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魔女14





「あ…ありがとうございます!」


次の日の早朝…婆さんが、俺達のところにコンパスを持って来てくれた。

見た目にはどこにでもあるコンパスのようだが、なんでもそのコンパスはアレクシスの居る方向を示すらしいんだ。

しかも、アレクシスに近付けば近付くほど、発光するらしい。




「無事にみつかるとええな。」


「本当にありがとうございました。」


「サンドラさん、どうもありがとうございます!」


「おまえも早く呪いを解いてもらえるとええな。」


「え…あ、ははっ……」


俺には笑うしかなかった。

本当に早く解いてほしいもんだ。

そして、エリーズと早く結婚したい…!

でも、そのためにはまずはアレクシスをみつけなければ…




「では…本当にお世話になりました。」


「気をつけてな。

また良かったらいつでも遊びに来るがええぞ。」


婆さんは機嫌の良い顔で手を振ってくれた。

俺達も同じように手を振った。

良い魔女に当たって俺達は本当に運が良かった。





「ユリウス、早速コンパスを使ってみようぜ。」


「そうだな。」





ぱちんと蓋を押し開ける。

するとコンパスの針が勝手に動き始め、一定の方向を指した。

確かに、これは普通のコンパスではなさそうだ。





「アレクシスはこっちだってことだな。」


俺達は、コンパスを信じ、その方向を目指した。


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