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フリーダム親父の尻拭い  作者: 清喬
8/21

僕と卯月の約束したDATE

これは、僕が考えたオリジナル作品です。

過度な期待はしないでください。

皐月のデートから、一週間後の日曜日。

今日は、卯月とのデートです。

デートと言っても、皐月みたいな感じじゃなく、1人だと不安だから一緒に来て欲しいと言われていました。

今日は、卯月のやってるオンラインゲームとかいうものの、チームのオフ会に参加するらしい。

秋葉原という、遠い場所でやるみたいで、僕について来て欲しいとのこと。

このチームは、ほぼ中学3年生と高校1年生のチームで男女共に面白ろ可笑しくやってるらしい。

オフ会は、初めてじゃないらしいが卯月が参加するのは、初めてらしい。

服装は・・・まぁ、僕は普通ですよ、僕は。

卯月の格好は・・・

(え〜と、確かゴスロリとか言ったかな?)

僕が、昔着せられかけた時、熱弁していたやつですね。

「・・・卯月?ホントにその格好で行くの?

「当たり前じゃない。あっちの方は、こういう服着てるの珍しくないわよ。」

「へ、へぇ〜。そうなの?」

「そうなの。」

卯月は肌が白いため、黒いのを着るとかなり映える。

まるで、お人形さんみたいに可愛い。

「な、何言ってるのよ。ほ、褒めたってなにも出ないんだからね!」

「へっ?」

どうやら、声に出てたみたい。

「思ってたことが、口に出るってことは、心の中からそう思ってるってことだよ?」

「・・・ありが・・とう。」

ゆでだこみたいに、顔を真っ赤にしながら、消え入りそうな声でこう言った。

「?それじゃ、そろそろ行こう?」

「う、うん。行こう。」


秋葉原に到着して、思ったこと。

「た、建物が高い・・・」

周りは、高いビルに囲まれていて、大きなモニターがビルについていて、所々でメイド服やら、ウェイトレスの格好やら、はたまた、執事服やら、とあるアニメのコスプレやらで目がチカチカする。

卯月みたいな格好の人も、ちらほらいたりする。

「人も多いし、すごいなここ・・・」

「・・・・・・・」

卯月は、声が出ないほど感動しているみたい。

「おおーい。」

「・・・・・・」

「おおーい。」

ヒラヒラヒラ

「・・・・・・」

「おおーい!」

ブンブンブン

「・・・・・ハッ‼︎」

「すごい、すごいよ‼︎お兄ちゃん‼︎あれもこれも初めて、本物見た‼︎」

「落ち着いて。」

「コスプレも!メイド服も!メイド喫茶も!執事喫茶も!」

「だから、落ち着いてって‼︎」

コツン。

「痛った〜!何するのよ‼︎」

「いいから、周り見てみ。」

「周り?」

道行く人々が、僕たち2人に注目している。

それに気付いた、卯月はかぁ〜っと顔を赤くした。


「うぅ〜、恥ずかしかった・・・」

「あれだけ注目されたら・・・ね。」

僕たちは、さっきの場所から逃げるように、離れて、今はオフ会の行われる会場の前におる。

「お店の名は、『ボカ・ラテ』?」

お店の入り口には、緑、黄色、オレンジ、ピンク、赤の6色の虹みたいな絵が描かれていた。

「いらっしゃいませ〜、2名様ですか?」

「いえ、ここで待ち合わせをしているのですが・・・」

「かしこまりました。それでしたら、こちらでお待ち下さい。」

集合時間は、13時だから時間まで後30分あるらしい。

早く来すぎましたね・・・

「僕は、部外者だから少し離れた所で見てるね。」

離れようとしたら、ガシッ、思いっきり服を掴まれた。

「いやっ!ここにいて!」

「分かった、分かったから!服から手を離してよ。お腹が冷えちゃうから。」

「あっ、ご、ごめん。」

なんで、目をそらすんだろう。

しかも、顔を真っ赤にしながら。

視線を感じるので周りを見渡すと、僕のお腹を、正確にはおヘソを見てる、顔を真っ赤にした、店員さんと店員さんと店員さんとお客さんがいた。

「ひゃっ‼︎」

いきなり、おヘソを触られてビックリした。

触られた方を見ると、卯月がガン見していた。

「凛のおヘソ、綺麗・・・」

「そ、そう?ひゃ‼︎」

「可愛い声・・・・」

「ちょ、ちょっと!ひゃ‼︎卯月、くすぐったいよ〜。」

「あっ、ごめん。あまりにも綺麗で可愛い声出してたから、つい・・・」

「はぁ、はぁ。いい加減、お腹しまっていいかな。」

「いいよ!いいよ!私は、満足したから。」

「何が?」って聞こうとしたけど、身体が拒絶したので、やめておこう。

後、店員さんと店員さんと店員さんとお客さん、そんながっかりした顔しないで下さい。


集合時間、10分前くらいになったら、徐々に増えてきた。

初めてあったのに、みんなフレンドリーに挨拶してくれる。

大半の人に、「何何、姉妹でゲームやってるの〜?」とか、「中の人も、なかなか可愛いなぁ〜」とか、「すみません!メアド交換しませんか!」とか色々言われた。

「僕は、女の子じゃありません!僕は、れっきとした男の子です‼︎後、私の方が兄です‼︎」

僕がそういうと、

「えっ‼︎そうなの‼︎可愛いね。」とか、「男だったのか、気付かなかった。」とか、「俺、男にアタックしてたのか、でも、こんなに可愛いならありかも・・・」とか、「こういう男の子だったらいけるかも・・・」とか、「本物の男の娘初めて見た」とか、人それぞれの反応だった・・・けど、後半嫌な悪寒が。

最後は、なんか違う気がするし。

ま、まぁ、気にしないでおこう。

というか、気にしたらヤバイ気がする・・・


始めはみんなよそよそしかったけど、終わる頃には、みんな仲良くなっていた。

「また、みんなでオフ会やろうねぇ〜。

もちろん、凛くんもだよ‼︎」

「おぉ〜、それはいいな‼︎また、会おうな凛〜」

「またね!凛ちゃん!」

「卯月ちゃんも、またやろうねぇ〜!」

「2人とも、またな‼︎」

「凛ちゃん×卯月ちゃん、このカップリング・・・いける‼︎」

帰りが、同じ方向の人も何人かいた。

まぁ、みんな途中までだけど。

その人たちとも、別れて僕と卯月だけになった。

「今日は、楽しかったね。あんなに表情をコロコロ変える卯月初めて見たよ。」

「貴方も楽しそうだったじゃない。凛ちゃん。」

「凛ちゃん言うな。また、あったら行きたいね。」

「そうですわね。」

この時の卯月の笑顔は、人形よりも全然美しく綺麗だった、いつも笑っていれば男だろうと女だろうと目を向けてしまうのだから、このオフ会は大成功だっただろう。

「・・・・・・何?」

「へっ?あっ、いやっ、卯月もこんな表情するんだなぁ〜と思ってただけ。」

「貴方は、私をなんだと思ってるのよ。」

「僕は、とてもとても可愛い妹だと思ってるよ。」

「・・・・・そう。」

「?」

「そろそろ、家に着くわよ。」

どうもセユです。

今回は、長くなっちゃいました・・・

オンラインゲームのオフ会って楽しいんでしょうか?

入ったチームによって違うと思いますけど。

さて、次回は時が戻ります。(一週間前に)

デートの話の皐月視点を書くつもりです。(絶対とは言ってない‼︎)

次回も、いつ書くか決めてませんが。

セ、ゆ霊、ゆ魔

「「「ゆっくり待っていてね‼︎」」」

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