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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

今思えば思考がホラー。

作者: レイ

これは私が中学生の時の実際の話。

家は田舎で、周りに田んぼがあり街灯はない。とはいえ星明かりがあるのでそこまで暗くはない。

学校からの帰り道。あと少しで家というところで、何かが軋む様な音がした。


ギィー ギィー


少し高い何かが擦れる音。


ギィー ギィー


周りにこんな音がするものなんてないはず。実際、周囲を見ても何もない。


ギィー ギィー


音が鳴り続けている。


ギィー ギィー


ふと視線を感じたので上を見る。

ロングコートの老人が、電柱に縄で首を吊っていた。

風もないのに揺れる体。


ギィー ギィー


目があった。


「…………………」

冬だし、夜だし、一晩くらいいけるか。

見なかったことにして帰宅。


翌日の朝食。

特に騒ぎになっていないのを確認。夢だったと片付けて学校に向かう。

電柱には何もなかった。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] >一晩くらいいけるか。 何がどう"いける"のか気になる。 [一言] 其昔、海岸で流木か何かだと思ってガキ共が石を投げてたが、打上げられたら土左衛門。 何かシラケて解散したがアレ、誰か…
[良い点] 何かを死体と見間違えたんですよ。
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