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凪の中の突風  作者: NBCG
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89話までの各種設定

登場人物に於いては明海16年5月のものとする。

相坂あいさか 慎太郎しんたろう

灯尽39年(綴歴2011年:西暦1879年)2月(17日)生まれ

主人公。32歳。海軍軍人であり飛行機乗り。現在愛機は突風。好きな食べ物は饂飩、蕎麦、味噌汁。浜綴航空技術研究所(Hintey Air Technology Institute:HATI)付属実験機搭乗員。7歳上の姉一人、9歳上の兄一人、9歳下の弟一人、両親健在の家族を持つ。次男。現在大佐。


相坂あいさか 愛奈あいな 練解8年(綴歴2022:西暦1890)9月9日生まれ

旧名、アイナ・ザラ・フレーザー(Ina Zara Fraser)。相坂慎太郎の配偶者。20歳。一般の飛行機乗りの資格である、事業用操縦士、定期運送用操縦士、准定期運送用操縦士、自家用操縦士、通信士、機関士、航法の資格である航空士の免許、つまり整備士以外の全ての資格を保持。風呂(湯船に浸かること)が好き。現在主婦。


相坂あいさか なぎ 明海13年(綴歴2040:西暦1908)3月30日生まれ

相坂家の長子にして長女。3歳。


倉田くらた 明枝あえ明海12年(綴歴2039:西暦1907)4月21日生まれ

倉田家次女。4歳。


用語

芦梅戦争

明海12年(綴歴2039:西暦1907)9月29日

―明海13年(綴歴2040:西暦1908)10月18日

初めて雄州に於いて飛行機が用いられた芦麻菜―梅斧目戸間の戦争。芦麻菜の勝利。


ダシア戦争

明海13年(綴歴2040:西暦1908)―明海14年(綴歴2041:西暦1909)

以下の第一次、第二次ダシア戦争をまとめた呼称。どちらの戦争に於いても飛行機は使用されなかったが、周辺大国、列強の外貨獲得に繋がったと言え、また近代装備を用いた戦闘の情報収集が行われた。

第一次ダシア戦争

明海13年(綴歴2040:西暦1908)10月8日

―明海14年(綴歴2041:西暦1909)5月30日

弱体化した梅斧目戸に周辺の苦汁をなめていた国家が同盟を組み半ば旧支配領土の民兵の蜂起、反乱から始まった、梅斧目戸―ダシア同盟間の戦争。ダシア同盟が勝利し、各国の支配領土が再配分されたが、この結果、第二次ダシア戦争の火種が生まれ、また梅斧目戸のさらなる苦境へ追いやり、梅斧目戸の友好国の不満を募らせることとなってしまう。

第二次ダシア戦争

明海14年6月29日(綴歴2041:西暦1909)―同8月10日

吹流雀王国が獲得領土に不服を感じ、元同盟国へ同時侵攻した戦争。対吹流雀諸国が勝利。


今藤航空輸送

今藤貴宣(退役時中佐)が立ち上げた航空輸送業を務める株式会社。今藤が相坂や小川が同時期に退役することを知り、小川経由で誘った。曲がりなりにも貴族の出資であり、その設立時に敷いた設備について、貴族上がりではない人間を驚かせた。高須賀に本社と専用飛行場及び格納庫を有する。本社含む社屋6棟、輸送機颯馬24機、旅客機勢馬6機を有する。


航空機

浜綴

突風(とっぷう:開発元はHATI:初期量産型(二型))

単葉単発艦上戦闘機。武装は12.7㎜機銃が機首に二挺(500発ずつ)、20㎜機銃が翼内に二挺(60発ずつ)搭載。航続距離は1,400㎞程度。増槽で2,100㎞程度まで延長できる。最高速度540㎞/h程度。三号(30㎏)または六号(60㎏)爆弾を二発爆装可能。引き込み脚を採用。某財閥系金属開発会社が開発した、超々ジュラルミン(ESD)を主翼主桁に使用している。光像式照準器(OPL)を初搭載。通信機は黍風と同様だが、初期生産型とは違い、現場の声から軽量化の為に取り付け、取り外しが容易にされている(相坂・小川は取り外していない)。電探を搭載しようとしたが、それを取りやめ、青雲に載せられた自動巡航装置を小型化し、搭載した。初期量産型であるので、改良の余地有りと判断されている。極限まで軽量化し、増槽なし巡航で2,200㎞程度まで伸ばせると試算されたが安全性の面から却下された。退役までの相坂の愛機。

二型甲 ※未登場

突風を二人乗りに変更した練習機型。教官同乗型であるため、無線を載せることができず、また自動巡航装置を取り外している。


颯馬(そうま:丸菱製)

民間用大型輸送機。簡易航法支援装置搭載。双発単葉機。4人乗り。搭載量5トン強。

勢馬(せま:丸菱製) ※未登場

上記の颯馬を基本機として民間用大型旅客機。30人乗り。1トンを積載可能。


芦麻菜王国(ロマーナ王国)

Cu.9

クルチ(Curci)社製爆撃機。フォルケル社の試作機のモンキーモデルを輸入し、それを改造し、爆撃機化したもの。Cu.1からCu.3は研究機(飛行不可)、Cu.4からCu.7が飛行可能な試作機。Cu.8がフォルケル アインデッカーA.Ⅱのライセンス生産の許されたモンキーモデルであり、半試半実用機。芦梅戦争に実用的に戦線に投入された爆撃機。単発単葉機であり、爆弾積載量は非常に少ない。


藩泥流帝国(バンデル帝国)

フォルケル アインデッカーE.Ⅰ

フォルケル初の量産単発単葉戦闘機。現在量産中。エンジンはフランシス王国が開発した航空機のものの不法コピーを行ったもの。フォルケル アインデッカーA.Ⅱの純粋発展型。

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