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未知との遭遇

「面白いことを話しているね」


「ボクが答えてあげる」


「君たちの頭でも理解できるようにね」


「宮神クンのお屋敷は綺麗だったね」


「庭の手入れをしている職人がいたね」


「あぁ、造園業者と言うのか」


「あの屋敷の庭にある大きい池」


「そうその石灯籠が立っている池だ」


「おや一本倒れているね」


「池のほとりの松の木の根元に蟻の巣がある」


「その巣の蟻の一匹がある日いなくなった」


「風にさらわれたか、鳥に襲われたのか」


「理由は何にせよ」


「いなくなったんだ」


「君はお屋敷の主人だ」


「ある日職人がお願い事をしてくる」


「職人の子供が観察していた蟻がいなくなったんだ」


「子供が何とか探したところ」


「君がよく知らない隣町の金持ちのお屋敷の庭のどこかいるらしい」


「さあ、蟻を探そう」


「蟻はみんな同じに見えるけど、その子が見れば一目瞭然!」


「でもでも庭のどこにいるのかな?」


「勝手に入って良いのかな?」


「この蟻の巣の中にいるのかも」


「スコップ・シャベルで掘り返そう!」


「ここじゃなかった失敗したね」


「あらあらたくさんの蟻が潰れてる」


「気にしない気にしない」


「次の蟻の巣を掘り返そう」


「気づけば庭は穴だらけ」


「家の主人がブチ切れた!」




 甲高い声がケラケラ笑う。






 まだ、16時なのに、部屋は真っ暗だった。


 ジンが描いた円型にフローリングが残っていたが、それ以外は真っ暗で、アサヒとマコトには何も見えなかった。

 アサヒは立ったまま何かを見極めようとしているかのように暗闇を見つめる。

 マコトはしゃがみこんで、ジンの足にしがみついていた。

 ジンが必死の形相で何か呪文のようなものを呟いている。



「宮神クンはボクが送り返してあげる」


「もう少し貸しておいてね」


「・・・の野郎をぶち殺すなんてあっという間だよ」


「心配しなくても大丈夫」








 3人の意識が戻ったのは、午前2時だった。

ショベルカーで浜辺に乗り込んで、マーキングされた1粒の砂だけをピックアップしてね!

どこにあるかは内緒!

砂浜の他の砂を1粒でも崩したらダメだよ!

ガンバって!

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