表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

56/68

勇者は今も戦っているんだろうなぁ

 うす暗い部屋の一室、モコモコしたピンクのルームウェアに身を包んだ女性が、ソファの上で体育座りをしている。


 シャワーから上がったスウェット姿のマコトが、部屋の電気をつけて女性の隣に座った。

 メガネはテーブルに置いてある。


「ハルカ。どうしたの?」


「マコ〜ごめん〜。

 大事なお友達なのに、緊張してて、よくわかんないこと、いっぱい言っちゃった〜」


「アッちゃんなら、全然気にしてないよ。楽しかったって言ってたじゃん」


 ハルカを引き寄せて自分の膝に頭を乗せてやる。

 そのまま髪の毛に手をあてて、ゆっくりと撫でていく。


 あ、ハルカが着ている服の真ん中にコック帽をかぶったカービィがフルーツと一緒にいる。

 GUコラボのマシュマロフィールラウンジセットか。

 結構早くに完売したはずだが、この女、並んだのか。


「ハルカはよく頑張ったね。えらいね。明日からお休みだからゆっくり休もうね」


「大丈夫かなぁ。怖いって思われてないかなぁ。嫌われてないかなぁ」


「大丈夫だよー。ハルカのクールは戦闘コスプレだもんだなー」


「うん。強くてかっこいい女の子になるの」


「大丈夫だよー。ハルカは可愛いなー」


「好き?」


「うん。大好きー」


 ハルカは起き上がると、マコトの顔を見た。

 テーブルのメガネを手にするとマコトにかけさせる。


「これの方が好き」


 キスをして、にへにへ笑った。


 ******


 ベッドにハルカを寝かしつけたマコトは、電気を消したリビングでソファにかけて動画を見始めた。


(アッちゃんが誤魔化してくれて、助かった。

 多分、あの部屋に行って、アレの影響を直接受けると、思考の干渉を受けるんだ。

 ハルカは結構動画を見てしまったけど、問題なさそうだ。

 それに対して俺もアッちゃんも、色々なことに疑問を抱けなくなってきてる。

 ジンさんは手を尽くしてくれてるけど、厳しいのか)


 グラスに注いだ水を飲む。


(ダイちゃんは、いつまで戦えば良いんだろうか)


「ダイちゃんが帰ってくるまでは、ハルカをアッちゃんにあまり会わせたくないな・・・」


 ノートパソコンをとじ、ソファから立ち上がると、寝室へのドアを開けた。

クーデレってこんな感じでいいのかな?

よくわからん。

お酒飲むと甘えたくなるのかな?

強気コスプレは勇者の証。

自分が好きな、格好良い服装を着て、自らを奮い立たせている女性はたくさんいるよね。

とても魅力的です。


メガネフェチ・ロン毛嫌い・浮気デストロイ・筆者キラー。


なお、あちらに行ってる勇者は戦闘中でした。出てこないけど。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ