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対岸の火事

作者: Takenoko

そのとき、岸の向こう側に居た私は それを見て何を思ったのだろう。


無様だと嗤っただろうか

憐れだと見下しただろうか

取るに足らないと見向きもしなかっただろうか


いずれにせよ私は学べなかったのだ

私は気付けなかったのだ


故にこうして今、無意味に悔やみ

どうすることも出来ずに消えて逝く



それは単純なことだ


誰にでも起こり得ることだ


お前が例外なんてことは無いんだ


可能性から目を逸らすな




次の「私」よ、どうか理解(きづ)いてくれ。




対岸の火事は





最後の「私」はどの「私」だろうか

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