プロローグ
この物語一人の少女から始まった。
~とある高校~
「人狼ゲーム?」
そう疑問符を浮かべたのは、この物語の主人公の西原紗雪だ。
私は今、中学校からの親友である中野真緒から話しかけられている。
「そう、人狼ゲーム!今流行りのゲームなんだってー!自分がゲームの中に入ってできるゲームらしいよ?」
「絶対に嫌よ!」
こう強く断るのは理由がある。なぜならこの女、変なものしか持ってこないのだ!
しかし強く言いすぎてしまったのか、真緒は涙目になってしまう。
「そんな、泣かなくてもいいじゃない。」
「だってぇ、真緒がぁ・・・」
そんな真緒を見て、2人の男女がやってくる。
「あー!紗雪が真緒のこと泣かせてるー!」
そうやって行ってきたのは、高校でできた友達の琴上美琴だ。美琴は名前に似合わず、活発な子だ。とてもいい子なのだが、全く空気が読めない。
「真緒ちゃん、泣かなくてもいいじゃん。」
そう言ってきたのは、私の唯一の男友達の早水翔馬だ。とても優しい人でイケメンで文武両道な彼は、羨ましいことに真緒と付き合っている。
「美琴に翔馬君!今流行ってるゲームでねー!人狼ゲームていうゲームでね、・・・ていうゲームなんだ!」
っと、軽く真緒がルールを説明した。あんなことを言っておいて、私も何気に気になっていた。
「へー!そんなゲームがあるんだ!私も入っていい?」
「真緒ちゃん、僕もいいかな?」
「大歓迎だよ!じゃあ今日の放課後早速やろ?」
2人がいいよ、というので私もOKと言わざる負えなくなって、いいよと言ってしまった。
~真緒の家~
「ごめんね~遅れちゃったー。」
「悪いと思ってるなら、もうちょっと悪びれなさいよ!」
3時に始める予定が4時開始になってしまった。
「みんな揃ったねー!じゃあ早速はじめよっか!」
すると変な機械を渡されたので、それを頭につける。
「この機械のボタンを同時に押せば、リンクスタートするよ!あと、言い忘れてたけど、これオンラインゲームだから、知らない人が来るよ!」
「え~!それ先に行ってよー!」と美琴と翔馬がいったが、まあそんなことだろうと思っていた私は声を出さなかった。
「じゃあいっくよ~!3・2・1リンクスタート!」
その瞬間、この場の全員の意識が落ちて次に目を覚ましたのはゲームの中だった・・・




