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フリーダム親父の尻拭い  作者: 清喬
5/21

僕と夜月の初めてのSHOPPING Ⅰ(外食編)

この作品は、自分で書いたオリジナル作品です。

過度な期待はしないで下さい。


せ〜の

卯「さあ、始めるざますよ!」

皐「行くでがんす!」

夜「んがぁ〜!」

凛「まともに初めて下さい!!」

親父からの手紙通り口座には、僕たちの生活費の他に、夜月の服代と思われるお金が入っていた。

ということなので、買い物へいざ出陣!!

僕の家の近くには、ショッピングモール的な所がある。

この付近の人達以外知らない穴場スポット、ファミレスや服屋、ゲームセンター、ジュエルショップ、ブックショップ、ゲームショップ、アニ○イトなどがある。

なぜ、ア○メイトがあるんだろうか。

ここには、地下もあり、専門店が多い。

魚屋、八百屋、精肉店、電化製品店があり、かなり充実している。

今回は、地上にしか用はないけど。

服買って、さっさと帰ろう。

「お腹減った・・・」

そういえば、ずっといってたなこいつ。

こいつというのは、親父が拾ってきた猫だった人だ。

名前は、夜月だ。

「お腹いっぱいご飯食べさせてくれたら嬉しいな!」

某シスター服の女の子風にお願いしてきた。

「あんなに、食べるんなら丁重にお断りします。」

「太るから、あんなにたべないよ。というか、食べれない。」

まぁ〜、そりゃそうか。

「何か、食べたいものはある?」

「う〜ん、ラーメンとか食べてみたいな。」

「分かった。じゃあ、もうお昼過ぎだし、先にご飯食べるか。」

僕は、ここで気付くべきだった。

こいつは、夜月は、元々、猫だということに。

ラーメン屋のおっちゃんが、人懐こい笑顔で出迎えてくれ、ラーメンを注文しました。

「ヘイ、お待ち!!」

「ありがとうございます。いただきます。」

「・・・きます。」

夜月は、まだ慣れない手つきで麺を持ち上げて、口へ運んだ。

「熱っ!!」

「りん〜、熱くて食べれないよぉ〜。」

涙目で話しかけられた。

「だったら、冷やせばいいじゃん。」

「どうやって?」

「ふーふーして。」

「ふーふー?何それ、やって見せてちょうだいよ。」

「こう、ふーふーって。」

「それで、大丈夫なの?はむっ!!」

夜月は、僕かふーふーしたものを食べた。

「あっ、本当だ。ちゃんと食べれる。」

妹達以外に女の子に耐性のない僕はというと、

(今の間接キスになるんじゃ!!!)

ものすごい、動揺していた。

「どうしたの?」

「な、なんでもない!なんでもないよ!!」

「クスッ、変なりん〜」

自分の行動に何も感じない夜月がいた。純粋な子ほど、怖いというのはこういうことなのかな?

「いやぁ〜、青春だねぇ〜。ガッハッハ。」

ラーメン屋のおっちゃんが豪快に、笑った。

「お前ら、気に入った!!お前さん、名前は?年は?」

「僕の名前は、凛。栄井 凛と言います。歳は、15の高校生です。そして、こっちが栄井 夜月で、同じ15です。」

「あぁ〜、なるほど!!栄井っていうと、遊人んとこの息子か!!」

「へっ?なんで、知ってるんですか?」

「お前の親父さんとは、昔っからの仲でな。だから、懐かしく感じたのか。」

「お父さんの知り合いなんですか?」

「知り合いではない、ただの腐れ縁だ。」

「あいつの性格から考えるとあの子は、遊が困ってる子を養子にして、連れて来た子だな。」

遊というのは、父さんの昔のあだ名みたいだ。

「そうであるような、ないような。」

「そうなのか?」

「確かに、僕の親父はあの子を連れて来ましたが・・・」

僕は、少し考えたが正直に言おう。

「あの子、頭に猫耳とお尻の上に尻尾がついているでしょう。あれ、趣味なんかじゃなく本物なんですよ。」

「ということはどういうことなんだ?」

「あの子、元は猫だったんですよ。親父は、人間になることに気付いていたみたいですけど。」

「なるほど、そういうことか。よし、分かった。」

「信じてくれるんですか。」

「信じるも何も、昔、遊はそれに関するものを研究していたからな。それより、俺にもお前と同じ年の娘がいるから仲良くしてやってくれよ。俺の名前は、古瀬 真人だ。」

「ふるせ、ふるせ・・・・あっ、もしかしてあなたの娘って、古瀬 依里さんですか!?」

「良く分かったな。そのとおりだ。でも、本当に良く分かったな。」

「そりゃ、同じ学校で同じクラスならわかりますよ!」

「だから、この時間に飯食いにきたのかなるほど。」


「「ごちそうさまでした。」」

「おう、ありがとうな!」

僕達は、お金を払ってラーメン屋をあとにした。

作者(フルボッコだドン!)

BGM 千の風になって

作者に変わりまして、自分こと栄井 凛が代わりに後書きを書きます。

いやぁ〜、まさかラーメン屋のおっちゃんが父さんの腐れ縁で、古瀬 依里さんの親父さんだったとは(笑)

さて、次回は本格的にお買い物が始まります。

では、作者代理の栄井 凛でした。

まったね〜。

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