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本好きの私は情報で戦おうと思います season2 5.RE:Discessum

投稿期間がかなり空いてしまいました すみません

学業の事情によりまだしばらく投稿期間が空くと思われます

期待に応えられない場合が多くなってしまいますが

これからも見ていただけると幸いです

「さて どうする?」

数分間の沈黙をベクスの言葉が破った

リバリアは一生のものではないにしろ 旧友との別れで悲しんでいた

ベクスは多少なりとも悲しんでいたが いつかまた会えると割り切っていた

「どうすると言ってもどうするんすか? 目標すらわかんないっすよ」

「目標はリバリアの運命からの完全な回避で それのための方法を考える」

「運命っていうのはどんなものっすか?」

「リバリアの運命の場合は死ぬことが定まっているな」

「あのー? なんで私の話で私が抜きにされてるんですかー?」

「......これってベクスさんの運命って何だったんすか?」

「.........俺の運命はわかんないな 2週目の友人がいるわけじゃあるまいし」

「今はベクスの運命は回避できたってことでいいんじゃない? どうせわかんないし」

「まぁそうだな.......」

「........ベクスさん リバリアさんよく聞いてください」

「.......ん? どうしたの空斗」

「ベクスさん 俺らの世界には[遺伝]というものがあるんすよ」

「それは一体......?」

「血縁の間で受け継がれていくもののことっす」

「.......!!!」

「そういうことか......空斗」

リバリアは気づいてべクスの方を見た

しかしべクスは動じていなかった いや動じていなかったわけではなかった

ただ突然の新事実に固まってしまっていただけだった

「ベクスさん ショックなのはわかりますけど そんな驚かれても.......」

「ベクス ...まぁ大丈......」

「そういうことか!!!!」

ベクスはその場でリバリアの声を遮り 感嘆した

「え ......どうしたんすか?」

「俺たちの国の王都では発症した病が親戚も同時期に発生することがあった」

「それを俺達は[呪病]と呼んでいた」

「だがすべてその[遺伝]の考え方で説明がつく..... 素晴らしい考え方だ.......」

「.......」

リバリアは自分が死ぬ運命ということより新知識の方を優先している兄にドン引きしていた

空斗は役に立ったと誇らしげな顔になっていた


するとベクスはすぐに続けた

「.....で どうやって運命を回避する?」

「緩急激しくない?」

「まぁもともとそういう話っすよね」

「.......」

「まぁ一旦[真実の炎地獄]でも行くか」

「ベクス それまだ誰も帰ってくることができていない致死率100%の場所だよ」

「そうなんっすか?」

「言っとくが[ミリオンホール] [アイステンペスト] [ブラックインフェルノ]って死亡率平均96%だからな?」

「ベクス 場所の数が違いすぎるよ」

「あのー.......ちょっとどこの話をしてるかわかんないんすけど」

ベクスが簡潔に説明すると空斗はベクスを尊敬の眼差しで見ていた

「ベクスさんすごいっすね」

「変態なだけだよ」

「提案したのマリンだからな?」

「......」

場が一瞬静寂に包まれたがすぐに元の話に戻った

「...で どうするの?」

「まぁ....行くっすか」

「わかった.....不安だけど行ってみよう」


ーかなり歩くとベクスがだんだん足元の草々が焦げてきたことに気づいた

「近いな」

「そういうのわかるんすか?」

「いや草焦げてんじゃん」

「確かにそうっすね」

「あ.....見えたよ」

上空を風のように飛翔するリバリアの視界に映ったそれは黒煙に包まれたまさに[地獄]だった

リバリアのサインを受けて地上のベクスと空斗は臨戦体制を整えた

そしてすぐにベクス達の目にも[真実の炎地獄]が見え始めた

どうやら入り口は固く閉ざされており そこには何やら男が二人立っていた

ひと足先にたどり着いたリバリアを見て彼らは怪訝そうな顔をした

「おい そこの小娘 ここはベクス様のご意向により封鎖している」

「ここを通ることは認められていない」

「そもそもこんなところを通ろうとするとは!! お前 実は魔族のスパイだろう‼︎」

好き勝手言う二人にリバリアは明らかな拒絶の反応を見せていた

「何だその眼は!! 我らに文句があると.....」

二人が持っている槍をリバリアに向け リバリアが武器を構えた瞬間

リバリアの後方から明らかな怒りの込められた視線が二人を射抜いた

「我が王国の者でありながらリバリアに対して武器を向けるとはー.....」

「...よっぽど無惨に殺されたいらしいな?」

「...!!! べ ベクス様違うんです!!! 我々はここを通って危害が加えられないように....」

「にしては好き勝手言っていたな?」

振り上げたベクスの手に握られた杖は薄紫色の光を纏い始めた

「暗黒魔法[ブラックホール]」

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