僕と皐月と卯月と夜月の初めてのBREAKFAST
これは、オリジナル作品です。
1から自分で考えた小説です。
過度な期待はしないで下さい。
僕が予想していたよりあっさりと誤解が解けた。
まぁ〜、夜月には、猫耳、猫尻尾が付いているし、手紙を見せれば親父の字だってみんなわかるし、当たり前か。
そんなこんなで、いつも通りの朝になった。
少し違うのは、家族が1人増えたことくらいか。
ただ、猫から人間になったから常識がないが。
でも、言葉はほぼ完璧だ。
どうやら、親父に手取り足取り教えてもらったらしい。
今は、朝ご飯を食べながらおしゃべりをしていて、僕の隣に夜月、正面に卯月、その隣に皐月という感じで机を囲んでいる。
僕は、夜月のお世話をしている。
「ねぇねえ、りん。これどうやって使うの ?」
「これか?これは、こうしてこう使うんだよ。」
僕が教えてやると、
「これをこう?うーん、よく分からないよ。」
僕が、また教えてやろうとすると、
「いい!!あともうちょっと、あともうちょっとだから。」
何度も何度もやって様になってきた。
けどな、箸にそこまで手間かけるなよ。
なんで、一本逆になってんだよ。持ちにくいだろう、いい加減気付けよ。
「うーん、こうかな?そうそう、こんな感じ。」
確かに、2本揃った。
揃ってはいるがなんで、細い方を持ってるの?それじゃあ、なんにも取れないよ。
ぐっ、すぽん。ぐっ、すぽん。ぐっ、すぽん。ぐっ、すぽん。ぐぐっ、すぽん。
太い方で、物を掴もうとして、箸から滑って取れない。
これを何度も繰り返していた。
僕、皐月、卯月は笑うのを我慢していた。
ぐぐっ、ぺちゃ。
箸から滑った物に付いていた汁が僕の頬にジャストミート。
それを見た、皐月と卯月は遂に吹き出してしまった。
「「ぷっ、あははは。」」
皐月と卯月は、見事に同時に、そして同じような笑い方した。
僕は、もちろん気付いている。
夜月はと言うと、
「???」
頭に、?を浮かべている。
皐月と卯月が笑っているもの、そう僕の顔の方を向く。
「あっ、りん。何か付いてるよ。」
ペロッ。
そして、僕の頬に付いていた汁を舌で舐めとった、そう舌で。
皐月と卯月は、笑った顔で固まった。
「あれ?私、なんか変なことした?」
「人は、舌で他の人の顔についたものを舐めない。」
「そうなの?やっぱり、人間のことはまだよく分からない。」
「こういう時は、ティッシュで拭いてやるのが当たり前だ。覚えておいて。」
「分かったそうする。」
僕は、内心ドキドキしていることを隠しながら、そう伝えた。
恥ずかしさによるものとびっくりしたことによるダブルパンチの感情のことだ。
「なるほど、そういう手もあるのか。」
「そうね。私の兄さまへの愛情表現のひとつとして使ってみようかしら。」
いつの間にか、元に戻っていた2人そんな話をしていたから、釘を刺して置く。
「そういう話は、本人のいない場所で話そうよ。」
「なっ!!くっ、気付かれたか。」
「兄さま、いつの間にそんなシックスセンスを身につけたの!?」
「いや、会話丸聞こえだから、かなり近くにいるんだから聞こえて当たり前だろう。夜月も聞こえただろう?」
「ふにゃ!!何のこと?」
食べ物に夢中になっていて聞こえてなかったらしい。
ふと、時間を確認すると、
「あぁ!!ヤバイ、時間がヤバイ。学校に行かないと!!」
みんな、急いでご飯を食べ終わると一斉に玄関へ向かう。
夜月が入っていた、箱を見ると紙切れを見つけた。
これを見つけたということは、もう全て解決しているだろうから、つつみ隠さず書いてもいいな。
凛、これから夜月は、お前と同じ学校で教室で勉強、常識を学ぶことになるからよろしく。
転校手続きは、全て済んでいるけど、制服はまだ出来てないから私服のままでもいいらしいぞ。
遊人
「「「はっ?・・・・えぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」」」
僕、皐月、卯月は一言一句同じに驚いた。
ちなみに、学校には僕だけが遅刻した。
2人は、すぐに行ったが、僕は夜月に服を着させてから行ったからね。
どうも、セユです。
今回は、breakfast(朝ご飯、朝餉)の風景を書いて見ました。
今回も、少し長くなりましたが、これからもこの調子で書いていきます。
次回からは、学校編ということで書いていきます。
それでは、また次回ノシ




