿っていた。その目を見て、フェレグスもラグナの意志を尊重する事を決めたのだ。
子として見るなら心配だが、弟子として見るのなら、或いは──。そんな期待が、スカハサはラグナに試練という形を取る事を選ばせた。
「後は、ラグナの心次第だ」
期待の一方で不安を抱きながら、スカハサは机の引き出しを開ける。その中から宝石の様に煌く小石を取り出しながら、彼女は呟いた。
それから数日が経過したある昼の頃──フェレグスは、ラグナを連れて来るようにとスカハサに命じられた。
この日、ラグナはセタンタと中庭で模擬戦をしている。フェレグスが、そこへ行くとピリピリとした張り詰めた空気が襲い掛かる。眼前の二人からその空気は、放たれていた。声を掛けようと思ったが、ラグナもセタンタも集中しているのが分かる。邪魔にならないように一歩、二歩下がり静観する。
ラグナとセタンタは、中央に木製の柱や、小さな橋、柱で造られた空洞の立方体など、様々な障害物を置いた場所でにらみ合う。
二人は、その中で規定の時間内に相手に触れるか、逃げ切るかを競う勝負をしていた。
走る・跳ぶ・登る・降りる・転がる──セタンタが、ラグナに対して身体能力の基礎を教える上で、叩き込んだ五つの要素。総合的な柔軟性と運動能力──加えて、危機管理能力と集中力を養うことを目的に設けられた訓練だ。
「──ッ、──ッ」
「……、……」
ラグナは、肩で呼吸をしながら睨み付ける。対するセタンタは、目を鋭くしながらも、鼻で呼吸をして落ち着いた様子で腰を低く構えている。
この訓練が始まってからそれなりの時間は経過しているはずだが──両者の負担や勝敗の行方は二人の様子から見て分かった。
ラグナは体格差などのハンデに対して、普段の訓練同様に身体強化を施して喰らいついているが、体格差や種族としての差もあるが──そして、何よりも経験の差がありすぎるのだ。
呼吸を整えラグナが動いた瞬間、同時にセタンタも動いた。
ラグナは右に跳ぶと見せかけて、左へと踏み出す。
右に動きかけたセタンタは、瞬発力で左へと移動する。
大小、高低様々な障害物を挟んで両者は激しい逃走を繰り広げる。ラグナが追い距離を詰めれば、セタンタは逆方向へと逃れていく。
「どうした! そんなんじゃあ、何時までも捕まらねえぞ!」
「ッ、分かってる!」
余裕を含んだ言葉が、セタンタの口から放たれる。それに対してラグナは、やや乱暴に言い返してから更に動きを加速させる。
観客に徹するフェレグスに、熱気を纏った風が吹いてきた。小さな訓練場の中で二つの影が激しく駆け回る。
逃げる大きな影が障害物の下を潜り抜ける。それを追いかける小さな影は、障害物の上を足場の悪さをものともせずに跳び渡る。速さはややラグナが上の様子で、徐々に距離を詰める。そうして追いすがり、あと少しでセタンタに手が触れかける。しかし、後一歩の所でセタンタが距離を引き離す。ラグナが懸命に伸ばしていた手は空を切った。
「チィ!」
あと少しで、触れられた。そんな悔しさが舌打ちとしてラグナの口から漏れる。しかし、直ぐに逃げるセタンタの背中を捉えて追いかける。足だけでなく手も使い障害物を掴む。生じた遠心力を利用し、方向転換すると引き離されていた距離をあっという間に詰めてしまった。
後ろに顔を向けるセタンタの横顔からは、未だに余裕が窺える。だが、逃げる中でセタンタの身体が立方体を象った障害物の中で、動きを止める。
好機──ラグナは、目を鋭くして大きく跳躍する。まるで獲物に襲い掛かる狼の如く、立方体の中で動きを止めたセタンタ向けて飛び掛かった。
だが、セタンタは、ラグナを見てにやりと笑う。障害物に手を掛けると、腕力だけで宙返りをしてみせる。左右でも置くでもなく逆さまの状態で上へと浮かび上がったセタンタの肉体。その真下をラグナの身体が潜り抜ける。
「なッ──!?」
予測外の動きに、ラグナは見開いた目で真上を飛び越えるセタンタを見上げる。しかし、驚きとは対照的に、培った身体能力は、すかさず空中で体勢を整える。立方体の中を通過して地面に膝を付くラグナは、逆立ちの状態で不適に笑うセタンタを睨み付けた。
ラグナは再び足を踏み出そうとする──しかしセタンタは、体位を整えてからは、それ以上逃げようとはしなかった。
その様子を見てラグナは、時間が過ぎてしまった事を悟る。荒れた呼吸は溜め息へと変わり、同時に疲れに襲われて地面に座り込む。
その傍らにセタンタがやって来る。笑みを浮かべて肩を上下させるラグナの頭を優しく叩いた。
「今のは、惜しかったな。ああやって相手を不利な場所におびき寄せるのは良い手だ」
「よく言うよ……あんな、無茶苦茶な動きをしておいて」
「ハハッ、兄弟子の意地って奴だよ、弟弟子にそう簡単に負けを貰ってたまるか」
「ただでさえ、加減してる癖に……」
「そりゃそうだ……まあ、手抜きはしねえさ」
「同じじゃないか」
「いいや違うな。加減はあくまでも、相手に合わせるって事だ。手抜きは、相手を見くびるって事──似た意味でも、俺はこうして使い分けるのさ」
そう言って愉快気に笑うセタンタの様子に、歯噛みしそうになりながらも、ラグナはもう一度溜め息を付いて立ち上がる。その目に宿る闘争心は未だに消えていない。
「……もう一回だ」
「ああ、良いぜ──って所だが、今回はここまでだな」
再戦を望むラグナだが、セタンタは名残惜しげに終了の言葉を述べる。自身ではなく、一方を見つめる彼の視線の先を追うと、フェレグスの姿が映り、始めて彼が居た事にラグナは気付いた。
「師匠がお前をお呼びみたいだな」
「…………なら、また今度だ」
「今度と言わずに、何時でも相手してやるよ」
背中を押されて、ラグナはフェレグスから渡された手拭いで汗をふき取る。それからスカハサの待つ部屋へと向かう。
フェレグスに言われて、一人スカハサの扉の前に立つ。
扉をノックし、入れと言葉を受けてから部屋に入ると、師の姿が最初に目に映った。
「待たせたな、ラグナ」
「……えっと、何の話ですか?」
ラグナの姿を確認してスカハサは、開口一番にそう言う。しかし、そう言われたラグナは首を傾げて問い返した。
「ん………………?」
スカハサは一瞬、きょとんとした顔をする。
「何の話とは……お前が言い出したことだろうに、まあ良い。お前が以前、島の外に出たいと願った時、わしが試練を与えると言ったな?」
「………………あ。はい、思い出しました」
「本当かあ?」
「はい。ごめんなさい師匠……折角、考えていてくれたのに、僕の方が忘れる何て……」
思い出した様子のラグナは、申し訳ない表情でスカハサに頭を下げる。
素面でここまで忘れる事にスカハサの心中では疑念が生じる。少し考えて、あれから日が経った事でラグナの方が、鍛錬に熱を入れ過ぎて忘れてしまったと判断して苦笑いする。
「お前は……まあ、良かろう。お前に与える試練と言うのは、これだ」
そんな弟子の様子にスカハサは苦笑いする。そして、気を取り直し彼女は、ラグナに対してある物を投げ渡す。
「…………」
ラグナはそれを凝視する。それは一見、何の変哲の無い透明な石だった。だが、石が放つ不思議な輝きが、ラグナの目を惹き付ける。ただの石ではない──と彼は悟る。しかし、その正体が分からないので、ラグナは顔を上げ目の前の師に問う。
「師匠……これは、何ですか?」
「それは【魔石】と呼ぶ──簡潔に言うなら、魔素の結晶体と言ったところか」
「ッ!?」
スカハサの答えにラグナは驚き、手の平で転がる小石に対して目を見張った。それくらい信じられない物だからだ。
魔素とは、空気中に存在する魔法の源である物質だ。現にラグナ達の居る空間にも、魔素は存在している。魔素があるからラグナは魔法を使う事ができるのだが、魔素そのものは大気中に含まれる空気そのものであり、本来なら目視する事はできない。
だが、彼女の言う事が真実だというのなら、自身の手の中にあるのは、その神秘の源そのものという事だ。
ラグナは、好奇の目で魔石それを見つめる。
そんな弟子の様子を見て、スカハサは愉快気に笑う。その笑い声に我に返ったラグナは、食い入るように見ていた自分を見られた事に対する恥ずかしさから、僅かに頬を染めて咳払いをする。平静を取り戻した様子でラグナは、魔石を彼女に返した。
「しかし、師匠はこれで何をしようと言うのですか?」
「そうさな……ラグナよ。お前はこの魔石にどんな使い道があると思う?」
「使い道──ですか?」
師匠からの問いに、ラグナは思考する。彼の頭の中では、魔法に関する様々な知識が交差する。そして考えを纏めた様子でラグナは、顔を上げた。
「魔素の塊と考えると──魔素の回復などに使うのでしょうか?」
「ふむ……確かに、そういう使い方もあるな。お前の言うとおり、本来なら不可視のはずの魔素が、塊に成る程に密集している。方法はどうあれ──これを使えば簡単に魔素を回復させるのは容易だろう。道理には適っている」
「……」
「他には?」
「他に、ですか?」
再びラグナは考え込む。難しい表情をしたまま、様々な答えを浮かべては消し、やがて首を横に振った。
「すいません、分からない……です。」
「そうか……まあ、初めて見る物だ。丸まで与えられる答えは。出てこないだろう。惜しいが、三角と言った所かな」
「そう、ですか……」
「フッ、そう落ち込むな。考える事は、それそのものがお前の糧になるのだからな」
師は、落ち込む弟子の肩を叩いて慰める。その慰め方が、兄弟子と同じな事に苦笑いしてラグナは、持ち直す。
「魔石とは、特定の条件の下でさらに長い歳月を経て形成される魔素の塊だ」
「特定の条件……ですか?」
「まあ、何時かは分かる。話を戻すが……魔法に必要な要素は覚えているか?」
「はい。大本の【魔素】を前提に、【知識】と【技術】──そして、【体力】です」
「その通り──ここで重要なのは技術の応用だ」
「応用……」
彼女は部屋の戸棚の中からランプのような物を持ってくる。ラグナが【ようなもの】と判断した理由は、彼の自室に同じ形状の物があるからだ。しかし、ラグナが使うのは、内部に蝋燭があり、それに火をつけて使う物なのに対して──
スカハサが持ち出してきた物は、内部に蝋燭を立てる支柱は無く、更に小さな窪みのある容器が入っていて、下側には摘みの当たる部分がある。
(あれは、何だ?)
考えても分からず、ラグナは眉を潜めながら首を傾げる。観察するラグナの様子を横目で見たスカハサは、クスリと笑みながら蓋を開けて、窪みに魔石を嵌め込む。そして、つまみの部分を時計方向に回す。
すると、突如──魔石が赤く輝きを放つ。そしてそのまま、火の玉と化して、周囲を赤く照らした。
「えッ!?」
ラグナは驚いて声を挙げる。彼の姿にスカハサは微笑から大いに笑った。
「そう驚く事ではないだろう。お前の未知に対する反応は、本当に面白いな」
「え、いや、でも──ええ?」
「疑うなら近づいてみろ。触れても構わないが……火傷しても知らないぞ?」
スカハサ言われ尚も疑い気味に、ラグナはその謎の道具に向けて手を近づける。手をかざすとその手には、確かな温もりが感じられた。それは、炎が幻ではなく本物である事を示していた。
炎の中心を見ると、魔石が僅かに光を放っているのが見て分かる。存在しないにも拘らず、炎が生じている──それは、紛れも無く魔法だった。
「師匠──これは、いったい何なのですか?」
「魔法という概念をさらに技術的な方向へと発展させた道具とした物──人間は、これを【魔道具】と名付けた」
「魔道具……」
魔法で扱う道具──縮めて魔道具と言う名前。その名にラグナは、言い得て妙だと思った。
「でも、どうして魔法が発動するのですか?」
「もっともな疑問だな。人間が自身の身体にある魔素を使って魔法を使うのには三つの要素が重要となる。だが、それはあくまでも、己の身体で事を成そうとするからだ。本来なら、魔法とは単純なものだ。それを、あれこれと考えて複雑な事を仕出かそうとするから、知識やら制御やら、体力が必要になる。お前も心当たりがあるだろ?」
「…………」
そう問われ、ラグナは記憶を辿る。考えて、自身が行う反復練習がそうだった事に辿りつく。手の平に魔法で火球や水を生成する事に対して、彼は一々難しい考えなどしない。それ自体は、酷く単純な事で──ラグナは、炎や水が生まれる法則を、魔法を使って再現しているに過ぎないだけなのだ。
「…………」
反面、彼女との魔法の鍛錬は、属性魔法を中心にした実生活に役立つ魔法ではなく、実戦に使える魔法の練習が殆どだ。それも倣うより慣れろな教え方で、とにかく容赦がない。
まだ魔法を教わり始めの頃──ラグナに対して、嵐のような攻撃を放つ姿は、ラグナの恐怖の象徴そのものだった。
余計な事を思い出した、ラグナは、顔を少し青くして少し身体を震わせた。
「……何か変な事を考えたか?」
「ッ!?」
図星だった。だが、それを口にされる前に慌てて、そして全力で激しく首を横に振る。
「えっと、師匠の言いたい事は分かったのですが、それとこの魔道具がどう関係するのですか?」
「ふむ、分からぬか? つまりな……この魔道具のように単純な魔法そのものには、知識も制御も大して必要ない。そして、魔素には限りはあっても体力と言う概念が無い。つまり、魔石を媒介にすれば、その魔法を殆ど永続的に発動できるのだ」
「……成る程、そういうことなのですね」
「何だ、さっきとは違って驚かないのか……つまらぬのう」
驚きよりも、納得と言った表情をするラグナに肩を竦めるスカハサ
「つまりこの魔石は、強化魔法などの付与を行う時と同様に、魔法の式を付与する。そうする事で、これそのものが一つの魔法発生装置へと転化させる。そして、それらを媒介にして、生活などに役立てた物が、この魔道具──ということで当たってますか?」
「その通りだ。流石にここまでの知識があれば答えるのは容易だったかな」
「師匠の言葉を読み解けば、おのずと答えは出てきますよ」
出来て当然──そんな弟子の姿にスカハサは苦笑いしながらも、『賢く謙虚な子』と──ラグナを心中で褒めた。
スカハサはラグナから魔道具を返してもらい、摘みを元に戻す。すると魔石から吹き出ていた炎が消え、魔石の輝きも消える。心なしか、先ほどよりも魔石が少し小さいとラグナは疑問を抱き、それが魔法を使い続けた代償だと理解した。
そして、魔道具を片付けたスカハサは、真剣な眼差しをラグナにぶつける。
「なら、ここまで話せばお前も自身がこれからやる事はわかるな?」
「──はい」
「よろしい。では、お前に試練を与える。一ヶ月だ──その間に、お前の手で、魔道具を作ってみろ。何かを参考にしても構わんし、新しい何かを作るのでも良い。ただ、お前の知識・技術の全てを使って挑んでみろ」
「……はいッ!」
ぶつけられた言葉にラグナは、拳を強く握り返事をする。試練を前に、ラグナの目には、強い意志が炎となって宿っていた。
ラグナがセタンタと行っていたのは、現代のチーム対抗の競技鬼ごっこ【チェイスタグ】と呼ばれるものです。
20秒のセット毎に攻守を交替し、狭くて障害物の多いフィールドを鬼から逃げ続けます。
パルクールさながらのスタイリッシュな身体捌きを魅せてくれる素晴らしい競技です。