本好きの私は情報で戦おうと思います season2 3.ラストチャンス
「さて ブラックインフェルノは抜けたけど... どうする?」
「王都に帰るか」
「だね」
ー少し歩くと 王都が見えてきた
「着いたー!!」
「どうするリバリア ....あ そうだ強くなってたし鑑定してもらうか」
「.......................................まぁいいけど驚かないでよ?」
「リバリア 教会ってどっちにあるの?」
「あれ」
「近っ!」
ベクスがドアをノックすると初老の神官が出迎えてくれた
「......じゃあリバリア様の鑑定を行います」
「.........」
「こちらが鑑定書となります」
ベクスは鑑定書に目を通した
読み終わってからベクスは腕を組んでリバリアに質問した
「リバリア この人名リバリアの残滓っていうのはどういうことだ?」
「...........」
「......あの日[リバリア]は死んだ」
「でも蘇生したから大丈夫...ってまさか!」
「私は[リバリア]がこの世界に残した未練」
「私は確かにリバリアだけど あの日死んだ[リバリア]そのままではない」
「お願いベクス マリン 私を....いや リバリアを助けて」
「でもどうやって....」
「貴方達の[情報]を使って考えて」
「それじゃあ また-6年後」
「は?」
最後の最後で意味不明な言葉を発したリバリアは塵となって消えた
「ベクス 情報を整理しよう」
「まずリバリアはすでに死んでいて」
「リバリアの残滓はまた-6年後と言った」
「……」
「そういえばマリン あれ知ってる?」
「あれ とは?」
「過去に戻るための禁忌の呪文」
「それ使えばいいじゃん」
「ただどうやって使うかは知らん」
「駄目じゃん」
「辞書見てみるけどない気がす...るわけがないんですわ」
「は?」
「じゃあ過去行ってくるわ」
「えっ」
ベクスが呪文を唱えると眩い光がベクスを包んでいった
ベクスが目を覚ますとそこは王都の執務室だった
「本屋に行くか」
その頃リバリアは本屋で12.5kgの事典を買っていた
リバリアが地図に手を伸ばすと視界の端にはベクスが立っていた
「なんでベクスがここに?」
リバリアの存在を確認してベクスは心から安堵のため息をついた
「俺が2週目だからだ」
「遂にベクスも仕事のし過ぎで頭がおかしくなってしまったか...」
「おかしくなってねぇよ別に」
「みんなそう言うんですよみんな」
「わかったじゃあ当ててやる」
「何を?」
「お前さっき300万アラムする事典を30万300アラムどころか10万アラムで買えただろ」
「合ってる....ってことは本当なの?」
「さっきから本当としか言ってないんですが」
「じゃあ次はどこへ行けばいいの?」
「まずは[深淵の動脈]だな」
「わかった じゃあ向かおう」
少し歩いていると海に着いた
リバリアをベクスが投げ飛ばしたあとにベクスも海に飛び込んだ
すると突然巨大な渦が発生してリバリアとベクスは吸い込まれてしまった
「はっ...ここは?」
「いつかくるとは思ってたよ」
リバリアが驚いて後ろを見るとそこにはリバリアの旧友 マリンだった
「マリン...なんでここにいるの?行方不明になっててみんな心配してたよ」
話を聞くとマリンは昔この海にダンジョンがあると知られていない頃に
このダンジョン「深淵の動脈」に到達していたのである
リバリアがこれまでの事とここにきた理由を話すと
マリンはこのダンジョンにいるであろう
リバリアの記憶を持つものを共に倒すと言ってくれた
そしてマリンはリバリアに聞いた
「その人誰?」
「一応私の兄」
「え俺って一応だったの⁉︎」
「じゃあ自己紹介するね 私はマリンこのダンジョンに...」
「知ってるから別にいい ここのダンジョンボスはマリンお前だろう?」
「なんで知ってるの.....?」
「実は私の兄がなんか2週目らしい」
「そういうことね」
そしてリバリアとマリンとベクスは外へ出ていった
すぐリバリアはとある違和感を覚える
「このダンジョン...なんかずっとこの十字路が続いてない?」
「リバリア...もしこの十字路で何かと出会ったらすぐに逃げて」
「十字路っていうのは霊の力が集まりやすい場所」
「ここにはきっと何かがいるはずだよ...」
「...リバリア?」
マリンが振り返ったそこに居たのはリバリアだけではなかった
そしてそこにあったのは大きなナタが身体に付いた心霊の類がベクスによって瞬殺された様だった
化け物は消えて十字路に終わりが見えた
十字路の先には巨大な神殿が構えてあった
入んない方が良いとマリンは言うがベクスがいいと言うので神殿に入った
マリンがダンジョンボスとしての本来の力を取り戻した




