僕と夜月のRAINY SEASON
この作品は、完全オリジナル作品です。
1から自分で考えた作品です。
過度な期待はしないで下さい。
GW終了後、あっという間にこの時期になった
「む〜・・・、髪が戻らない・・・」
そう、湿気の多い季節・・・
主夫の敵・・・梅雨の時期である
ニュースで、一昨日から梅雨の時期に入ったと流れていた。
主夫の仕事を始める前の鏡の前の出来事である。
「もう、いくら櫛で流してもピョコンってなるし、洗濯物は乾かないし、部屋干しになるから結構、臭いが気になるし、だからこの時期、僕あまり好きじゃないんだよね・・・」
自分の髪と戦いながら、ボヤいている僕、栄井 凛はここ数分ずっとこうしている。
「あ〜・・・そろそろ準備しないと・・・」
僕は、ピョコンとなってる髪を手で弄りながらいつもの仕事に取り掛かった。
「あっ、おはようお兄ちゃん」
「おはよう、やっぱりこの時期は早く起きないと髪がね・・・」
「そう、めんどくさいよね〜・・・」
この子は、皐月。僕の義妹の双子の1人、まぁ性格は、スポーツ少女っぽい感じ、髪も短髪だし。
けど、そういう事を気にする女の子である。
まぁ、家事全般、全滅だけどね。
僕は、そういうの気になるけど、れっきとした男の子ですからね‼︎
「早く梅雨、終わらないかなー?洗濯物も乾きにくいし・・・」
「お兄ちゃん、毎年言ってるよね、それ」
「だって、ホントの事だし・・・それに、うちには梅雨の時期のボスが・・・」
「あぁ〜・・・あの子ね・・・」
「今回は、長い髪が2人いるし・・・」
「夜月は大丈夫じゃない?」
「いや、あの子は起きれればね・・・」
「・・・あの子、元々は猫・・・猫って朝起きるのは遅い・・・つまり、時間がないわけね・・・」
「その通り、だから申し訳ないけど卯月の方お願い、僕は夜月の方やるから・・・」
「・・・まぁ、1人で2人はね・・・分かったやっておく」
「うん、お願い」
「さて・・・そろそろボス達のお出ましだね・・・」
「そうだね、私、頑張る‼︎」
「心して掛かろう・・・」
オンラインゲームで、大型のボスが出てきた時の心構えでチャレンジです。
「おは・・・よう、お兄様・・・Zzz」
ボスのお出ましである。
この子は、僕の義妹の双子のもう1人、卯月である。
性格は、クールっぽい感じ。まあ、この子はロングだから梅雨の時期って天敵なのです。
この子は毎日、僕たちの家の中で目の前に現れるボスである。
相変わらず髪が爆発している。
「はいはい、おはよう。じゃ、髪整えるからここに座って」
「うん、ありがとう」
「それじゃ、皐月お願いね。夜月は、もしかしてまだ寝てる?起こす所からか・・・」
夜月というのは、元々は猫で僕の父さんが拾ってきたけど、直接的関係があるかは不明だが、昔、父さんが興味本位で手を出した研究の、降りそそいだ謎の物質によって人間になってしまった子。
「ちょっと、夜月起こしてくるね」
「うん、分かった」
夜月の部屋は、昔、父さんが使ってた部屋を使ってもらってる。
いつまでも、リビングじゃ嫌だろうからGW終わって、次の日には使ってもらっている。
「お〜い、もう朝だよ〜。起きないと遅刻するよ〜」
「・・・」
返事がない、やっぱりまだ寝てるみたいだ。
「入るよー」
入ってみたら、やっぱりまだ寝息をたてていた。
「お〜い、起きて〜」
僕は、体を揺すってみたが、一向に起きる気配がない。
「お〜い」
僕は、さっきよりも強く体を揺らしてみたが起きない。
「・・・お〜い、早く起きないとイタズラするぞ〜・・・って言っても起きないか」
よくアニメであるセリフを言って見たが自分で言って恥ずかしくなった。
急に目の前が暗くなって、顔に何やら柔らかい物が2つ押し付けられた。
「いいよーーー‼︎」
「むーー‼︎むーー‼︎」
「くすぐったいよう、りん〜♪」
「ぷはーーー‼︎い、いきなり何するのさ‼︎」
「あはは〜、りん、顔真っ赤〜♪」
「そりゃそうだよ‼︎い、いきなり胸を押し付けられたら‼︎僕だって一応、男の子なんだから‼︎」
「りん、かわいい〜♪」
「いつから起きてたの?起きてたのなら早く起きてよ‼︎」
「最初に体を揺すられた時からもう起きてたよ〜♪寝たふりしてても気付くかと思ってたのに気付かないんだもん、何だか面白くてついね♪」
「時間ないから、早く起きて‼︎」
「うん、分かった。んっと」
「うわぁーーー‼︎何で、服脱ぐのさ‼︎」
「?だって、りんが起きろって」
「そういう事じゃなくて、僕が部屋から出てから着替えてよ‼︎」
「?りんが早くしろっていうから」
「分かった‼︎分かったから早く降りてきてね‼︎じゃあ、待ってるから‼︎」
僕は、ささっと部屋を出た・・・
「??うん、分かった〜」
(夜月、少し成長した?・・・いや、いかんいかん、押し付けられて少し意識しちゃってるけど、ダメだダメダメ)
「みんな、おはよ〜♪」
「おはよう」
「おはよう・・・」
「ほ、ほら、夜月。髪整えるからここに座って」
「うん、お願い〜」
「朝、ホントに弱いの?なんか、すごい元気だよね」
「弱いけど、今日は、りんが体をはって起こしてくれたから、元気なのです!」
「う、う〜ん・・・嬉しいようなそうでないような・・・」
「・・・ん〜〜♪りん、上手いよね〜♪髪梳くの♪気持ちいいよ〜♪」
「ありがとう?」
夜月の髪は、とてもキレイな黒髪ロングで僕は、色々な髪型を試してみたいと思ってしまった。
卯月の髪もキレイだけど、あの子は、黒髪ロングが1番似合う。
「よし‼︎終了‼︎さ、朝ご飯食べよう」
「さ、学校行こう」
「天気予報だと、降水確率10%って言ってたけど、どうする?お兄ちゃん?」
「う〜ん・・・僕はいいや・・・邪魔になるし、それに折りたたみ傘あるし」
「そうね」
「あっ、夜月持ってないねそういえば、雨降るかわからないけど、一応これ」
「あ、ありがと〜」
「それは、自分で持っててね。僕たちみんなあるから」
「うん、了解〜」
外の天気は、ホントに雨が降るのかと、思うくらい晴れだった。
でも、僕は1つだけ、好きなのが・・・
雨が降った後のアスファルトの濡れた匂い、僕は、この匂いが結構すきなのです。
時間は、お昼休み。
天気は、どんよりとした曇天になっていた。
「うわぁ・・・空暗くなってるね」
「そうだね。雨降りそ〜」
「まぁ、傘あるから大丈夫だけど。あ、そうだ。僕今日は、放課後買い物行くから先に帰っててね」
「うん、わかった」
僕たちは、午後の睡魔との戦い(授業)に勝利していよいよ、学校の終わった。
「じゃ、僕はお買い物行ってくるから、気を付けて帰ってね」
「うん、分かった」
学校からスーパーまでは、そこまで遠くないから、学校帰りによく買い物をして帰る、そしてたまに先生に出会う。
「あれ?凛くん?こんにちは♪」
「あっ、颯人先生。こんにちは。先生もお買い物ですか?」
「うんそうだよ。甘〜いお菓子が無くなっちゃったから、まとめて買って置こうと思ってね♪凛くんって、確か家の家事全般受け持ってるんだって?大変だね〜♪」
「前までは、そうでしたね。今は、夜月が一緒に手伝ってくれてるから、少しはラクですよ。あの子、ほぼ完璧にこなすし」
「ヘェ♪そうなんだ〜♪2人して頑張ってるんだね〜♪それじゃ、体調に気を付けて、それじゃ、ま・た・あ・し・た♪」
「はい、それではまた明日」
「じゃ〜ね〜♪」
僕は、買いたい物を一通り買って店を出たら
「うわ!かなり降ってきてる。ゲリラ豪雨かな?傘を持ってきてて正解だったね」
僕は、鞄の奥底にあった折りたたみ傘をさして、家路につきました。
「う〜ん・・・夜月、大丈夫かな?」
心配はちょっとしてたけど、最近は1人で遊びに出てる事もあるし、しっかり帰ってきてるから、大丈夫だよね。
「気を付けて帰ってね」
「うん分かった」
私とりんは、別々に帰ることになった。
「これくらいなら、傘差さなくて大丈夫かな?初めての傘だったから差してみたかったけど、雨は降ってないし、少し残念・・・」
私は、家へは何度も1人で帰ってるから、大丈夫だけど、いつもは隣にりんがいるから、少し寂しい気持ちがする。
「まあ、少しだけ1人になるだけの事だから別にいいっか」
さて、早く家へ向かおう。
「ではでは、栄井 夜月!今から、お家に帰宅します!」
回りの人たちは、小さい子を見るような優しい笑顔をしていたけど、どうしてだろ?
まぁ、いっか♪
私は、少し前りんと、ラーメンを食べに行った商店街の近くにきた。
ついさっき、雨が降り出したから傘を差してる。
商店街の目の前のバス停の中で、雨宿りしてる人がいた。
「なんなのよ、これ・・・さっきまで、雨は降ってくる気配なかったから、傘学校に置いてきちゃったのよ・・・」
あの子は、私たちのクラスの子の古瀬 依里ちゃんですね。
「どうしたの?古瀬さん?」
「あら?夜月さんじゃない・・・さっきまで、雨降ってなかったから傘を学校に置いてきたのよ・・・まさか、こんなに降ってくるとは・・・」
「そうなの?あっ、じゃあこの傘貸したげる!私の家は、すぐだし貸してあげる!」
「えっ・・・でも・・・」
「いいのいいの!はいどうぞ!それじゃ、また明日ね!」
「えっ、あっ、ありがと?」
「うん、それじゃあね〜」
「ただいまー・・・って、誰も帰ってきてないの?夜月も帰ってきてないし、どこかで道草くってるのかな?とは、言ってももうすぐ帰ってくるだろうし、洗濯物とか乾かしておこう・・・・でも、その前に雨で少し濡れちゃったしお風呂入ろ」
僕は、お風呂の準備をしていると、
「・・・ただいま・・・」
元気ないけど、夜月が帰ってきたかな?
「おかえり、夜月。遅かっ・・・」
「りん・・・寒いよ・・・助けて・・・」
夜月は、全身ずぶ濡れになって、僕に倒れてきた。
「夜月!どうしたの?そんなびしょびしょになって傘はどうしたの⁉︎」
「えへへぇ・・・傘がなくて困ってた人居たから貸してきたの、私、いい事したよ。ね・・・褒めて・・・」
「分かった!お前は、いい事はした偉い偉い・・・でも、そんなびしょびしょになってたら、心配するだろ‼︎」
「私を心配してくれるの?へええ・・・ありがとね、りん」
「当たり前だよ。もう、家族なんだから‼︎ほら、ちょうど、お風呂沸かしてあるし、早く入って」
「ありがとう、でもりん、私元々は、猫なんだよ・・・猫って、体温低下しちゃうと、死んじゃうこともあるんだよ・・・それはなんでだと思う?」
「なんでって?」
「猫は、身体が冷えちゃうとね。思う様に身体動かせなくなっちゃうんだよ・・・それで、最終的に凍え死んじゃうんだよ・・・」
「でも、今は人間でしょ」
「確かに。でも、猫だったらもう私、死んじゃってるよ・・・人間だったから、ここまで帰ってこれただけ、でもやっぱり猫だからもう身体が思う様に動かないの・・・だから、りん私をお風呂に入らせて・・・」
「はっ⁉︎えっ?いや・・・」
「・・・寒いよ、りん・・・」
「わ、分かった、分かったってば!」
「うん、おねがい・・・」
僕は、皐月達が帰ってくるまで、待とうかと思ってけど、夜月の辛そうな姿を見てられなくて、僕は、服を脱がせお風呂へ入れてあげた。
「あったか〜い。ありがとうね、りん♪」
「う、うん、それじゃ、僕は戻るからね?」
「ちょっと待って‼︎りん!りんの服もびしょびしょじゃない‼︎私のびしょびしょの服を持ったから!大変!りんも脱いで風邪引くよ!」
「いや、いいよ‼︎今脱いでも入れないし!」
「何言ってるの?まだ、こんなにお風呂空いてるよ」
「はっ⁉︎いやいや、一緒に入るってこと⁉︎ダメでしょ⁉︎」
「う〜・・・だって私のせいで風邪ひかれるの嫌だもん・・・」
「うっ・・・そんなこと言われたら断れないよ」
「ホント‼︎じゃあ、早速・・・」
「自分で脱げるから‼︎」
「逃げられるの嫌だから、脱がせちゃってささっ、入れちゃおう〜♪」
「うわぁぁぁぁぁ‼︎」
「えへへ♪2人で入ると楽しいね♪」
「あ・・・えっと・・・そうだね・・・」
今の状況を説明すると僕と夜月、対面で入ってる。まぁ、簡単に言うと・・・
(丸見えだから、目のやり場に困ってるんですよーーー‼︎)
「ね、ねぇ・・・僕はもうあったまったからそろそろ出たいんだけど・・・」
「?そう?私は、もう少しあったまってるけどいい?」
「全然、大丈夫だよ、それじゃ僕は先に出るね」
僕は立ち上がった、夜月は対面に座ってる。
「わっ・・・・(じーーーー)」
「ちょ、どこ見てるの⁉︎」
「だ、だって、目の前にきちゃったんだもん・・・」
お互いに顔を赤らめていて、気まずくなってしまった。
「じ、じゃあ、ご飯の準備してるから、ゆっくり入っててね」
「う、うん。ありがと・・・」
僕は、逃げるようにそそくさとお風呂を出た。
ご飯の準備をしてると、皐月たちが帰ってきた。
「お腹減った〜〜」
「今日も1日終わったわ・・・」
「おかえり、ご飯にする?お風呂、湧いてるけど、今、夜月が入ってるし」
「ん?私?私はもう上がったよ〜♪」
「だって、次誰か入れば?」
「私は、ご飯食べる!」
「そう・・・なら私が先に入らせてもらうわ、雨で少し濡れてしまったし、先にご飯食べてて」
「うん、分かった」
「私もご飯食べたら、すぐにはいるから、よろしくね〜」
面白い事に、皐月がご飯食べ終わると共に卯月がお風呂から上がってきた。
「ナイスタイミング!」「イェーイ」・・・
パンと、ハイタッチをして皐月はお風呂を向かっていった。
ハイタッチはする必要あったのかな?
梅雨の時期は、まだ続くだろうけど、今日みたいなことは、起きないことを願おう・・・
どうも、おはこんばんちはセユです。
今回は、梅雨のお話です!
湿気が多い日って、洗濯物乾くにくいんですよね・・・
今回は、少し大胆にして見ました。
アニメのあるあるですけどねw
相変わらず不定期ですが、また、次回お会いしましょ〜♪ではまた。




